【終了】女神様を探せ!

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  • このトピックには49件の返信、2人の参加者があり、最後に寿により4年、 1ヶ月前に更新されました。
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    トピック
  • #411
    寿
    参加者

    【参加PC】
    ■ルーリエ@紅月さん      
    ソーサラー4/セージ3/シーフ2/レンジャー1/バード1/調理3
    ttp://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=632

    【会議室】
    ttp://swww.coresv.net/swww10/forums/topic/%e3%80%8c%e5%a5%b3%e7%a5%9e%e6%a7%98%e3%82%92%e6%8e%a2%e3%81%9b%ef%bc%81%e3%80%8d%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e6%89%80/

    【NPC】
    ■アンジェラ:依頼人。山奥の村のファリス神官。
    ■バラン貿易商会:ミラルゴの故買屋。木彫りの女神像を盗む。
    ■オーガのヘイゾ:火付け盗賊専門の凄腕巡察官

15件の返信を表示中 - 1 - 15件目 (全49件中)
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  • #413
    寿
    参加者

    ここはオラン。
    ある日の夕暮れ前。

    ちょっとした用事を済ませて、ルーリエが裏通りを歩いていると、
    絹を引き裂く様な女性の悲鳴・・・

    「悔い改めなさい。至高神はあなた方の行いを見ていますよ!!」

    ・・・は、聞こえなかったが、大声を張り上げる甲高い声が聞こえた。

    見やると、神官服を着た若い娘が、
    三人のチンピラに絡まれながら、路地の奥へと連れ込まれている所だった。

    「あなた方が犯人だという事は調べが付いているのです。
    さあ大人しく返しなさい。」

    「何の事だ!?へっへっへ。」

    「そんな事よりも姉ちゃんよおおお。一緒に遊ぼうぜええ。」

    「姉ちゃんではありません。私にはアンジェラという名前があります。
    これほど言っても聞かないというのならば仕方ありませんね。
    実力行使します。」

    そう言うと娘は詠唱を始めた。途端にチンピラたちの顔色が変わる。

    「お、おい!魔法を使う気だぞ!!」

    「やべえぞ!ずらかるぞ!!」

    「もう遅いです!!」

    娘が高らかに宣言する。

    「「「ひいいいいいい!!!」」」

    「・・・・・・至高神の啓示が下りました。汝らは邪悪なり!!!」

    ビシィッ!!とチンピラに人差指を突きつけ、言い放った。

    「「「・・・・・・???」」」

    「・・・・・・へっ?」

    「・・・・・・それだけか?」

    「脅かしやがって!!」

    「え?」

    全く応えないチンピラたちに、娘が怯む。

    「バカな!至高神の裁きが下ったというのに、悔い改めないとは!?
    あなた方、地獄に落ちますよ!!」

    どうやら娘は、だいぶズレている、もとい、
    まるで山奥で純粋培養されたかの様に、だいぶピュアな性格の様だ。

    「分かった分かった。悔い改める代わりに俺達を気持ちよくさせてくれよ。」

    「そうだな、取引だ。」

    「ゲッヘッヘッヘ」

    「やめなさい。離しなさい。天罰が下りますよ。ああああ!!!」

    このままでは娘が色々とピンチだ。

    寿@GMより____________________________

    ファリスの神官がチンピラにイケない事をされそうな感じです。

    #415
    紅月
    参加者

    @ルーリエ

    テディさんの書庫での読書に耽って気が付いたら大分日が落ちていた。
    そろそろ帰って夕食は何にしようかなどと考えつつ近道の通りを歩いていると・・・・

    >「悔い改めなさい。至高神はあなた方の行いを見ていますよ!!」

    少し様子を窺ってみると神官風の女の子、言動からすると恐らくファリスの神官でしょうか?が息巻いてチンピラ風の男3人に詰め寄っている。

    話の内容から察するに子のファリス神官の少女、アンジェラは何か盗品を追っているようです。
    暫定犯人が目の前の3人、見たところ柄が悪い街の小悪党といった風体戦闘の心得があれば苦戦するような相手でもないでしょう。
    とはいえギルドメンバー以外の盗みとなれば見逃すわけにもいかないですし、少し様子を見てみることにします。

    >「姉ちゃんではありません。私にはアンジェラという名前があります。
    >これほど言っても聞かないというのならば仕方ありませんね。
    > 実力行使します。」

    >「お、おい!魔法を使う気だぞ!!」

    >「やべえぞ!ずらかるぞ!!」

    魔法は普通の人にとっては恐怖の対象であるのは間違いなく、一撃当てれば恐らく逃げ出すものもいるでしょう和則で負けている以上良い判断とも言えます。
    神聖魔法には詳しくないですが・・・詠唱フォースにしては長い気が・・・

    >「・・・・・・至高神の啓示が下りました。汝らは邪悪なり!!!」

    この常套句はおそらくセンスイービル、確かに光ってるし邪悪なのは間違いないですが・・・
    残念ながらそれが牽制になるはずもなく・・・・

    >「バカな!至高神の裁きが下ったというのに、悔い改めないとは!?
    >あなた方、地獄に落ちますよ!!」
    >「分かった分かった。悔い改める代わりに俺達を気持ちよくさせてくれよ。」
    >「そうだな、取引だ。」
    >「ゲッヘッヘッヘ」
    >「やめなさい。離しなさい。天罰が下りますよ。ああああ!!!」

    アンジェラと名乗った少女がちょっと・・・かなり純粋すぎて心配になってきました・・・。
    助けないとまずいですがあまり派手な魔法は・・・
    と、とりあえず止めに入りましょう。

    「そこで何をしてるんですか!」

    そろりと姿を現し声を掛ける。
    私も見た目的には大差がないですが、気を引くことができれば時間稼ぎにはなるでしょう。
    ・・・あぁ、衛兵さん呼んだ方がよかったでしょうか・・・?
    ——————————————————————————————————-
    PLより
    よろしくお願いしま~す。
    前衛能力は知識判定でモンスター知識を得られるかでだいぶ変わりますね・・・事前許可が下りればですが。
    後表記忘れですが樫の枝と石を3個ずつくらい持っておきたいです。

    とりあえずチンピラの実力チェック
    ルーリエ : 知識 2D6 → 2 + 4 + (6) = 12 (02/22-13:40:02)
    12
    とりあえず先手が打てるなら呪歌のチャームで無効化を図りたいですね。

    ルーリエ : 予備ダイス 6D6 → 5 + 5 + 6 + 5 + 6 + 1 = 28 (02/22-13:41:15)

    #417
    寿
    参加者

    >「そこで何をしてるんですか!」

    「なんだあ?別の姉ちゃんが来たぞ。」

    「へっへっへ。それじゃあこっちの姉ちゃんにも相手をして貰おうじゃねえか。」

    チンピラ共が下卑た笑い声をあげる。が、

    ルーリエがギターをかき鳴らすと、状況が一変。

    チンピラたち表情が緩んでとろんとした目になる。

    「なんて~いい曲なんだ~」

    全員ルーリエのギターに聞き惚れている。

    「ほえ~素晴らしい~曲ですねえ~」

    アンジェラも一緒に呪歌にかかっていた。

    寿@GMより________________________________

    枝3と石3了解。キャラシに反映させておいてください。

    チンピラ三人は、山賊手下二人と山賊幹部です。

    予備ダイス使用。アンジェラも含めて全員チャーム状態です。
    どうしましょう?

    #420
    紅月
    参加者

    >「なんだあ?別の姉ちゃんが来たぞ。」
    >「へっへっへ。それじゃあこっちの姉ちゃんにも相手をして貰おうじゃねえか。」

    「では、一曲ご静聴願いましょう」

    こちらに注目が集まったのを確認して持っていたギターを掻き鳴らし旋律を紡ぎあげる。
    ”チャーム”、音程で他者の精神を魅了し歌声をもって行動を起させるバードソングだ。

    >「なんて~いい曲なんだ~」
    >「ほえ~素晴らしい~曲ですねえ~」

    実戦では初演奏ではありますが効果は覿面のようです。
    普通の魔法と違い音の届く範囲に無差別に作用するのは考え物ですがいらぬ混乱を起こすより良いでしょう。
    小悪党たちは話の内容から察して何か盗品を持っているようですし、できれば安全に事を済ませたいならば・・・

    『汝、人よりモノを奪いし人、品を地に置き罪を吐け。
    『汝、正義を翳す人、品を拾いてこちらへ来たまへ。』

    旋律にのせた上位古代語の歌詞にそれぞれ行動を東方語と共通語で指示を伝え実行に移させる。
    盗品と情報を回収。アンジェラさんの身の安全を確保を優先し後は・・・

    『神の声を聞かぬ者たちよ、この場を直ちに去りなさい』

    用のなくなった小悪党の皆さんには遠くへ行ってもらいましょう。
    ともあれ遠くへ行けばそのうち効果が切れるのは明白、彼女を連れて早くどこかへ逃げなくては・・・。
    一旦ミノタウロス亭を目指すことにしましょう。

    ——————————————————————————————————-
    PLより
    チンピラには東方語で盗品おいて経緯を話させできればその場を去るように、アンジェラ嬢には共通語で品物を回収してこちらへ来るように指示します。
    可能ならチンピラー’sを適当に全力移動させて遠くへはがして、アンジェラ嬢を連れてミノ亭へ移動します。

    ルーリエ : 予備ダイス 6D6 → 4 + 5 + 1 + 2 + 2 + 2 = 16 (02/22-17:01:18)

    #421
    寿
    参加者

    >『汝、人よりモノを奪いし人、品を地に置き罪を吐け。

    すると、リーダーらしい男が懐から財布を取り出し地に置く。

    「さっき掏ったんだよ~。」

    と、告白する。

    >『汝、正義を翳す人、品を拾いてこちらへ来たまへ。』

    アンジェラが財布を拾って、ルーリエのほうに歩いてきた。

    >『神の声を聞かぬ者たちよ、この場を直ちに去りなさい』

    指示に従い、三人組は、走り去る。

    しばし後、三人組が数百メートルは遠くに行ったのを確認して、呪歌をやめる。
    呪歌の効果が消えて、男たちがまた戻ってこようとする。
    そしてアンジェラは・・・

    「何と言う事を!!」

    財布を放り出して、ルーリエを睨み付ける。

    「よりによってファリスの使徒を操って、他人の財布を盗むなど!!
    なんという罪深いことを!!悔い改めなさい!!」

    ビシッとルーリエに指を突きつけ、説教を始めた。

    「はっ!?違う!今はそれどころでは!!
    あなた!財布を盗んだだけではなく、せっかく捕まえた男たちを逃がすとは!?
    さてはあなたも仲間なんですね!!」(ビシッ)

    どう見ても捕まえられてたのは彼女の方だが、どうやら自覚はないらしい。
    アンジェラには、その場を動く気はないようだ。

    寿@GMより_______________________________

    ピュアすぎて色々と空回りしてるというか、一周回って斜め上に行ってるようです。

    #422
    紅月
    参加者

    さて、一旦追っ払うところまではいいものの・・・

    >「何と言う事を!!」
    >「よりによってファリスの使徒を操って、他人の財布を盗むなど!!
    >なんという罪深いことを!!悔い改めなさい!!」

    「・・・その、それはお財布は貴方のものではないんですか?
     先ほど何か盗られたような話をしていたので・・・」

    あまりの反応に一瞬きょとんとしてしまう。

    「私は盗んだものを返しなさいとしか命じていないのですが、困りましたぁ・・・」

    確かにやり方に問題がなかったわけではないとは思いますが、それ以外の方法はというと・・・

    >「はっ!?違う!今はそれどころでは!!
    >あなた!財布を盗んだだけではなく、せっかく捕まえた男たちを逃がすとは!?
    >さてはあなたも仲間なんですね!!」(ビシッ)

    「あの・・・さっきまで襲われそうになってましたよね?
     それに何か盗られていたようなので穏便に片を付けようと思いましたが、余計なお世話でした?
     さっきの人たちと面識はないですし、仲間ならお財布をお渡しする理由もないですし私一人だけ残ってる理由がないです。」

    「(はぁ)もう、センスイービルでも何でも好きにしてください。」

    呆れてものが言えないというか、もうため息しか出てこない
    あぁ、さらに面倒なことに小悪党たちも戻ってきてる・・・・
    放置して帰ってもいいけど突っかかってきそうだし、手を引いて逃げるにしても腕力的な問題で難しい。
    かといって小悪党たちを寝かせてもこの調子ではすぐに起こしてしまいそうなので少し強引な手段で解決することにした。

    「あの三人を捕まえれば満足なんですね?
     ちょっと魔法使いますからおとなしくしててください。」

    一言断って懐から自分の手と同じくらいの大きさの石を一つ取り出し、戻ってくる人たちを待ち受けつつ詠唱に入る。

    『万物の根源万能なるマナよ、礫を屈強なる従者へと変えよ』

    詠唱の終了とともに地面に落とした石は自分と同じくらいの大きさの人型へと姿を変える。

    「OK、サーバント近付いてくる3人組を殺さない程度に無力化お願いします。」

    作成したサーバントに命令を下し迎撃に向かわせる。
    しかし、ここまでやっておいてなんだがすごく厄介な相手に関わっちゃった気がする・・・(はぁ)

    「とりあえずお財布は拾って、いきさつを説明してください。
     それとちょっと冷静になりましょ?」

    相手に、そして半分自分に言い聞かせるように問いかけた。

    ————————————————————————————–
    PLより
    ルーリエ : ストーンサーバント作成 2D6 → 4 + 2 + (7) = 13 (02/23-01:16:04)
    作成成功。

    ルーリエ : 予備ダイス 6D6 → 4 + 4 + 2 + 1 + 5 + 2 = 18 (02/23-01:16:14)

    ルーリエ
    HP13/13
    MP20/20

    セレスト
    HP4/4
    MP1/4

    ピュアで空回りというより、頭ハッピーセット・・・物理的手段が乏しいのが辛いよぉ・・・。
    とりあえずチンピラの相手はサーバントに任せるよ・・・・

    #428
    寿
    参加者

    >「・・・その、それはお財布は貴方のものではないんですか?
    >先ほど何か盗られたような話をしていたので・・・」

    アンジェラの剣幕にルーリエはきょとんとし、
    ルーリエの言葉にアンジェラがきょとんとした。

    「・・・いいえ。この財布は私のではありません。
    盗まれたのは別の物です。」

    >「私は盗んだものを返しなさいとしか命じていないのですが、困りましたぁ・・・」

    「・・・他にも悪事を働いていたのですね。悔い改めさせなければなりません。」

    どうやらボタンの掛け違いがあったようだ。
    そしてアンジェラの斜め上の勘違いについては、

    >さっきの人たちと面識はないですし、仲間ならお財布をお渡しする理由も
    >ないですし私一人だけ残ってる理由がないです」
    >もう、センスイービルでも何でも好きにしてください。」

    「はっ!?そう言えばそうですね。あああ、私としたことが!!
    善意で助けて下さった方を疑うなんてなんという邪悪な事を!!
    神よ!懺悔します。邪悪に堕してしまった私を罰してください!!」

    そう言って、地にうずくまり懺悔を始めた。
    ちなみにさっき男たちに拡大してかけたので、センスイービルをかける精神点はもうないようだ。
    男たちが近づいてくるのもお構いなしだ。

    >「あの三人を捕まえれば満足なんですね?
    >ちょっと魔法使いますからおとなしくしててください。」

    アンジェラの耳には聞こえていないようだ。一心不乱に祈っている。
    サーバントにも目もくれない。

    >「OK、サーバント近付いてくる3人組を殺さない程度に無力化お願いします。」

    ところが、男たちは近づいてこなかった。

    「おおおっと!!!」

    「ヤバい!!今度こそ本物の魔法だ!!逃げるぞ!!」

    先程のアンジェラの詠唱でさえビビって逃げようとしたチンピラだ。
    ルーリエの本物の魔法を目の当たりにして、なおも近づく勇気はなかった様だ。

    >「とりあえずお財布は拾って、いきさつを説明してください。
    >それとちょっと冷静になりましょ?」

    懺悔していたアンジェラがようやく立ち上がる。
    既に男たちの姿は無い。サーバントがぽつんと立っていた。

    場所を移しミノ亭のテーブルに君達はいる。
    アンジェラは改めて自己紹介した。

    「私はギグス村のファリス司祭をしております、アンジェラと申します。」

    以下要約。

    ・ギグス村は、オランとアノスの狭間のどこにも属していない辺境の村だ。
    ・そのファリス神殿に祀られていた木彫りの女神像が、盗まれてしまった。
    ・取り返すために、アンジェラは犯人を追い求めてオランまでやってきた。
    ・そしてオランでやっと実行犯の男たちを見つけ出し、問い詰めていた。

    そこから先はルーリエも知っての通りだ。

    「ううう、あの女神像は村の宝物。取り戻さずには神殿に戻れません・・・」

    アンジェラは項垂れている。

    「ここは冒険者の店。あなたは冒険者ですね。
    善意で助けてくれた親切なあなたを見込んでお願いがあります。
    どうか力を貸してください!!あなたはきっとファリスが遣わした救い主です!」

    そう言ってルーリエを拝みだす。

    「・・・恥ずかしながらここまで来るのに路銀を使い果たし、
    今すぐにはお渡しできる対価は無いのですが・・・」

    聞けば、犯人を見つけるために結構な無茶をしてきたようで
    金目の物を盗まれたり、売春宿に売られそうになったりしてきたようだ。

    「ですがその度にファリスの加護で危機を切り抜けてきました。」

    自信満々だが、単に運が良かっただけのようだ。

    「村に戻れば必ず!!必ずお礼をします。どうかこの通り!お救い下さい。」

    アンジェラはまるでルーリエをファリス神の様に五体投地する勢いで拝み倒した。

    寿@GMより________________________________

    チンピラは逃げていきました。
    ミノ亭で事情を聴きました。
    そして依頼を受けました。

    #430
    紅月
    参加者

    @ルーリエ

    サーバントを見た小悪党たちはどこぞへと走り去っていった。
    正直、チャームの時点で逃げてくれるのが最良ではありましたが、まぁ良しとしましょう。
    とりあえず拾ったお財布は同中の衛視に預けて一路ミノタウロス亭へと移動する。
    サーバントは目立つので現場近くの人気のないところで時間が切れるまで待機命令を出してきた。

    ***       ***       ***

    >「私はギグス村のファリス司祭をしております、アンジェラと申します。」

    「私はルーリエ。しがないハーフエルフの冒険者です。」

    一旦落ち着いたところで自己紹介を済ませておく。
    話によれば村の神殿の女神像が盗まれそれを追ってきたらしいファリスは男性神だったと記憶していますが系譜の神様の像でしょうか・・・?
    犯人を追ってオランまでやってきて実行犯と思しき先ほどの三人組を問い詰めていたらしい。
    なるほど・・・先ほどもう少し詮索しておくべき出したか・・・何より逃がしてしまったのは失敗かもしれませんね・・・。

    >「ううう、あの女神像は村の宝物。取り戻さずには神殿に戻れません・・・」
    >「ここは冒険者の店。あなたは冒険者ですね。
    > 善意で助けてくれた親切なあなたを見込んでお願いがあります。
    >どうか力を貸してください!!あなたはきっとファリスが遣わした救い主です!」

    私がお世話になってたのはマーファ様のところなんですけどという言葉はこの際しまっておく。
    困っている・・・というのは見ればわかりますが・・・

    >「・・・恥ずかしながらここまで来るのに路銀を使い果たし、
    >今すぐにはお渡しできる対価は無いのですが・・・」

    推定片道で2週間と少しの道のりと考えると旅費だけでもかなりのものでしょう・・・しかし困りました・・・。

    「うーん、まぁ泥棒を捕まえるというなら多少の褒章は確保できるかもしれませんが・・・・」

    放っておくと何をしでかすかわからない不安感はさっきの行動で何となく察せられる。
    本人曰く今まで無事だったのは

    >「ですがその度にファリスの加護で危機を切り抜けてきました。」

    だそうですが、さっきの調子では兎になっていることも十分に考えられる。
    というか帰りの路銀も考えると・・・

    「はぁ、苦労なされたんですね・・・・。」

    >「村に戻れば必ず!!必ずお礼をします。どうかこの通り!お救い下さい。」

    ジョージさんの方を一瞥してみるがどうやら今は他に仕事もなさそうだ。
    それにここまで拝み倒されると断り辛いというのもある。

    「まぁ、仕方ないですね・・・お受けしましょう。」

    とんでもない厄介ごとを背負わされた気がしますがとりあえず、今は考えないことにしましょう。

    「しかし、そうなると先ほどの彼らをもう一度探さないと駄目ですね・・・・
     しかも先ほどの様子だと手元に持っている感じではなかったですし、隠してある場所や売った場所もオランとは限りませんからね。」

    国境付近からオランまでの行程だけでもブラード、カゾフと大きな町が二つ。
    カゾフに至っては小規模ながら盗品市もあったはずだ。

    「とりあえず情報収集が必要ですね。
     すぐに始めてもいいですが日も大分傾いてますし、アンジェラさんもすでにだいぶお疲れじゃないですか?」

    ほぼ精神力は使い切っているようですし連れて行っても面倒ごとにはなれど何かできるということはなさそう・・・な気がする。
    いや、精神力が万全でもあまり動かないで貰った方が・・・ひょっとしてよさげ?
    しかもここで少し引っ掛かるところが・・・・

    「路銀が尽きたとおっしゃってましたが・・・あの、今日はどちらにお泊りに?」

    最悪、今からファリス神殿への案内が必要かもしれない。

    ——————————————————————————————–
    PLより
    とりあえず、さっきの路地の近くで情報収集予定で。
    アンジェラさんを神殿まで送っていく必要があればそちらを先に行います。

    #432
    寿
    参加者

    >「路銀が尽きたとおっしゃってましたが・・・あの、今日はどちらにお泊りに?」

    「ご心配なく。裏通りを徘徊しておりましたら、親切な殿方が声をかけてくれまして。
    オランの用事が終わるまで、ちょっとしたお仕事をすれば、衣食住の世話をしてくださるというのです。
    なんというご奇特な方でしょう。これもファリスの加護に違いありません。」

    ちなみに、ちょっとしたお仕事とは、疲れてやってきたお客さんをおもてなしして癒すお仕事だという。

    「なんという尊いお仕事でしょう。衆生を癒すのは大事なお務めです。正に私にぴったりです。」

    どう癒すのかが問題だが、アンジェラの理解と実際とは、かなりニュアンスが違うのは明らかだ。
    それなりに裏世界にも通じているルーリエには、彼女が売春宿に絶賛、就活中だと分かった。

    アンジェラをファリス神殿に放り込み、もとい送った後、
    ルーリエは先程の路地近くまで戻ってきていた。

    アンジェラがファリス神殿に感動して一騒動あったがそれは置いといて。

    既に日が暮れている。
    流石に昼間のチンピラとばったり出くわすなどという事もなく、
    人通りは途絶え、ひっそりとしている。
    辛うじているのは、路地にうずくまっているホームレスの老人くらいのものだった。

    寿@GMより____________________________________

    てな感じで、昼間の通りまで戻ってきました。

    #434
    紅月
    参加者

    寿

    参加者
    @ルーリエ

    >「ご心配なく。裏通りを徘徊しておりましたら、親切な殿方が声をかけてくれまして。
    >オランの用事が終わるまで、ちょっとしたお仕事をすれば、衣食住の世話をしてくださるというのです。
    >なんというご奇特な方でしょう。これもファリスの加護に違いありません。」
    >「なんという尊いお仕事でしょう。衆生を癒すのは大事なお務めです。正に私にぴったりです。」

    質問しておいてよかった・・・けどちょっと頭が痛い・・・
    我ながら凄く微妙な表情になっていると思う。

    「・・・確かに衣食住の確保はできると思います。それにそれなりに稼げるとは思いますが・・・・。
     お客さんは心身ともに癒されるでしょうけど神官としての徳は積めないですし何なら穢れが貯まるというか・・・。」

    正直、詳しい説明は・・・私も経験とかないですし(ごにょごにょ)

    「ともかく、そういう怪しい人について行っちゃだめです!ファリス神殿でお世話になってください!」

    言い聞かせてファリス神殿へと向かった。
    道中、女神像の大きさや特徴などを事細かに聞いておく、外見がわからなければ探そうにも探しようがない。

    ***       ***       ***

    オランファリス神殿、規模にして大陸でもアノスに次ぐ規模を誇る。
    アンジェラさんは感動を隠せないといった様子だがとにかく突然拝みだす前に中の司祭様に話を通すことにする。
    事情を説明して彼女を預かってもらえないかお願いして・・・ついでに説法と社会常識について誰かつけて勉強させてあげてくださいと付け加えておく。
    理由についても、説明したら若干同情のような表情をされた気がするけどそこはもう気にしないでおく。

    「では、すいませんが、彼女の面倒をお願いします。」

    頭を下げて神殿を後にした。

    ***       ***       ***

    送っている間にすっかり日が落ちていた。
    こんな時間の一人歩きはできれば御免被りたいですが探すといってしまった以上行かなければいけません。
    路地まで入ってみましたが案の定先ほどの3人組は見当たらない。
    乞食のような風体のご老人が一人見受けられますが何か知っているでしょうか?

    「すいません、(外見を説明)の3人組を探しているんですがご存じないですか?」

    しゃがみこんで小分けにしてあるお財布の一つからガメル銀貨を3枚を出し老人に見える位置に積み上げる。

    「何か有益なお話が聞けると嬉しいのですが・・・」

    そう言ってさらに手元に銀貨を3枚ちらつかせて反応を窺てみる。どうでしょう?
    ——————————————————————————————–
    PLより
    とりあえずご老人の前に少しお金を積んでみます。
    ついでに周辺をフクロウに見張らせておきます。

    ルーリエ : 予備ダイス 6D6 → 6 + 5 + 6 + 2 + 6 + 1 = 26 (02/25-22:25:40)

    #437
    寿
    参加者

    >「すいません、(外見を説明)の3人組を探しているんですがご存じないですか?」

    ルーリエが3ガメルを物乞いの目の前に渡すと、物乞いは、両手で掲げるように受け取る。

    「ありがとうございます。綺麗なだけでなく優しいお嬢さん。」

    だが、それ以外はしゃべらない。

    >「何か有益なお話が聞けると嬉しいのですが・・・」

    「ううう、寒い寒い。寒くて頭が回らないのです。暖かくなれば何か思い出すかもしれませんが・・・・・・
    お嬢さんは暖かそうな恰好をしていますね。羨ましい・・・・・・」

    そう言ってガタガタ震えている。

    寿@GMより__________________________________________

    物乞いは、毛皮のえりまき、毛糸の手袋、マント(狐フード付き)、コート、マフラー、イヤーマフ
    なんかを物欲しそうにジロジロ見ています。

    #438
    紅月
    参加者

    >「ううう、寒い寒い。寒くて頭が回らないのです。暖かくなれば何か思い出すかもしれませんが・・・・・・
    > お嬢さんは暖かそうな恰好をしていますね。羨ましい・・・・・・」

    最初の銀貨を渡したときと反応が少し変わってわざとらしく震えて見せている。
    視線からするに・・・なるほど、情報と交換に防寒具をよこせと?
    ですがこちらとしてもまともに収入が見込めるかも疑問な仕事、そこまでの義理があるかといえば・・・

    「ふむ、なら仕方ないですね。残念ですが知り合いの情報屋を頼るとしましょう。」

    手元の銀貨を懐に仕舞い込み一言告げる。

    「まぁ、あまり評判のよくない顔ぶれのようですし近くの酒場で聞き込むとしましょうかね?
     歌でも歌えば多少は人目も集められるでしょうし。
     お忙しいところ失礼しました。」

    すくりと立ち上がり歩き始める。
    もちろん警戒は崩さない。

    「では、何か思い出したら、またお会いしましょう。お体に気を付けて。」

    2、3歩進んだところで振り返り、懐にしまうと同時に手元に出しておいた金貨を一枚、老人に一度よく見える様にに持った後、懐にしまいなおして見せた。

    —————————————————————————————
    PLより
    市場品まで渡す義理もないので様子見です。
    何も話す気がないなら盗賊ギルドか近くの酒場にでも移動します。
    直近の酒場で軽く聞き込んでダメなら盗賊ギルドかな?
    最悪毛布購入で手を打ちます。

    #439
    寿
    参加者

    物乞いは、金貨をじっと見つめたまま、だが何も言わずにルーリエを見送った。

    その後に訪れた酒場の一つで聞き込みをしていると、ようやく知っているという男に会えた。

    「ああ、見た事があるな。知りたいのかい?・・・そうだな100ガメルでいいぜ?」

    男はルーリエに片手を出し掌を広げてヒラヒラ動かしている。

    寿@GMより___________________________________________

    そのまま払ってもいいですし、値切りも出来ます。

    値切り交渉するなら、シーフ+知力で2d6をどうぞ。目標値は11です。
    成功したら半分の50ガメルになります。
    失敗したら1.5倍の150ガメルになります。

    情報を諦めて、ギルドに向かっても構いません。

    #443
    紅月
    参加者

    探りを掛けてみるも老人からの返答はなかった。
    仕方なく立ち寄った近くの酒場で知っているという男性を見つけました。

    > 「ああ、見た事があるな。知りたいのかい?・・・そうだな100ガメルでいいぜ?」

    「うーん?少しお安くなりませんか?せめて半分くらいで・・・」

    一応安くならないか聞いてみることにはしたが・・・相手の表情が険しい。
    やはり外見的なこともありますがなめられてしまったのでしょうか?
    どうも、このままいくと厄介ごとになりそうな気配を感じたので・・・

    「ごめんなさい、やっぱり他をあたります。気分を悪くしてしまってすいませんね。」

    一言おいてその場を立ち去る。

    仕方ない・・・あまり頼りたくはないけど盗賊ギルドへ行くとしましょう。
    まぁ情報の確実性では一番信頼はできそうですし・・・

    ***       ***       ***

    大分無駄足を踏んだ気がしますがとりあえず盗賊ギルドへ。

    「今日は盛況ですか?」

    挨拶と軽い世話話を入れつつ本題に入る。

    「ギグス村という辺境の村のファリス神殿から盗まれた木彫りの女神像を探しているのですが何か情報はありませんか?」

    正直な話、現物さえ見つかればわざわざ実行犯を捕まえる必要もないのでとりあえず聞いてみる。

    「わからなければ、手掛かりを知っているらしい3人組がいるらしいのでそちらの所在でも構いません。」

    付け加えて夕方見た3人組の特徴を伝えてみる。
    こちらもオランギルドのメンバーだとすると教えてもらえない可能性もありますが・・・・

    —————————————————————————————
    PLより
    ルーリエ : 値引き交渉 2D6 → 2 + 2 + (5) = 9 (02/27-20:56:32)
    出目が悪い、交渉失敗・・・

    まとまったお金出したくないからの聞き歩きなのに結構吹っ掛けられる・・・
    これ最初から盗賊ギルド行った方がよかったかな・・・

    現在出費:3ガメル

    #446
    寿
    参加者

    >「今日は盛況ですか?」

    「いやあそうでもねえなあ。ウチを敬遠して安く情報を入手しようとする
    困ったメンバーがいたりするんでなあ。」

    受付の男は、ニヤニヤ笑いながらルーリエを見ている。

    「情報は商品だぜ。商品には値がつくもんだ。
    たった3ガメルじゃあ、いくら何でも可哀想だろう?」

    オランにいる物乞いは基本的に、情報収集担当のギルドメンバーだ。
    街のあちこちで起こった些細な出来事も観察してギルドに報告し、
    盗賊ギルドの情報網を形成している。

    「逆にお前さんが良い情報を持ってるなら、買ってやるぜ。
    うちは良心的なんだ。最初からここに来れば手間が省けたろうに。」

    ニヤニヤ笑いながらもそう教えてくれた。
    話しかけた物乞いもギルドメンバーだったようで、
    ルーリエの行動は全てギルドに筒抜けだった。

    >「ギグス村という辺境の村のファリス神殿から盗まれた木彫りの女神像を
    >探しているのですが何か情報はありませんか?」
    >「わからなければ、手掛かりを知っているらしい3人組がいるらしいので
    >そちらの所在でも構いません。」

    「ほう・・・」

    男は少し考え込む。

    「その三人組の情報だけならまあ情報料100ガメルって所だが・・・
    木彫りの女神像と来たか・・・ちょっと待ってろ。」

    ルーリエは別室に移動し待たされる。
    程なくして、幹部らしい男がやってきた。

    「待たせたな。早速だが・・・
    この三人はギルドメンバーじゃない。外から来た奴らだ。
    定期的にオランに来て商売しているミラルゴのバラン貿易商会の下っ端だ。」

    「その貿易商会だがな。正体は故買屋だ。盗品をオランで売りさばいている。
    最も“仕事”をしているのは国外で、
    オランでは普通に売買しているだけだからな。ギルド的にも特に問題は無い。」

    「問題は無いが・・・面白くもない。
    チンピラ共を雇って取り巻きにしていて、ギルドの保護は必要ないと、
    最低限のミカジメだけ寄越して、アガリも払わない。少々目障りな連中だ。
    言ってみりゃあ“おでき”だな。
    脅威ではないが、不愉快な存在。何か口実があれば・・・」

    そこで黙る。その先は言わなくても察しろという事だろう。

    「その連中が最近オランにまたやってきた。近々オークションを開く。
    その目玉商品が、伝説の匠オーガン作の“木彫りの女神像”だとよ。
    巷の噂じゃあ、落札価格予想はざっと30万ガメルだそうだ。
    取り返すなら急いだ方が良いだろうな。落札された後じゃあ面倒になるぞ。」

    「正義の冒険者が盗品を取り返す。オークションは中止。バランは信用を失い、
    商会も大打撃。いやあ素晴らしい。」

    「そしてついでに悪のチンピラは退治されるってわけだ。
    ・・・うちに挨拶もなく、街でおいたをしたらしいな。」

    スリをした事も既にギルドに伝わっている。
    といってもルーリエの呪歌で、裏通りとはいえ往来で自白してるのだから
    それは、ばれて当然だろう。
    モグリのシーフが、オランで“仕事”をしたなら粛清対象だ。
    三人組の未来は、あまり明るく無い事が確定してしまった。

    「さて、ここまでの情報料だがな。重要な情報だ。高くつくぞ。
    3000ガメルと言いたいが要らん。それどころか褒美をやるぞ。
    仕事が済んだらな。うちは良心的だからな。
    ギルドに貢献した有能なメンバーには、当然それなりの見返りも用意する。
    というわけで。仕事頑張れよ。」

    そう言って、幹部はにこやかな笑顔で席を立つ。
    つまり、チンピラ退治も、商会の盗品を盗み返すのもルーリエの仕事だと。
    ギルドから命令が下った形だ。

    その後、ルーリエはいくつかの情報を得た。

    ・バランの屋敷
     バランとその部下がオラン滞在中に使う家。

    ・バラン商会オラン支部
     店頭販売やオークション会場もある。盗品の倉庫もある。
     罠もあり見張りが常に複数。

    ・さえずるゴブリン亭
     チンピラ三人組がよく屯っている酒場。

    それぞれの場所と、簡単な見取り図までが用意されていた。

    ルーリエがギルドを出る頃には、すっかり夜も更けている。

    寿@GMより_______________________________

    実はギルド以外は、吹っ掛けられる設定にしてあったのだったw
    そしてぼったくられそうなギルドは実は無料で教えてくれるというwww

    さてどうします?
    深夜だけど何かします?それとも翌日?どこに行きます?

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