kakigoori443
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皆様、セッション終了お疲れさまでした。
約二か月半、楽しませていただきました。
PLとしてはイロイロ突っ走りすぎたところもあり、ご迷惑をおかけしました。PC的にはどうにもダイス運が悪く完全燃焼とはいきませんでしたが、目一杯動き回ってくれたと思っています。
約40回のダイスで、６ゾロ２回１ゾロ２回は多すぎるとも言えませんが、出るタイミングがなぁ・・・。
最後の防御専念中の２連続回避失敗はさすがにへこみました。
確率論に走るとダイス運に見放されるとはよく言ったものです。フィアファネスの２連続武器交換失敗もそうですが、作戦自体は私が立てたようなものなので結果に結びつかず申し訳ない限りです。
戦術的には妥当だったと今でも思っていますが、もうちょっと何とかできたのではないかと反省しきりです。１２月は繁忙期の為、セッション参加はできませんが、また機会があればご一緒ください。それではまた。
試合エリアを出て砂浜に仰向けで倒れこむ。
私がリタイアした後、フィアさんの攻撃が当たって御曹司も敗退、一気に試合の流れは変わった。
動揺した御曹司のトリマキ達はミスを繰り返し、トマトは次々と潰されていく。（悔しいなぁ・・・。）
フィアさんが一気に挽回しているけれど、私の感覚的にはミッション失敗に近い。
御曹司のトマトをひとつツブしたものの、逆に私のトマトは３つとも彼に潰されたワケで、要するに返り討ちにあったのだ。
クーザーさんと２人がかりで完敗した、というのが率直な感想で、これが実戦だったら死んでいてもおかしくない。
精霊魔法が使えなければ足手まといでしかないという現実。（お父さん達が私を守るワケよね・・・。）
歓声が上がり、試合終了のアナウンスが入る。
（最低限の仕事はした、ということでいいのかな・・・。）
私は滲んだ空をぬぐって立ち上がった。
フィアさん達を笑顔で向かい入れる準備をしないといけない。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
表彰式はツツガなく（？）終わり、観客は次々と席を立って離れていく。
まばらになっていく会場は一気に祭りの後の雰囲気に包まれていく。＞「トルテ、フィア、それぞれの所属に戻って、騎馬戦の跡片付けだな。」
すっかり忘れていたけれど、お仕事は待ってくれない。
「はぅぅ。参加者トクテンで免除されないんですかぁ？」
疲労感に拍車がかかる。
「ところで、フィアさんは従業員じゃないですよ。
いいなぁ、私もユウガに船旅してみたいなぁ。」せめてイベントくらいは、お仕事抜きで楽しみたい。
参加報酬で少しは潤うとはいえ、村に帰るにもイロイロと入り用、というかまずは生活するにも一苦労な状況を改善しないといけない。＞「じゃああな！」
クーザーさんが手を振りながら去っていく。
私もそろそろ行かないと・・・。「あ～あ。トマトでべちょべちょ。
ちょっと、洗い流してきまーす。」海に向かって走り出す。
頬に付いた砂も、うまくいかなかったモヤモヤも、全部なかったことにしてしまいたかった。「太陽のバカヤロー！」
メいいっぱいの大声を出して、私は海に飛び込んだ。
「塩っぱい！」
後でオコゴトが待っているにしても、今は何もかも忘れて叫びたかった。
「トマトなんか大っ嫌いだぁ！」
「けほ」
下段に突き出された御曹司の剣が私のお腹のトマトにヒットする。
当たったのはトマトだけれど、結構イタイ。
なんとか体勢を立て直して落下はまぬがれたけれど、相手を調子づかせたのは極めてマズい。（しっかり、しなきゃ・・・。）
矢が飛んでくるかもしれない後ろに気を取られたとか言い訳にもならない。
私が盾にならないと、フィアさんは弓を打てない・・・。（お父さん達なら、こんなことには・・・。）
どこで間違えたのだろう。自分の未熟さを思い知る。
一番大事なところで、こんなヘマをするなんて・・・。
後ろからフィアさんが駆け寄ってくる。
武器は・・・変わっていない。（ゲームなんだから、べつに死ぬわけじゃないんだけどなぁ・・・）
私のことを見捨てて、もう一度、武器交換すれば良かったのに。
少なくともあと一回は私が攻撃を防げたんだから。（私じゃあまりにも頼りなかった、ってコトよね・・・。）
一番のお姉さんだから、守られるというワケにもいかなかったのかもしれない。
「やって、くれたわね！」
虚勢を張って御曹司をイカクする。
トマトの数は同じだけれど、相手のほうが１回りも２回りも上だ。
防御に徹して、攻撃が緩んだトコロで反撃する・・・つもりだったのだけれど。「ちょ、マズ・・・」
防ぎきれず、馬から落ちる。ご丁寧に胸のトマトも潰れていた。
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先のＲで回避の数値が間違っていました。+5が正しいです。結果は変わりませんが。
防御専念 2ｄ6+5 Dice:2D6[1,1]+5=7 ⇒ １ゾロ失敗
防御 ｒ0+1 Dice:R0[2,2:0]+1=1 ⇒ トマト破壊トルテもリタイアです。
>「（驚）ま……まぐれに決まってる！」
「トマトなんだから、思いっきり当たったら潰れるわよ！」
正直なトコロ、当てたのはかなり運だったとは思う。
トマトが最後の一つになって冷静さを欠いているみたいだから、気づかれないうちに畳みかけないと。「それとも、何かあるのかしら。アヤシイわね！」
目を反らす御曹司。
（やっぱり何かしてたんだ？）
顔色まで変わって、どうにも落ち着きがない。
＞「ちくしょう！！」
どうも私以上に試合会場の外の様子を気にしているみたいだけれど、とにもかくにもコイツの気をフィアさんから逸らさないといけない。
「さっきまでのイセイはどうしちゃったの！」
背中に目があるわけじゃないから、フィアさんが弓を手にできたかどうかまでは分からない。
でも、後ろから弓が飛んできてもいいように、全神経を集中する・・・。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
防御専念(回避1）： 2D6+6 Dice:2D6[3,2]+6=11 ⇒回避成功
防御専念(回避2）： 2D6+6 Dice:2D6[1,1]+6=8 ⇒回避失敗
防御ロール : ｒ0+1 Dice:R0[4,6:3]+1=4 ⇒トマト破壊予備ダイス1 : 2Ｄ６ Dice:2D6[3,6]=9
予備ダイス2 : 2Ｄ６ Dice:2D6[6,1]=7＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
フィアファネスが弓をゲットしていたらの話ですが。
背後からの攻撃でもペナルティはないとの言質もありますので、誤射覚悟で撃っちゃってください。
防御専念しているし、何とかなるでしょ。＞「やりやがったなー」
どうやら、、クーザーさんのトマトがツブされたみたい。
残り一つ。もう、彼は後がない。
私の攻撃はというと・・・「なんでさっきのが、当たらないのよ！！」
完全に劣勢。このまま続けるなら私達に勝ちはない。
（多分、弓じゃないと勝てない・・・）
フィアさんが武器交換したとしても、クーザーさんが持ちこたえられなかった場合、フィアさんが攻撃を受けてしまっては意味がない。私がの盾になれる位置に移動しないと・・・。
「フィアさん、下がって！」
武器交換が運次第なのもあるけれど、即席チームの私たちの連携がうまくいくかどうか・・・。
「あなたの高い鼻へし折ってあげる！」
私は御曹司の背後を回り込んで攻撃を仕掛けた。
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御曹司の背後を回るように「の10」（フィアファネスが今いるところ）に移動しながら攻撃。
＊フィアファネスが移動しなかった場合は、「お11」へ移動攻撃御曹司を攻撃 2ｄ6+4 Dice:2D6[6,6]+4=16
ダメージ ｒ0+2 Dice:R0[2,3:0]+2=2フィアファネスが次Rで攻撃を受けない（1３マス以上離れている）位置はトルテが援護攻撃できない距離でもあります。
また移動力が相手のほうが上である以上、クーザーが離脱した場合は、事実上、詰んでいることになります。
したがって、トルテがうっとおしいから先に潰す、という状況を作らないとフィアファネスは弓攻撃できません。
トルテが無視されたらそこまでですが、フィアファネスが真後ろ（「の5」あたり）に下がることを想定して、「の10」への移動を宣言します。クーザーのトマトが残り一つという状況になりました。
クーザーが攻撃を宣言した場合、チャラ男がクーザーのトマト破壊する確率は２刀流で約45.8％×2
トルテとクーザーの同時攻撃だったとしても、ざっくり1/2の確率でトマトを潰されます。トマトを潰したクーザーをチャラ男が放置するとも思えないので、戦況が変わるまではクーザはひたすら防御専念耐えるしかありません。
ちなみに、クーザーが防御専念した場合でも約14.2％（正確に計算しなおしました）×2の確率でトマトを潰されます。
２刀流をやめた場合でも約26.2％なので、２刀流をやめる可能性はまずないと思います。
耐えれても4Rという数字ですが、その間に堕とさなくては勝機はありません。
トルテは攻撃をこれ以上高めることができませんので、確率を上げられるのはフィアファネスの弓攻撃となります。ところでチャラ男ですが、フィアファネスが弓を手にしたとき、どのような行動になるでしょうか？
私は、SW世界でエルフが弓が上手いという認識はない（精霊使いのLvのほうが高いイメージ）のですが、世間一般的にはエルフ＋弓＝脅威と捉えられると思います。
クーザーと比べてどうかというと微妙なトコロですが、クーザーとフィアファネスのダブル攻撃は十分にありうると思います。
フィアファネスは少し離れておいたほうが無難です。
というより離れることによって、チャラ男にどちらを攻撃するかの２者択一を迫ることができます。
普通に考えればクーザーを堕としてからフィアファネスの攻撃に回るとは思いますが、フィアファネスへの攻撃に切り替えたときは、クーザーが攻撃できるようになります。武器交換のルールでは、「最寄りのスタッフを呼びつけ、オモチャ武器の補充や交換を受けられますが（１ターン分の行動扱い）、得られる武器は１Ｄ６をふって決めます。」とあります。
移動が一切不可とは書かれていません。攻撃を受けているのでなければ静止移動（3ｍ）は可能と思われますが、どうでしょうかね、ＧＭ？
具体的には、の10⇒の7 を想定していますが。気弱黒服＆リズリサは後がなくなり、キザ男達の動きもきになるところではありますが。
（蜘蛛を見ると性格変わるとか、二重人格的な設定かなぁ？）海賊王チャラ男のトマトが硬いという事実が判明しましたので、一応再計算。
トマトの防御力が4だとするとトルテ トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約17.4％
クーザー トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約38.2％
フィアファネス
両手剣 トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約11.6％
弓 トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約42.1％トマトの防御力が5だとすると
トルテ トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約11.6％
クーザー トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約30.1％
フィアファネス
両手剣 トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約7.0％
弓 トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約24.3％因みにリズリサ（気弱黒服）の敏捷度が3なので、防御専念で回避は2D+5と思われますので、回避確率は約83.3％。
防御できる確率も役27.8％あるので、被弾期待値は約12.0％、3人から攻撃されているので約36.1％。
そこまで当たる数字（6～8R耐えられる）じゃないんですが、出目が悪かったんですかね。
ラスト1個なので後3Rくらい耐えられれば御の字というところでしょう。
もしかしたら、子分ズもズルしている可能性はあるのですが、さてどうでしょうか。クーザーが堕ちた時点で負けが決定的になるので、
現状では、クーザーは防御専念せざるを得ず、フィアファネスは弓交換一択、の状況かと思います。＞「（驚）ば……ばかな……？！」
（？？？？）
攻撃を受ければ潰されることがあるのは、驚くようなことではないハズ・・・。
「もしかして、ズルしてます？」
御曹司にしてみれば一番の強敵はクーザーさんなので、彼をを集中攻撃するのは当然といえば当然なのだけど、どうもひっかかる。
横目で見ていたが、リズリサさん達はもう後がないみたい。
さっさとケリをつけないと・・・。「全集中！ズルは見逃さないわよ！」
私はクーザーさんへの集中攻撃を解除すべく、出来るだけ大きな声を出しながら御曹司（のトマト）を攻撃した。
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御曹司を攻撃 2ｄ6+4 Dice:2D6[3,5]+4=12
ダメージ ｒ５＠12+2 Dice:R5@12[5,3:3]+2=5「・・・・・」
作戦会議で話がちゃんとまとまらなかったのがイタイ。
（ああっ、もう！ なんであなたまで挑発するのよ!!?)
一番剣の実力のあるクーザーに攻撃させないための挑発だったんだけれど、にわかパーティでは致し方がないのかもしれない。
（そういえば、おせっかい焼きなんだっけ？）
私やフィアさんに攻撃をさせない為にしたのだろうけれど、モクロミが外れて、私は頭を抱えそうになった。
もっとも御曹司が２刀流になった時点で半分以上破綻はしていたし、そもそもノッてくれればラッキーくらいの作戦ではあったのだけれど・・・。「口ほどのことはあるのね。」
私達の攻撃は躱され、クーザーはトマトを潰され、リズリサさんの「二回りは強い」という言葉をを実感する。
生死が掛かっているワケではないけれど、正直勝てる気がしなかった。「フィアさん、弓！」
フィアさんは筋力がない分、近接戦闘では私よりもダメージが通りにくい。
希望通りの武器が得られるわけじゃないけれど、彼女の弓のほうが私の攻撃よりもまだ望みがありそうだった。「亜人間で、悪かった、わね！」
ダメ元で攻撃をかける。
躱せる自信はないけれど、注意をこちらに向けないとフィアさんは武器交換できない。
フィアさんが弓を持てば、戦局は変わるかもしれない。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
御曹司を攻撃 2ｄ+4 Dice:2D6[4,1]+4=9
ダメージｒ5＠12+1 Dice:R5@12[3,4:2]+2=4
回避 2ｄ6+2 Dice:2D6[3,2]+2=7(回避失敗)
防御ｒ0+1 Dice:R0[1,4:0]+1=1(破壊）
＊追加ダメージの数値を間違えていたので修正。
敵データが公開されましたので再検証。
攻撃力／ダメージ ／回避 ／防御
【海賊王チャラ男】2d＋４／０ﾚｰﾄ ＋４／2d＋４／０ﾚｰﾄ ＋１
【愉快仲間ｂ～ｄ】2d＋２／５ﾚｰﾄ ＋２／2d＋２／０ﾚｰﾄ ＋１まず、根本的にチャラ男の回避力を読み間違えていました。というか、回避力の計算をそもそも間違えていました。
軍馬役は1Lv戦士扱いなので、敏捷度12の場合、ボーナスが＋2なので、２D＋３＝回避力11 だったんですよね。
Ｌｖ2の軍馬はいないと予測していたのですが、さすがは大将、馬は子分ズ（戦闘技能1Ｌｖ能力値ボーナス＋1）よりも優秀なようです。子分ズは（計算を間違えていたとはいえ）数値は予想通りでしたから、とりあえず置いておくとして、当面の攻撃目標であるチャラ男について考えてみたいと思います。
上記数値はフィアファネスのみの攻撃時ですので、２刀流の現在は攻撃力2d＋２/2d＋２の２回攻撃となります。ＰＣズは回避力が同じ（2d＋２）なので、回避確率は21/36（約58.3％）、被弾期待値は約43.3％です。
２回攻撃なので、誰も防御専念しない場合は10～11R持ちこたえる予想です。
対するPC側の攻撃は、トルテ トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約30.1％
クーザー トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約40.5％
フィアファネス
両手剣 トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約17.4％
弓 トマト破壊確率（攻撃成功＆防御点突破） 約48.6％と、前回計算時の半分近くまで悪化しています。
全員が両手剣で攻撃した場合の破壊確率は約88.0％なので、それでも4Rくらいで堕とせるはずなのですが、２R終了時点でひとつも潰せてないんですよね・・・。ちなみにクーザーはダメージ決定で１ゾロ以外でトマトを破壊できますので、強打する意味は全くないです。（演出でしたんだろうけれど）
フィアファネスは誰かのトマト残り一つになった場合には弓をを選択することが必須になりますが、2個の時点でするかどうかは判断が難しいところです。なにせ弓が選べる確率は半分ですからね。
期待値は3R以上かかるなら弓に交換したほうが高くなるので、1～2Rかけてでも交換することを勧めますが、チャラ男のトマトが2つ以下で3人で攻撃できるなら3Rで片がつく可能性が高いんですよね。実に微妙です。
ただ、３Rでトルテが被弾することは確定していますので、もう一回トマトを潰されるとジリ貧になる可能性が高く、早目に弓に変更するほうが無難な気がします。
また、チャラ男のトマトが1つになり防御専念した場合は当てやすい弓のほうがいいというのもあります。
ちなみにチャラ男が防御専念した場合クーザーの攻撃が通る確率は約5.3％（6ゾロで攻撃成功か、1ゾロの回避失敗）
フィアファネスの弓は約10.9％。泥仕合の様相です。
当然、部下は戻ってくるでしょうし、一気に戦況は混沌とします。
できれば、一気にトマトを潰したいのですが、こればかりは運ですからね。その確率を上げたいところです。チャラ男の統率がとれていない、というのはとらなくても勝ててきたことの裏返しで、結構クレバーな戦い方をしているようにも見えます。
（よし、分断に成功）
戦闘の基本は、有利な状況を作り出し、それを維持し続けること。
冒険者の両親から教わった方法で、要するに先手必勝＆集中攻撃で相手の数を減らして数的優位を拡大させるという戦術？戦略？（どっちだっけ？）なのだけれど。
村でお留守番していたからダンジョンではどうだか知らないけれど、野戦の場合は相手が有利をとれずにジリ貧に陥るとたいていは撤退してくれたし、リーダー格を倒されると尻尾を巻いて逃げて行った。〉「人数頼みでイキっちゃって、カッコいっすね！
〉 何々こいつら彼女さん？ 超ウケるんすけどｗ
〉 うわーぴんちだわー、じゃあ奥の手使っちゃおっかなあｗ」飄々としているあたり、この御曹司は戦闘リーダーの資格はあると思う。
だからこそ先に堕とさないといけない。「彼氏でも、何でもないですけれど！」
そもそも彼氏彼女というカンケイ自体がよく分からない。
両親はコイビトカンケイだったから一緒にいるワケで、それが今も継続しているということは、あの夫婦喧嘩こそが関係そのものということになるんだけれど、どうにも理解できないのよね・・・。「一番イキっている人が言っても、説得力ないですよ！
超ウケる！！」口調をマネて挑発してみた。
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半包囲を継続（移動なし）
御曹司を攻撃 2ｄ+4 Dice:2D6[3,5]+4=12
ダメージ ｒ5＠12+2 Dice:R5@12[4,6:5]+2=7>「……具体的なセリフをいくつか言ってみてくださる？」
リズリサさんの表情がだんだん消えていく。
と、とにかく空気を換えないと！「そうですねぇ…。」
視線がどうしても明後日のほうを向く。
リズリサさんのジト目が怖い。「キンギョの糞はお呼びじゃないのよ、とか」
「あなたなんか、眼中にないわ、とか」
「他人の骨を嘗め回すナメクジ男、とか」
「犬にも劣るコボルド野郎、とか」ほとんど村の奥様方から聞いた悪口だけど。
「お供がいなければ何もできないボクちゃん、とか」
「群れなければ何もできない、ムレムレ男、とか」
「ヒト皮剥いてから出直してきなさい、とか」
「小さい男に興味はないわ、とか」とにかく、小さいとか、貧弱とか、貧相という言葉に男は弱いんだとか。
親指と人差し指でコの字を作ってあげると効果テキメンらしいけれど、軍馬役だとそこまでできないから言わなくてもいいかな。
正直、意味のよく分からないものも多いんだけど、そのうち分かるようになるからと教えてもらえなかったのよね・・・。
ホントどういう意味なんだろう。「村長の奥様が言うには、コケン？をシゲキしてあげると燃え上がるらしいですよ？
かなり経験豊富な方で、子供の数で旦那を村長にしたそうですから、実績のある台詞だとは思いますよ。」おかしいなぁ。
日差しはますます強くなっているのに、気温が下がった気がする。
ウインドボイスは冗談だったんだけれど、>「……たぶん、運営に止められると思いますわよ？」
意外とマジメな人なのかもしれないなぁ。
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決勝戦が始まった。
リズリサさんに向かって御曹司の部下達が殺到する。
敵が離れていくので、私が攻撃できる相手はいない。>「ちっ、こっちの人もどきで我慢してやるか」
御曹司がフィアさんのところに向かう。
（かっちぃーん）
自分に向けられた台詞じゃないけれど、頭にきたわ！
心置きなく攻撃できそう。「突撃ぃ！」
馬役に、合図を出す。
クーザーさんも動いた。「逃がさないんだから！」
背後に周りんで御曹司の半包囲すべく、馬役に指示を出した。
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「の12」に全力移動。御曹司と部下を切り離しにかかります。武器は両手剣です。
会議所において、フィアファネスの名前が、途中からフィアフィネスになっていました。
申し訳ございません。すべて修正したつもりですが、漏れがあればご指摘ください。
（ちなみに冒険日記は、ほぼ「フィアさん」でした。修正箇所はありませんでした。）さて、決勝戦が始まったわけですが、ＧＭにいくつか質問があります。
1．リズリサが防御専念になっているが、可能なのか？
2．敵と隣接したマスを通って移動できるか？
（具体的には、クーザーは１Ｒ目で「の12」に移動して敵aを攻撃できるか？）
3．敵の移動で接敵後、攻撃開始前に移動（退避）及び弓攻撃できるか？
また、攻撃遅延を行い、回避後に移動＆弓攻撃は可能か？
（具体的には、フィアファネスが敵ａとの戦闘を回避できるか？ 弓攻撃できるか？）
4．半包囲されている状態で、移動できる範囲はどの程度制限されますか？
（具体的には「の11」にいる敵aを「の10」「の12」「ゐ11」で囲んだ場合、次Rに移動できる範囲は？）
5.射線上に仲間がいるとき、行動遅延を行い、仲間が移動（射線から外れた）後で弓攻撃は可能か？
6．武器選択はポジション決定後ですか？決定前ですか？
（クーザーの位置であれば弓は選択できるが、配置不明の段階ではまず選択できない）
7.試合前に会場にウインドボイスをかけることは反則になるか？以上回答をお願いします。
リズリサさんの反応は弓は得意ではないということなのだろう。
なんとなく想像はついていたけれど、やっぱり、という感じ。「言葉で攻撃、というと言い過ぎかもしれませんけれど・・・。」
どうも私の提案の意味を掴みかねているようだったので、言い方を変えてみる。
「つまり、リズリサさんの魅力で殿方を誘導するんです。
誰でもできるワケじゃないけれど、リズリサさんならできると思います。」私がナンパ男から言われたクドキ文句だけれど、かなり攻撃力なある言葉なのは間違いない。
なにせ、私が引っかかったんだから・・・。「普段どおりしていれば、黒服さん達がほうが寄ってきてたじゃないですか。
同じように、あの御曹司達の行動をアヤつるんです。」要するに相手を怒らせて的になれ、と遠まわしに言っているワケだけれど、うまく伝わっているかなぁ。
「魔力なしのチャーム、というのが近い・・・かなぁ？」
ファナティシズムのほうがもっと近い気はするけれど。
「円満家庭では妻が夫を意のままに操ると言いますし。言葉って馬鹿にできないんですよ？」
言葉数はかなり多くても、夫婦喧嘩が絶えない家庭もあるけど。
思い出したら、ノドの下のほうが痛くなってきたわ。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＞「これなら多少はマシに動けますわ。
＞ 意見は違えても、クーザーさんにあの男を任せる。この一点は違わないのでしょう？
＞ ならば、彼が動きやすいよう、わたくし達はわざと遠のいて、他を引きつけてみますわ。
＞ 強いと思っている小物には逃げるそぶりを見せたほうが、弁を用いるよりも効果的だと思いますわ」運営に掛け合って、軍馬役と騎手役の交代がみとめられたとのこと。
あまり動けないのは変わらないかもしれないけれど、確かにトマトを潰す力は気弱黒服のほうが強そうに見える。「軍馬でも口は使えますよ。ご健闘を！」
この騎馬戦では回避力は大差がないから、攻撃力が高い相手をいかに早く堕とすかが勝負よ。
リズリサさんには悪いけれど、援護はできない。「声が届きやすいように、シルフにお願いしておきましょうか？」