灰の城と真紅の鐘

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  • このトピックには44件の返信、3人の参加者があり、最後にオーコにより16時間、 7分前に更新されました。
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    トピック
  • #3775
    オーコ
    参加者

    オランの市場通りから外れた路地、潮風が吹き抜ける石畳の先に**《銀の麦束亭》**はあった。
    扉を押し開けると、木の梁と分厚い板壁に囲まれた室内は、昼間でも少し薄暗い。
    暖炉の火が赤く揺れ、燻った薪の香りが漂う。

    壁際のテーブルでは港の労働者が黒麦ビールを煽り、旅芸人らしき女がリュートを爪弾いている。
    カモメの鳴き声と遠い波音が、窓の外から微かに混じって聞こえてきた。

    たまたま同じ時刻に店へ入り、同じ丸テーブルに相席することになった二人の冒険者。

    二人の間には、まだ馴染みきらない沈黙と、かすかな警戒の空気が漂っていた。

    その時、カウンターの向こうでジョッキを磨いていた店主ハロルドが声をかけてきた。
    片足を少し引きずりながら、ゆっくりと二人の席へ近づく。

    「お前ら、冒険者だな? そういや丁度いい話があるんだ。」

    ハロルドは丸椅子に腰を掛け、低い声で語り始める。

    「昔、サーダイン王国っていう、それはもう大きな国があったんだがな……やがて滅びちまった。
    でかい国が消えりゃ、小国がいくつも立ち並ぶもんだ。
    そのひとつにエストレグナって国があってな……オランから北へ歩いて三日ほどの場所だ。」

    ハロルドは黒麦ビールをひと口飲み、声を少し落とした。

    「そこには無人になった灰色の城があるんだが……先日、そこの鐘が鳴ったんだよ。
    あの鐘は、王族しか鳴らせない“真紅の鐘”だ。
    もし誰かが鳴らしたなら、ただ事じゃねぇ。」

    暖炉の火がぱちりと爆ぜ、店内のざわめきが一瞬遠のく。

    「ギルドは調査に動きたいが、手の空いた腕利きがいねぇ。
    ……お前ら、行ってみる気はないか?」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    お待たせしました。

    セッション始まりました。
    久しぶりなので緊張してます笑

    お手柔らかによろしくお願いします。

14件の返信を表示中 - 31 - 44件目 (全44件中)
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    返信
  • #3811

    お待たせしました(土下座)

    >こちらが知り得た情報は、逐一報告されたと思ってください。
    >まめに会話の体裁にするのがちょっと大変でw

    了解ですありがとございます!
    ばっちり受け取りました。

    ――――――――――――――――

    城門の封印が解かれる。

    (開いた)

    先に誰かが通っているというのに、得も言えぬ高揚感。
    先をゆく誰かは友好的だろうか?
    いや。恐らく敵対する。
    かといってこのたいまつを消すにはもったいなかった。

    こんな古い城、ブラウニーは狂ってそうだからあえてスルーする。

    >「ってことは玉座の間ってヤツすか……」

    「だろうな。にしても随分広いぜ」

    >「オレ足跡確認するっす」

    「わかった頼んだ。おれも下気をつけながら・・・鍵が開くか調べる」

    入口近くの左右の部屋の鍵を調べ、鍵開けを試みた。

    (ぐ。やはり手が利かん)

    上手く開かなかったら仕方ない。物理的衝撃で鍵、もしくは扉を破壊しよう。

    ――――――――――――――――

    城門前に残っていた、大型犬と人間の足跡は、随分以前のものだったらしい。
    随分以前のものにしても、封印を解いて中に入れたという事実は変わらない。
    奥で死んでんだろうか。

    「この城は沼の上にでも建ってんのか?」

    クロイが調べてくれた足跡の様子と、そういえばさっき開けた石棺のそこも水っぽかったよなあ。

    「と。そういえば」

    ポケットからギルドのメモを取り出す。

    >二、未探索または探索困難区域
    >1. 西棟封鎖地下室
    > 古い城郭図には明記されているが、現地では厚い扉に特殊錠前が取り付けられ、未だ開錠例なし。
    > 内部には王家礼装や宝器が眠るとの口伝あり。
    > 噂では「赤い鍵」が必要とされるが、実物の所在は不明。
    >2. 鐘楼隠し収納
    > 主塔最上階、王の鐘直下に小部屋ありとの証言複数。
    > ただし昇降路は半壊状態で、足場崩落の危険大。
    > 中には儀式用武具や宝飾品が保管されていたとの古記録が残る。

    「宝の場所。西棟封鎖地下室。ってどこだこれ。
     鐘楼・・・はまだ先だな。
     そんで、危ない場所は・・・」

    >三、危険区域(死亡報告多数)
    >1. 大広間の呪縛鎖
    > 床一面に淡光の鎖。接触者は全身を拘束され、天井からの落下刃・槍により死亡する例多数。
    > 【ディスペル・マジック】、もしくは特定の鐘音による解除が可能との未確認情報あり。
    >2. 地下水路の「黒沼」
    > 一見ただの地下水だが、底に不明生物が潜む。
    > 生還者証言によれば、水中で赤い目が光った瞬間に接触が発生し、即座に沈められる。
    > 武器による反撃例はあるが、有効打の確認はなし。

    「・・・大広間って、ここか?」

    おれはクロイを見た。

    「呪縛鎖、魔法のトラップが床一面にある場所があるらしいぞ・・・。
     パッと見る限り・・・奥の、玉座の両脇の部屋はそうじゃなさそうだな。
     とても都合の良い解釈をするなら、農村の人間が聞いた鐘の音ってのは、このトラップを解除するためのものだったら楽なんだがなー」

    そして・・・

    「黒沼って、あの大穴のところだろ。もしかして石棺の中のネズミって、沼の主に捧げる生贄だったとか。農民が週イチで捧げに来てるとかだったりしてな」

    まあ想像。こんなことなら石棺の底の割れ目をもっと調べてくればよかったな。
    あのときはどうしても、早く城門の封印を破りたかったんだ。
    自分の衝動性に後悔。

    「あの濡れた足跡ってあの大穴から出てきた感じがするんだが」

    黒沼の主が・・・そんなわけ。
    大穴を覗きながらインフラビジョン。

    「・・・何を調べたんだ?」

    おれは濡れた足跡を真似るように、玉座を念入りに調べた。

    ――――――――――――――――
    PL

    すみません復活しました。
    大変お待たせしてしまいました。

    まず大穴を覗き込んでインフラビジョンします。

    手前の部屋の鍵を解除してみます。

    21:59:30 乙な@ジョシュア 罠解除 左の部屋 2d6+3 Dice:2D6[4,3]+3=10
    21:59:56 乙な@ジョシュア 罠解除 右の部屋 2d6+3 Dice:2D6[5,5]+3=13

    罠(鍵)解除、ダメだったら物理的破壊してみます。
    まず鍵を。ダメだったら扉を。

    22:15:02 乙な@ジョシュア 予備)鍵破壊 左 2d6 Dice:2D6[4,2]=6
    22:15:08 乙な@ジョシュア 予備)鍵破壊 右 2d6 Dice:2D6[4,2]=6

    22:15:17 乙な@ジョシュア 予備)扉破壊 左 2d6 Dice:2D6[4,2]=6
    22:15:29 乙な@ジョシュア 予備)扉破壊 右 2d6 Dice:2D6[1,3]=4

    中が見えたら、部屋には入らずに目視で調査したいです。
    気になるものは見つかるかな?
    一応ダイス
    22:18:05 乙な@ジョシュア 調査 2d6 Dice:2D6[2,5]=7

    続いて玉座を調べます。

    罠というか、何か装置はないかな?
    (どの技能で調べればいいか迷ったので、基準値はGMにお任せしちゃいます)

    22:26:41 乙な@ジョシュア 玉座 調査 2d6 Dice:2D6[6,6]=12

    22:26:51 乙な@ジョシュア 予備 6d6 Dice:6D6[4,1,5,6,1,6]=23

    #3812
    オーコ
    参加者

    クロイへの回答

    Q1. 四つ足ともう一人の足跡はどうでしたか?

    四つ足(狼と同じ種類のもの)ともう一つの人間の足跡は、門の近くの左の部屋を経由し、上階へと続く階段へ向かっていることが分かります。
    つまり、既に上の階へ向かった形跡がある。

    Q2. 「比較的新しい羊皮紙」には何が書いてありましたか?

    切れ端であるため全文ではなく、「追記部分」だけ判読可能。

    ……鐘は地に伏せられし玉座の下に眠る。
    花はすでに散り、偽りのものが置かれた。
    赤き血を受けし者のみが門を開かん。

    という短い記録が残されていました。
    インクは乾いています。

    Q3. 大穴は覗き込んだ感じ、何か見えましたか?

    大穴の底は暗く、深さは相当ある様子。
    かすかに水音が反響している。
    ただし、視覚では生物の気配は確認できない。
    風が下から吹き上げてくるため、地下に空間が広がっていることは察せられる。

    Q4. 「妙に新しい樽や木箱」について

    大きさは 1立方メートル未満、人一人で持ち運べる程度の大きさ。
    しかし床には運び込んだ足跡が存在しない。

    ジョシュアの行動

    1. 大穴を覗き込み、インフラビジョン → 生命探知

    奥底で 「何か生命反応がひとつ」 確認できる。
    ただし動かず、「静かにそこに止まっている」 状態。
    今のところ敵対行動は見られない。

    2. 部屋の鍵解除
    •左の部屋→ 失敗。解除できず。

    ジョシュアは、門近くの左の部屋に取り掛かる。
    頑丈な木製の扉は鍵がかかっており、罠の痕跡もないように見える。

    ジョシュアはまず鍵穴を工具でこじ開けようとした。金属片を差し込み、慎重に力を加えるが、内部の機構が異常に固く、ぴくりとも動かない。
    次に力ずくで扉を破壊しようとしたが、枠は鉄で補強されており、打ち付けた衝撃が逆に腕に鈍い痛みを走らせた。

    •右の部屋→ 成功!開錠できました。

    3. 右の部屋の様子
     クロイの予備ダイスを使います→大成功です。

    ジョシュアが扉を開錠し、部屋の中を視線で探った後、クロイも足を踏み入れる。
    石造りの小さな祈祷室は、すでに荒れ果てていた。壁に掛けられた聖像はいずれも首を欠いており、信仰の象徴が意図的に破壊されたことを物語っている。
    床には新しい蝋燭の残骸が散らばっており、最近人の出入りがあったことは明らかだ。

    クロイが机や祭壇の下を注意深く調べると、比較的新しい羊皮紙の切れ端が埃の中に半ば埋もれているのを発見した。
    切れ端には短い走り書きがあり、既に読まれた部分とつなぎ合わせると内容が浮かび上がる。

    ……鐘は未だ沈黙している。
    だが赤き円盤と紋章は揃った。
    残るは花のみ。
    だが偽られしものに惑わされるな。
    真なる花は、鐘の影に寄り添う。

    4. 玉座の調査 → 罠判定
    •判定:大成功(予備ダイス使用)
    → 玉座に仕込まれた罠の全貌を解明できました。

    玉座の罠の説明(ジョシュアが解明した内容)
    1.発動条件
    •誰かが玉座に座り、立ち上がって大広間に戻ると作動。
    2.効果

    •玉座の前方床がせり上がり、鋭い石槍が突き出る。
    → 回避判定目標値14、失敗で2d6+3ダメージ。

    •同時に背後の壁の魔法陣が発動し、拘束の鎖が展開。
    → 精神抵抗目標値12、失敗で1d6分の間、行動制限。

    3.痕跡

    •床の石に擦れ跡あり。

    •壁の赤い魔法刻印が淡く光っている。

    4.解除と再設置

    •罠は完全に把握済み。

    •機構を理解できたため、解除することも可能。
    → ただし解除には時間(10分程度)が必要。

    —————
    クロイさん→
    四つ足ともう1人の足跡について書くのを忘れてました。
    すみません。

    玉座は座らないと発動しません
    ※不届きものには天罰を!

    #3813
    クロイ
    参加者

    情報が多くなってきたので、自前の羊皮紙に思いついたままをメモして見える化した。
    白髪頭に説明するにも都合がいいからだ。

    *********

    ・“四つ足組”と“湿気男”
    ・乾いていないことから、“湿気男”はせいぜい1~2日前に現れた模様。
    ・“湿気男”は大穴から侵入。
    ・大穴が「黒沼」だと仮定すると、そこに潜む怪物をやりすごして現れたことになる。
    ・足跡の湿りといい、人間ではない?

    ・“四つ足組”はまっすぐ階段に向かい、行動に迷いがない。
    ・事前情報を持っているのか? 王家の血筋ありか?

    ・対して“湿気男”は行動に迷いが見られる。
    ・ただし、玉座以外は手つかず。ある程度は情報持ちか?

    ・第3勢力か? 新し目の羊皮紙に書いた人物。
    ・“四つ足組”、“湿気男”、どちらの足跡も羊皮紙部屋に立ち寄ってない。

    ・“羊皮紙男”の足跡が全く見えない。
    ・人間ではない可能性も要検討。

    ・“羊皮紙男”のメモにある「真なる花」とは? 「鐘の影に寄り添う」とは?
    ・ここでいう鐘を「鐘は地に伏せられし玉座の下に眠る。」と仮定。
    ・であれば……

       ・
       ・
       ・

     次のやるべき手を記そうと思ったが、ここまでメモして、ふと我に返り苦笑した。

    「……待て待て、目的を見失うな」

     オレの仕事は250ガメル分だ。
     オレは白髪頭に向き直って話しかけた。
     
    「先輩、確認っすよ。
     俺たちの仕事は、鐘が鳴った原因調査。
     つまり、侵入者たちの動向を報告するのが請けた仕事であって、それを阻止するとか、封印を解くとか、村人らの危機を救えとかいうヤツじゃない。
     そういう話だったっすよね?」

     遺跡調査の仕事なら、それこそ全室踏破も辞さないが、今回そこまでの義理はないな。
     なら、コスパの悪い丁寧な調査なんざ無しで、忍んで侵入者を追跡しーの観察しーのが本務――――なんだが。
     ……いきなりでけえ音出したし、隠密はもう無理かな……。

    ————————————————-

    GMさま

     質問です。
     普通の人間でも魔力が見えている、あるいは感じているかのような描写が時折見受けられますが、このセッションではどういう扱いですか?
     普通の運用ではシャーマンでもセンスマジックの代用にならない扱いですが、この前提が違うとなればアクションも変わってくるので教えてください。

    #3814
    オーコ
    参加者

    〈Q4. 「妙に新しい樽や木箱」について

    大きさは 1立方メートル未満、人一人で持ち運べる程度の大きさ。
    しかし床には運び込んだ足跡が存在しない。
    樽や木箱の周囲には魔法の残滓が漂っており、どうやら外部から持ち込まれたものらしいと分かります。〉

    この部分ですね
    充分に気をつけていたつもりでしたが、確かに変ですね

    大変申し訳ございませんが、下記のように修正させてください。

    大きさは 1立方メートル未満、人一人で持ち運べる程度の大きさ。
    しかし床には運び込んだ足跡が存在しない。

    前述より樽や木箱が他と比べ新しいことで外から持ち込まれたことがわかることを記述したので魔法の残滓のくだりと一緒に割愛します

    #3815

    こちらも、得た情報をクロイと共有していることにさせてくださいませ。
    大穴覗いたら何か居そうだった、玉座の罠のこと、など。
    ――――――――――――――――

    閉まっている部屋のうち、左の部屋は開けられなかった。
    結構悔しい。

    この階のことは大体明らかにしただろう。
    行動へ移る前に軽く見立てたい、が。

    「『鐘は地に伏せられし玉座の下に眠る。』
     ・・・地に伏せる玉座、とは。
     うーん・・・」

    ううむ。

    クロイが何かを書いているのを覗き込む。
    まとめらしい。

    「この羊皮紙の切れ端って、玉座を調べたやつが持ってた、とか。
     もし登場人物を少なくして考えるならなんだが。
     くっくっく・・・いや、”鐘は地に伏せられし玉座の下に眠る”のワードで実際に玉座を調べたのかもって思ってな。
     でも、沼の中を羊皮紙握って来たんなら、この紙はこんな状態じゃない」

    推測すれば不一致。じゃあ違うということになるな。
    紙が破れる要素も、城の中で強く風が吹く要素も弱い。

    と思ったら。

    >「先輩、確認っすよ。
    > 俺たちの仕事は、鐘が鳴った原因調査。
    > つまり、侵入者たちの動向を報告するのが請けた仕事であって、それを阻止するとか、封印を解くとか、村人らの危機を救えとかいうヤツじゃない。
    > そういう話だったっすよね?」

    「そうだな」

    頷く。
    おれもクロイも落とし所は一致しているようだ。

    「それでいうとこのまま階段を上がってしまうのが手っ取り早いって話だよな。
     ・・・ううむ」

    何か引っかかるというか、何も気が付かないまま進むことに悔しく思うが、ここで疑問に苛まれながら時間を費やすことは簡単だろう。
    しかし確かに、目的を思い出せばもたついてる時間はない。

    「じゃー、行くぞ」

    先をゆく誰かさんたち皆が上がっていった階段を登る。
    足元に気をつけながらも耳を澄まし、上階から物音が聞こえてきたら一旦足を止めよう。

    ――――――――――――――――
    PLより

    行きますか!

    わし今たいまつ持ってゆ。消してもいい。どうしましょう?>ヤッチさん

    一応・・・【忍び足】で【聞き耳】と【罠発見】を使いながら階段を上がっていきます。
    聞き耳の結果、階段を上がりきる途中でも足を止め【潜伏】したいです。

    ダイス
    22:20:09 乙な@ジョシュア 忍び足 2d6+4 Dice:2D6[6,5]+4=15
    22:15:50 乙な@ジョシュア 聞き耳 2d6+5 Dice:2D6[4,3]+5=12
    22:20:53 乙な@ジョシュア 罠発見 2d6+5 Dice:2D6[1,1]+5=7

    22:21:17 乙な@ジョシュア 予備 6d6 Dice:6D6[6,4,3,1,1,2]=17

    #3816
    クロイ
    参加者

    ツナツナさん

    >わし今たいまつ持ってゆ。消してもいい。どうしましょう?>ヤッチさん

     ひとまず進む先に気配がないとかなら灯ったままでも問題ないと思いますけど、ちょっと状況が分からないので判断しがたいですね。
     まぁ必要がなければ消してていいんじゃないですかね?

    ————————————————–

    >「この羊皮紙の切れ端って、玉座を調べたやつが持ってた、とか。
    > もし登場人物を少なくして考えるならなんだが。
    > くっくっく・・・いや、”鐘は地に伏せられし玉座の下に眠る”のワードで実際に玉座を調べたのかもって思ってな。
    > でも、沼の中を羊皮紙握って来たんなら、この紙はこんな状態じゃない」

     濡れていないから、と言いたいんだろう。
     穴のある推理だなーとは思ったが、結論が同じならまぁいっか。

    「玉座を調べた理由はそのとおりかもしれないっすよ。
     羊皮紙とは別ルートで情報を持ってた可能性あるんで」

     それなら玉座以外を調べなかった理由にもなりそうだ。

    >「じゃー、行くぞ」

     止める間もなく、白髪頭はさっさと先に行ってしまった。
     ここで離れ離れになるのは良くはないが……しかたない。

    「これだけは調べておきたいってことがあるんで先行っててくれっす。
     すぐ追いつくんで」

     調べながらの先行ならそれほど離れることはないだろう。
     さっさと調べるべく、オレは玉座の左部屋に向かった。
     城の謎解きには興味ないが、侵入者の情報が得られるかもしれない手がかりがそこにある。
     新しい樽と木箱だ。

     大きな音を立てないよう気を付けながら、オレは中身を確かめるため樽と木箱に手をかけた。

    ————————————————–

    ロールが必要かよくわかりませんでしたので、予備ロール振っておきます。

    22:28:49 ヤッチ@クロイ 予備 6d6 Dice:6D6[3,4,4,4,1,6]=22

    #3817

    ヤッチさん

    たいまつ了解です!
    灯してるといちいち気にかかるから、一旦消そうかな。

    GMへ

    たいまつ消して進みます。
    一旦消してもまた使えますか?
    それとも消費扱いになっちゃいます?(けち質問すみません)

    それと、二人の行動まとめとして
    ・ジョシュア 先に階段を一人であがる
    ・クロイ 木箱と樽を調べる
    という状況になっております。
    よろしくお願いします。

    #3818
    オーコ
    参加者

    ◆ジョシュア(2階潜伏)

    ジョシュアが足音を殺して階段を上がると、そこは石造りの部屋だった。
    床にはいくつもの口を開けた宝箱や空箱が無造作に並んでいる。
    箱の一つは口のところが湿っている。

    部屋の奥、階段の正面には閉ざされたドアが一つ。
    部屋の床には――
    •四つ足組の足跡
    •湿り気を帯びた足跡
    が残っており、どちらもドアの向こうへ続いている。
    ドアノブは湿っている。

    部屋はしんと静まり返り、物音はしない。
    目を凝らしても、罠の痕跡は確認できなかった。

    ◆クロイ(1階の物置)

    クロイは1階の物置で、妙に新しい樽や木箱を開けて調べる。
    •樽の中:中には澄んだ水がなみなみと満たされている。

    •木箱の中:内部には紙で仕切られた塩漬け肉や乾物が詰められている。

    ————————
    GMです。
    2階の部屋には更に上へ行く階段はありません。

    夜に書こうと思ったら、寝てしまってかけませんでした。
    通勤時間を利用して書いています。

    ツナツナさん
    ありがとうございます

    #3819
    クロイ
    参加者

    侵入者と直接相対する前に、残留物から人物像をつかめないものかと樽や木箱を確かめてみたが、そうそう都合のいいものは入っていなかった。結果としては、この部屋に足跡がない不自然さが強まった感がある。

    水や食料を運搬する場合、一人ないし少人数では樽や木箱を使用しようとは普通は思わない。そこまで量が要らないからだ。
    となると、ここに荷物を持ち込んだ奴は、大人数の集団になるはずだ。
    しかし、大人数になればなるほど足跡を残さないということはより困難になる。

    そいつらが盗賊集団だと仮定して……いや、わざわざ足跡を隠す理由がない。
    隠そうとしなくても足跡が残らない状態……妖精?
    フワフワ飛びっぱなしの妖精なら……つか、集団行動するかアレ?
    あと幽霊……食料運び込む意味わからん。

    人に似た食習慣を持ち、足跡を残さず集団移動ができる生き物。
    そんなものが存在するんだろうか? あまりその手の勉強をしてこなかったのが悔やまれる。

    なんか浮かせて移動させる魔法があるかもしれないが、やはり不自然さは解消できない。
    あるいはこの部屋の上下に部屋でもある構造のせいだろうか? ……1番わけが分からないな。

    オレが足跡を見つけられなかっただけで、白髪頭なら見つけられたかもしれない。
    他で行き詰まったら再調査を頼んでみるのも一つだろう。

    しかし、これ以上ここに留まって単独行動を続けるのはリスクが高い。
    今は合流するとしよう。

       ・
       ・
       ・

    ————————————————–

    ということで、やばくなる前に合流しに行きます。
    もちろん、大きな物音ださないよう気を配りながら、ですが。

    23:18:16 ヤッチ@クロイ 予備 6d6 Dice:6D6[4,2,6,2,6,2]=22

    #3820

    GM頑張ってくれているのに乙なときたら
    子どもの寝かしつけから生還できなかったこと連日・・・
    本当に申し訳ないでござる。

    ――――――――――――――――

    クロイも上ってきた。

    「この先はここだけか。静かだ」

    「開けるぞ」

    微妙に湿ってるドアノブ・・・なるべく触れないように(金庫のダイヤルを回すかのように)してドアを開ける。

    あいつら・・・どうなってんだ。

    少しばかり緊張感を持って開ける。

    ――――――――――――――――
    結局パソコン触れたっていうのに数行とはこれ如何に。

    ドアあけます!

    #3821
    オーコ
    参加者

    2人は再び合流した。

    静かに扉を押し開けると――
    きぃ、と長年油を差されていない蝶番が軋む音が、静まり返った城内に不気味に響いた。

    扉の向こうは広間ではなく、目の前に石壁が立ちふさがっていた。
    廊下はその壁を避けるように、左右へと分かれて伸びている。

    石造りの廊下は薄暗く、苔の湿気と冷気がまとわりつく。

    ジョシュアが視線を走らせると――
    湿った足跡は、斜め前方の閉ざされたドアへと続いている。

    一方で、四つ足組の足跡は大きく、廊下の左へ。
     そのまま突き当たりの影に消え、さらに奥の上へ登る階段へと続いているのが見える。

    廊下はしんと静まり返り、風の通る音すらない。

    #3822
    クロイ
    参加者

    >子どもの寝かしつけから生還できなかったこと連日・・・

    子育て乙です。寝不足がちでしょうから気にしないでください。

    ------------------------------

    ここにきて足跡が分かれてしまった。
    興味深いことに引き返した跡がない。
    彼らが引き返せない状況になったのかもしれないが、自分たちはどのみち用心しながら先を進む、これまでのスタンスでいくしかない。
    あれこれ考えるのはやめにして、まず今はどうすべきか。

    目下の行き先は、手近な扉、そして遠くの階段。
    近い方から手をつけるのが順当だろう。

    「扉の方観てくるっす」

    用心のために小声で言い残し、オレはそっと閉じた扉へと向かった。

       ・
       ・
       ・

    ------------------------------

    ということで、扉で聞き耳、罠発見のロールします。

    13:59:36 クロイ 聞き耳 2d6+4 Dice:2D6[3,2]+4=9
    13:59:58 クロイ 罠発見 2d6+4 Dice:2D6[3,3]+4=10
    14:00:30 クロイ 予備 6d6 Dice:6D6[3,6,1,1,6,6]=23

    #3823

    「わかったぞ」

    眼の前の”突き当り”を見ておれは突然湧き上がる何かを感じた。

    おれは閃いたね。
    ここに来て何度目だろう。
    今のところ一つも合っていないような気は全くしない!
    そしてまた・・・!

    「クロイ、聞いてくれ。
     多分犬を連れた人間と濡れた人間は同一人物だ」

    ドヤァ

    「左の道を進んで・・・落ちたんだ。地下の大沼に。
     そして濡れた足跡はもう一つの道をだな」

    >「扉の方観てくるっす」

    お、おう。

    「おれは階段を見てくる。上に何があるか見て、すぐ戻って来る」

    と残し、落とし穴に気をつけながら階段をそっと上がった。

    ――――――――――――――――
    警戒しながら階段を登ります!
    クロイが調べている扉が気になるので、3階の様子を知ったら戻ろうかと。

    10:12:13 乙な@ジョシュア 聞き耳 2d6+5 Dice:2D6[4,4]+5=13
    10:13:16 乙な@ジョシュア 忍び足 2d6+4 Dice:2D6[2,4]+4=10
    10:13:48 乙な@ジョシュア 一応潜伏 2d6+4 Dice:2D6[1,2]+4=7

    10:13:57 乙な@ジョシュア 予備 6d6 Dice:6D6[3,4,3,6,3,4]=23

    #3824
    オーコ
    参加者

    ◆ジョシュア(三階へ)

    ジョシュアは忍び足で音を殺し、石段をゆっくりと上がっていく。

    やがて三階にたどり着き、視界に広がったのは広大な大広間だった。
    真正面の高い壁には、大きな窓が穿たれており、風が吹き込んでカーテンの名残を揺らしている。
    風は冷たかった。

    ジョシュアが目を落とすと、広間の床一面に赤い花が群生しているのが目に入る。
    それは門の外に咲いていた「紅き花」と瓜二つの姿。

    広間の右奥にはさらに上へと伸びる階段があり、塔の上階へ続いているようだ。
    そして、ジョシュアの立つ位置から見て左手には閉ざされたドアが一つ。
    中の様子は伺えない。

    広間は風に揺れる赤い花々のざわめき以外、物音一つしなかった。

    ◆クロイ(二階の扉)

    同じ頃、クロイは二階の扉に耳を当て、慎重に聞き耳を立てる。

    ――くぐもった声。
    何を話しているのか、呻いているのか判別できないが、確かに人の声が漏れている。
    声は低く、時折、押し殺したように響いた。

    扉を指でなぞると、特に罠の仕掛けは見当たらない。
    開けること自体に危険はなさそうだ。

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