紅月

ベーリ＝オルクス　経験点　1000点　報酬　500ガメル 受領しました。

>「この島にそういうところがないんだよね…」

なるほど・・・そうなると少々厳し・・・いや？

「そうですか・・・では自分の持ち物ではありますがこの兎の足のペンダントを差し上げましょう。
　ただ困りましたね、土産物屋がないとなると自分用に記念品を購入することもできません・・・」

そういって少し思案顔を浮かべてから何か思いついたような表情に切り替え、
首にかけていた兎の足の形をしたペンダントを持ち上げて見せる。

「あぁ、もしよろしければですがキャシーさんの髪飾りを交換と言っては何ですが記念にいただくことはできませんか？」

まぁ、正直なところ他に切り口が見当たらないのでストレートに・・・だが。

「アクセの件は、またキャシーさんが休みの日にオランの街へ遊びに来た時にでも考えましょう。
　自…[ 続きを読む ]

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食事を一通り終え感想を述べるとかなり恰幅のいいゴブリンが出てきた。
一連の流れと恰好からどうやら彼（？）がこの厨房のシェフらしい。

>「お初にお目にかかります。ジェイミーサカイです。この度は私の料理がお口にあったようで大変嬉しゅうございます。お時間のある時にまた来ていただければ、幸いです。昼から夕方にかけては氷菓子を専門にお出ししておりますので、ぜひ一度食べに来てください。」

「そうですか。では、また折を見て足を運ばせてもらいます。」

見た目はゴブリンだが礼儀は正しいようだ、ひとまず食事の方は(材料はともかく)安心だろう。

***

食後は今後の行動についてのすり合わせ。

>「これで、シェフのお名前を聞くというのは達成できたわけですね…
>　あとは、カジノとキャシーさん…[ 続きを読む ]

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「なるほど・・・」

向こうの事情は把握した。
相当な面倒事の様だ。

「防戦一方ではいずれ破綻するかもしれませんし原因の調査をして元を断つ方向も考えた方がいいですね。
　自分たちで対処できないなら外部から様々な技能を持った人材を雇うのも良いでしょう。
　資金に余裕ができたらですが。」

お節介かもしれないがまぁ多少の口添えはしておいてもいいだろう。

>「もし、渡してくれるのなら、これをあげよう。」
>「これはケンタウロスの角笛だ、何か困ったことがあったときこれを吹くといつでも私か私の仲間が駆けつけるという代物だ。」

「ええ、では釣り竿と角笛ありがたく頂戴しましょう。こちらがご所望の竜の牙です。間違いないか確認してください」

先ほど手に入れた竜の牙をケンタさんに差し出し交換…[ 続きを読む ]

>「き、君はベーリ君！お願いだ！賞品の竜の牙を譲ってくれないか？私にはそれが必要なんだ！」
> 「もちろんお礼はする。できる限りのことはする。」

こちらから話さずとも来てくれるのは都合がいい。

「自分としては構いませんが・・・そうですね、ではそちらの釣り竿と交換よろ…[ 続きを読む ]

馬人間はともかくデカブツがせってきたのは予定外だった・・・
ともあれ１着はとった、リゼントさんに預けた予算も打ち合わせ通りなら問題ないだろう。

>「皆様お疲れ様でした。1着のベーリさんには竜の牙、2着のオーガさんには赤子の剣（魔法の剣＋１　必要筋力１）をケンタ・ウロスさんには釣り竿を進呈されます。」

「確かに。」

龍の牙、まぁ今のところ自分で使う要件もなく値打ちものとしての価値しかないが・・・
それ以上に回りのゴブリンの視線があからさまに残念そうだ。賭けを外したからなのかそれ以外に原因があるのか？

それより問題は釣り竿の確保だ。
おあつらえ向きに馬人間ことケンタさんが釣り竿を確保している。
事前にお金に困っている部分が見受けられたが・・・

>「ベーリくん、すごーい♪」

「…[ 続きを読む ]

パドックにて

”勝って稼いでくる”

試合会場からわかりやすいようにサインを送る。

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PLより
説明足りてないけど
現状のレートと基準
1番人気　ケンタ・ウロス　オッズ　1.5倍　2d6+6（モンスターレベル＋2ボーナス）で振ります。
2番人気　ベーリ　　　　　オッズ　2倍　　2d6+9
3番人気　イース　　　　　オッズ　2.4倍 2d6+5?
4番人気　オーガ　　　　　オッズ　2.5倍　2d6+5 (モンスターレベル)で振ります。
5番人気　レーナ　　　　　オッズ　3倍 2d6+3
6番人気　フンババ　　　　オッズ　10倍　2D6…[ 続きを読む ]

>「それじゃあ、あたしは応援に専念させてもらおっかな」

「では選択は任せるので、３０００程預けておいても大丈夫ですか？うまく当たったら島から戻った後少し良い食事を奢りますので。」

もちろん手に入ったお金がそのまま持ち越せれば・・・だが。
賭けのあたりも含めて自身の幸運を計るというのもまた面白い。

***

>「さてさて、ベーリさんにはこの馬ですね。癖のないいい馬ですよ。それに結構早いです。優勝狙えるといいですね。レーナさんは…この馬ですね。あぁ、この馬はちょっと癖はありますが、気が合う相手には全力を出しますよ。」

「確かに人懐っこいですし、体感も上々ですね。」

学識は今のところないが動物の目利きは野伏の経験で凡そ計ることができる。
まぁ気になるのは例のケンタウロスの独り言だが…[ 続きを読む ]

説明を受けた感じ賞品は２位以上はそこそこ価値があるもののようだ。
厨房ゴブリンが用意した料理も認識を歪められた状態でもなければ味は問題ないと認識できる。

>「ふぅん……それなら、みんなで参加するのもありかも」

「少なくとも３人参加すればある程度確実に釣り竿は確保できそうですね。」

***

競馬場は先ほど見たときとは打って変わってギャラリーが大挙している(ほとんどゴブリンだが)
パドックにはすでに出走予定の３頭と騎手が揃っているが・・・

>「半人半馬はケンタウロス、赤褐色の巨人はオーガ、一つ目一本足は……とにかく強そう。
>　仮に妨害するにしても、腕ずくでやるのは到底無理ね。
>　というか、攻撃や特殊能力使用禁止じゃないと危険すぎ」

>「オーガと一本足は乗る…[ 続きを読む ]

>「取り敢えず、この後の事なんですが…
>　食事をいただけますか？
>　驚きすぎて、なんだか気が抜けてしまったのもあるので…」

「そうですね、空腹ではいい考えも浮かびませんでしょうしひとまず食事にしましょう。」

といったものの・・・

>「大変もうしわけありません、お客様。ただいま魚料理に使われる魚がない状態でして…料理を提供することができません…。」

まぁ、周りが海で囲まれている立地からしてメインは魚なのはわかる。
漁港と提携も難しいであろうことも考えると・・・というか仕込みの段階で調達できていないのが意外過ぎる。
そもそも釣竿自体ないってどういうことだ・・・
そのうえで乗馬大会の景品というところに作為的なものを感じるが・・・

>「乗馬ね……まあ、馬に乗って普通に走らせるだけ…[ 続きを読む ]

腐った死体、もといキャシーさんから不死の精霊力が感じられない。
そうなると・・・

***

「で、結局オーナーはまだ不在ですか。」

ノックをしてみたものの特に返事はない。
扉に何か文字が浮かび上がっているが残念ながら読むことができない。
共通語でも東方語、神聖語でもないようだ。

「この扉なんて書いてあるんですかね？関係者以外立ち入り禁止とか？どなたかわかります？」

とりあえず知見のある人がいないか尋ねてみる、自分はお手上げです。

>「…色々突っ込みたいことはあるけど。このことを鵜吞みにするなら、個人だけを返すってわけにもいかないんだね…。
>　これらを全部こなすと、レーナだけじゃなくてあたしも戻っちゃうし、こなさなければレーナが戻れない、か…。
>　…こうなっ…[ 続きを読む ]

大きめのゴブリンと動く死体との掛け合いなかなか見られないというか普通にアレな光景ではあるが・・・
ゴブリンが共通語を話すなんて話は聞いたことがないですし何もかもが異常だ。
が、今のところ害意は見られないのでとりあえず片付ける必要もなさそうですね。

＞「キャシー…。振る舞いには気を付けてください。あなたは受付、このリゾートの顔なんですから。お客様が困っているではないですか。」

腐った死体がリゾートの顔でいいのか・・・意図がわからない、ただここのオーナーが只者ではないのは確かなようだ。

> 「もし質問とかあったら、オーナー室に行ったらどうかな！オーナーならいろいろ答えてくれると思うよ！」

「おや、お帰りになっていましたか。では挨拶に参るとしましょう。」

どうやら自分が気絶している…[ 続きを読む ]

・・・・
受付に戻ってくると受付に全員集まってきているようだ。
それに加えて、キャシーさんと同じ口調で喋る腐った死体が・・・皆さん普通に会話しているところを見ると本人？なのでしょうが・・・
考えられる可能性は
１、強力な幻覚魔法
２、悪い夢
３、薬物の影響による幻覚症状
この場合一番手っ取り早いのはセンスオーラで精霊力を確認か。
不死の精霊力を感じらたどうしよう・・・でも臭いも含めて仮装とかじゃなさそうだし・・・

>「あ、ベーリさんだぁ！おーい！楽しんでる？」

でも敵意はなさそうだし・・・(声のトーンが不気味な気がするけど)

「楽しんでいる、というより困惑しています。」

・・・いや少し冷静になろう。

「あぁ、折角なのでご同行の皆さんと親睦を深めようかと思いまして。
　この後の…[ 続きを読む ]

島の周りの散策は終わった。
島自体は簡単に一周できる程度の規模で一見してレジャー用の施設の域を出ていない。
お客の姿も自分たち以外はなし。
しいて言うなら精霊力に若干庭感がある・・・か？
（ばさり）
思考を巡らそうとした瞬間に意識が途切れる。

***

あれからどれくらい時間が経ったのだろう。
倒れたのが砂浜だけあって体中砂まみれだ、気温で出た汗のせいで少し体に張り付いてしまっている。
とりあえず服についた砂を払い落し海水ではなく井戸水で腕についた砂などを流しておく。

再び思考。
さて、さっきのは何だったのか？突然意識を持っていかれた感じではあったが・・・
人もいないし様子も掴めない、一旦誰かと合流すべきと判断する。
何か非常事態があってからでは遅いですしね。
位置的に移動していなければ…[ 続きを読む ]

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PLより
経験値１３００点
報酬：５０００ガメル

受領します。

更新の間がちょっと遅れがちだったのが反省ですね。
探索もうちょっと攻めてもよかったですね。
お疲れ様でした。

やれやれ、今年もまた暑くなりそうですね。
こう暑いと農作物が心配ですが・・・

>「お願いしまーす！お願いしまーす！」

”ひと足早い夏！パラダイス！
ビーチにプールにカジノ、イベントなどこの島は退屈している暇がないほど楽しいことがいっぱい☆
我々のホテルの夏は島バカンスを応援します！興味のある方はここまでご連絡を！”

パピルス紙・・・質はよくないとはいえ珍しい。
内容は一般の街より貴族区画の方が需要がありそうな内容ではありますが・・・

「まぁ、丁度暇だし見に行ってみようかな？」

幸い懐はそれなりに潤っている。
詐欺にしても同業者の可能性もあるし符丁を試して怪しげなら手を引けばいいだけだ。

*

住所の場所に向かうと急ごしらえといった感じの建物がある。
そこで待っていたのはチラシを配…[ 続きを読む ]