6月10日　賢者の学院

ついに来たぞ賢者の学院・・・三度目の正直だ。

「精神一到何事か成らざらん！！！」

今度こそ、今度こそ！絶対に合格してくれる！！

なになに・・・ライトの有効範囲を答えよ？
ふっ・・・山が当たったわ！！これならいける！？

カリカリカリカリカリ・・・・・・（ペンを走らせる）

「ぬ・・・もう終わりか！？ああ、あと一問、これだけ・・・
くっ・・・ケチな試験官め！！」

＊

落ち着け・・・筆記試験は上々だった・・・はずだ！
このハウリー様なら、面接は楽勝のはず・・・

「え？発動体無しでスリープクラウドを唱えよだと？」

危なかった・・・昨日呪文を暗記しておいて良かった！
だが・・・発動体無しで行けるのか？
ええい、ままよ！！

「眠りをもたらす安らかな雲よ・・・」ぽふっと

出た！ちょっとだけなんか出た！！
発動体無しでこれは上出来なんじゃないか！？

＊

数日後。

あああ、気が重い・・・試験官の目が冷たかったからなあ。
落ちてるような気がする・・・
いや！？弱気でどうする！！受かっている！受かっているのだ！！

「ええと・・・受験番号４９８９・・・４９８９・・・４９８９・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あった・・・・・・」（放心）

うおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！
俺は今！！猛烈に感動しているうううううう！！！！！

「はーーーはっはっは、どうだ参ったか！！
このハウリー様が本気を出せば、賢者の学院の試験如き、
楽勝で合格が出来るのだあああああ！！
これで晴れて、ハウリー様もソーサラーの仲間入りよ！はーーーはっはっは。」

寿@PLより＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ハウリー、ソーセージになる。
ついに技能を横に伸ばすしかなくなるとも言うｗ