玉鋼

「やったやったあ！！　やったわ！！」
崩れ落ちていく水を見て、小躍りしながら駆け回る
「謎さえ解けちゃえば、なんてことないわね～っ！
　残ったやつらも吹っ飛ばしてやるわ」

意気揚々と魔法を放ち続けたものの、最後の1つで力尽きた
へなへなと座り込んで息を切らす
「はぁっ、　はぁっ、………ちょっときゅーけ～
　使いすぎて魔力が持たないわ…….」

「安全なところで一旦休みましょ？
　最後の1つは、起きたらすぐに消したげる」

重たい頭を抱えながら、千鳥足で通路を戻る
「トンネルの反対側……　あの通路って確か行き止まりよね？
　あそこで寝たらいいんじゃないかしら
　変なのが来たら、大きな起動音で飛び起きれるだろうし」

「まぁ確かに、いざってときは逃げにくいけど……[ 続きを読む ]

15:39:45 玉鋼 ピュリフィケーション 2d+4 Dice:2D6[6,1]+4=11

15:39:58 玉鋼 予備 10d Dice:10D6[6,5,1,5,4,1,3,2,4,1]=32

「うあっ！？」
飛びのいた後の頬を水の塊が掠める
とっさに手放した石ころが、そのまま落ちてわずかに転がった

「思った以上に、素早いっ！　気を抜いてよそ見でもしていたら、あっという間もなく捕まっちゃってたわ…………
　しかも、中心の一体だけじゃなくて3体も向かってきた……….いっせいにッ」

ついた尻餅を払うと、よろよろと立ち上がった
キューブをにらみつける闘志はまだ消えないままだ
「でも、近づいてみてわかったわ……….この水の中、散らばったマナの塊がある
　濁り切った泥水みたいに散らばって、水の精霊じゃない何かの力が働いている！！」

2人に振り返ると、興奮したまままくしたてた
「あたしが精霊に語りかければ、この力を吹っ飛ばせるはずよ！！
　変なマナ…[ 続きを読む ]

PL玉鋼より
>センスマジックもセンスオーラも使わないんですよねｗ

Oh,no….

>・常に≪センス・オーラ≫を行使して働いている精霊力の変化を感知しておきます

センスオーラは常に使っておく宣言をしていたつもりだったのですが、こういう宣言って、認められなかったりしますかね？
認められるなら、常に使っておくことを改めて宣言します！

認められてもられなくても、今ここで、確かに使う宣言をします！
何かわかることありますか？

>ジュッ！！
小さな音を立てて火弾は虚しく消え失せた
唾を飲み込んで身構えるものの、無機質な物体に動きはない

ほっと息を吐き出して、後ろの2人に振り返る

「全く動く気配がないわ　　せめて向かって来てくれたら、動きがわかって楽なのに
　これじゃあ謎だらけね
　わかったのは、火を当てるだけじゃあ全く、火力不足ってことね」

「とりあえず、土を掘り起こして投げつければ、安全に攻撃できそうね！
　土を何かに包んでさ、ぐるぐる回してえいっって投げたりできるんじゃない？
　大きい布の両端にロープをつけて、投げるときは片側だけ手放すのよ
　スリングみたいにさ」

「でも、重たい土をぶつけるなんて、わたしにはちょっとできそうにないわ
　おじさんならできるの？　力がありそうだし
　1時間土を掘り起こして試…[ 続きを読む ]

>「二人とも!聞いて聞いて!ここを突破するための、いい作戦を思いついたわ!」
部屋の前で考えあぐねていると、イースが作戦を提案してくれた

「なるほど……..　　ファイアボルトで焼き尽くすか、できなければ土を使う…….
　どちらにしても、あいつらと戦うしかないってことね
　わかったわ！　やれるだけやってみましょ」

抱えていた頭をあげて立ち上がる

「それなら、土を包んで当てるにしても、投げつけるにしても
　攻撃した後のあいつらの反応を知りたいわね。
　もし急に、物凄い速さで追いかけてくるとしたら……..　
　たっぷりと土を用意できても、当てる余裕がないかもしれないし、当て方を工夫するヒントになるかもしれないわ」

「とりあえず、こっからファイアボルトを打ち込んでみる…[ 続きを読む ]

「……あれはなにかしら？　ウィンディーネの気配はするんだけど」
ダガーに宿った魔法の光を掲げながら、熱の目をこらす
暗闇のなかに、何かの形だけがぼんやりと浮かんでいた
すぐ手前には、びしょ濡れになったゴブリンの亡骸が見える

>「「地底ゴブリンが倒れておる場所がまちまちなのには
　何か理由がありそうだのう」

「……ぇっ！？　他にも死体があるの？」
踏み出そうとした足を引っ込める
聞くところによると、すでに温度が床と一体化してしまった遺体もあるようだ

「……とりあえず、闇の部屋と同じように光だけ投げ込んでみましょうか
　たいまつだけつけるわよ」
火打石で火花を散らし、炎を灯した

玉鋼@PLより____________________

・まずはたいまつをつけます…[ 続きを読む ]

ぐぅぅぅ…….
腹の虫とともに起き出すと、朝食を食べる彼女が目に入った
気づかぬふりをしてストレッチなどを始めてみたものの、結局欲望には抗えず
とぼとぼ歩み寄ってご馳走の隣に座り込んだ
「ねぇ、イースぅ…….　ご飯わけてくれない？
　ちょっとでいいからさぁ…….」
パンを目の前にしてよだれをこらえ、甘えた声をあげる他なかった

＊
＊
＊

「ふぅ…….　これっぽちもわからないわ　　解除する方法なんて！！
　わかるのは、土に触れたら起動することだけ」
トンネルの前に立ち、腕を組んで吐き捨てた
昨日から1日中探しているが、手がかり一つ見つからない
「土が掘れれば何か見つかるか、岩を埋めるかできるかもしれないけど…….
　こんなにすぐ反応されちゃあ、スコッ…[ 続きを読む ]

「ひぃぃっ！？」
あの音共に走り出す

打ち込んで置いた土の杭が、獣の動きを邪魔してくれたようだ
その隙に、2人が待つ逃げ道へ滑り込んだ
あたしが通ったすぐ後を、巨岩が転がって引きつぶしていく

「はぁっ、　はぁっ、　……..間に合った！
　転ばなきゃ余裕で逃げれるけど、ゆっくり調べる時間はなさそうね」

>「ああもう！」
どうしようもない状況に、イースが悪態をついた
何か手を考えているようだが、それが可能なのかどうかも、この岩が転がり落ちてくる中を調べる必要がありそうだ

「ちょっとしか時間がないってのは、確かに絶望的ね………
　でも、、、これがいいわ！　こっちの方がいい！！」
ポーチから石を取り出して、抜き身のダガーを構える
「一番最悪だったのは、逃げても間に合わない…[ 続きを読む ]

ゴオン！
逃げ出したゴブリンを追う先で、右手側から大きな音がした
「なっ、、今度はなによっ！？」
慌てて踵を返すと、飛びのいてT字路から距離をとる。
大きな地響きと共に、反対側から近づいてくるッ
　
　
　
壁に挟まれた視界を一瞬で横切ったのは、巨大な岩の塊だった
獲物を見つけた獣のように、逃げ惑う妖魔の背を追いかけていく

ドオン！グシャ！

曲がり角から顔だけのぞけば、暖かいブルーベリージャムの残骸が、どのような末路を辿ったのか理解できた

「ひぃ～～～っ！！！　　なんなのよあれ！？
　ぺしゃんこじゃないっ！！」
冷たくなりつつあるジャムをつけたまま、勝ち誇った獣が悠々と戻ってくる
すぐに体を引っ込めて分かれ道から逃げ出すと、再設置される岩の姿を震えながら見守った

＊
＊
＊

「ここ…[ 続きを読む ]

玉鋼@PLより＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
時間がないので、先に行動宣言だけ

・部屋に戻って、2人に開閉装置があったことを伝えます
・闇の部屋に落ちている、【ライト】がかかったダガーを拾っていきます
・2人と共に、隠し階段の先に進みます

探索方法は、1日目と同じ、10mレイチェルが先行するやつです
装備と灯りだけ変えて、ランタンは止めてイースの【ライト】がかかったダガーを片手に持って進みます

21:09:30 玉鋼@レイチェル ダイス 10d Dice:10D6[3,6,1,2,4,3,3,1,6,5]=34

「階段……　さらに地下に続いてるわ
　あいつらがボタンをひっかいてたってことは、侵入者はまだこの先にいるかもしれないのよね」
立ったまま底を見下す
中央の刃から放たれた魔法の光も、この先には通らずに闇で覆われていた

>「何が潜んでおるかわからんゆえ、まずは……」
ルブルムが身を乗り出して覗き込んだ
「…….どお？　なんか隠れてる？
　生きたやつはいなさそうだけど…….」

ひそひそと話して見たが、ここから見える範囲ではまだ何もいないようだ

＊

「なんなの？こいつら…….　呪われてるのかしら
　ゴブリンみたいだけど、肌は薄いし目が変ね」
奇妙な生き物を覗き込みながら呟いた
「それに、まだ息があるわ。暖かくて生きている
　シェイドにやられたんだとした…[ 続きを読む ]

「思った通り、中は真っ暗ね……　　でも、”視える”わ　　
　イースの作った闇ほど強力じゃない、自然な暗さよ」
鏡に薄っすらと反射する、部屋の形を感じながら呟いた
更に扉を押し開けて、顔だけでのぞき込む
「……あ！！何かいるっ！　　しかも生きてるわ
　床に伸びて動かない、生きた暖かさが視える！！」

踏み出そうとして、足を止めた
視えはしないが確かに感じる
温度ではない別の気配が、闇の力がすぐそこまで近づいて来ている
「……やっぱりこっちにもいたのね
　おじさんの言った通り、対になってたわ　こことあの部屋は」

身を引いて扉を閉めると、後ろの2人に振り返る
「闇の精霊も不安定なのはいっしょで、あんたの魔法に無力よ　イース
　さっきと逆のやつを頼めるかしら」

「….…[ 続きを読む ]

「……..そ、そんな　　、なんにも見えない！
　温度が見えない……ッ！？」
円形の部屋は、イースの魔法ですっぽりと闇に覆われた
ウィプスを排除できたのはいいものの、立って歩くこともできない真の闇だった

地を這うように進んでみるが、あまりの暗さに方向感覚が狂う
松明を手に持ってきるのに、火の暖かさすら感じない
このまま進めば戻る方が困難になることを直感して、その場で止まった

>「さして広くはないが、暗闇では何があるかわからん。
　わしが先に行くかの」

ガチャガチャと金属の音を立てながら、足音がずかずかと進んで行ってしまう

「ちょっ、ちょっと　　大丈夫なのあんた！？
　離れると迷子になるわよー！」
呼び止めたが、もうすでに遥か遠くだった

　
わたしは扉まで戻るのが精一杯…[ 続きを読む ]

「うっ、　これは……ッ！？」
扉を開いて身を乗り出した
鏡に映っていた黒こげの物体は、人の死体のようだった
能もなく漂うウィプスに弾かれても、ぴくりとも動かない

一緒にのぞくおじさんがぽつりと呟いた
>「うかつに入ろうものなら、
　先に入ったものの二の舞となりそうじゃわい」

「確かにそうね…….　これじゃあ調べたくても入れないわ
　眩しいあの場所から、湧いてるみたいだけど…….」

>「！！今すぐ扉を閉じてっ!」

はっとして見上げる

眩しくて気付かなかった……..
すぐ目の前に、ウィプスが向かって来ているッ！

「うぁっ！？」
扉を掴んで思いっきり引っ張った
静かな通路に重い音が響き、扉で爆ぜるウィプスの音が後を追った

イースはすぐに詠唱を始める
わ…[ 続きを読む ]

>「うーん。あたしに出来ることで今役に立ちそうな事と言えば」

>「何かが弾ける様な乾いた音がするというのが気になるのう。」

「この扉を開けて、向こうの様子を見るしかなさそうね…….　どっちみち」
カバンから手鏡を取り出すと、扉の前に立つ

「おじさん！　戦闘の準備はいい？　装備はバッチリね
　イースはこのランタンを持っといてくれる？　松明はわたしが持つ」
2人の準備ができたことを確認すると、息を飲んで扉を押した

万力のようにゆっくりと、音を立てないように押し
ほんのちょっぴりの隙間から握りしめた手鏡を覗かせて、反射する室内の様子を伺った

玉鋼@PLより＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
宣言がないと1日経過してしまうようですね
行動の合意をとろうとして確認してるととどんどん日が経ってし…[ 続きを読む ]

おじさんも含めて全員で下に降りてこれた

「いるわね…..　この先に何かいる………ッ！」
扉に耳を押し当てながら、ひそひそと呟いた

「侵入者の討伐も依頼に入っているから、このまま逃げて帰るわけにはいかないわね
　お宝も待っているんだから……！」

「でも、このまま扉を開けて正面突破なんてあほなことはしなくないわ……
　この先に何が、どれだけいるのかよくわからないのに、そんなことしてたら命がいくつあっても足りないわ」

「せめて、挟み撃ちされないように、反対側の扉は塞いでおきたいけど、近くにあるのは瓦礫くらいだし………
　この辺の瓦礫を運んでるうちに、こっからやつらが出てくるかもしれない」

「ねぇ、イースぅ…….　　なんか便利な魔法とか出…[ 続きを読む ]

玉鋼@PLより＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
19日くらいまではまともにロールプレイできるかどうか怪しいので、レイチェルはNPCのごとく使ってくだせえ
レイチェルの行動も代理で宣言してくださってOKです。もしも嫌なものがあったら訂正させていただくので、是非安心して遠慮なく

>命綱
あぁ、これは
決して離してはいけない、切羽詰まった状況を比喩するための表現だったわけですが……..`
たしかに、命綱とか取り付ければ安全に降りたりできそうですね

>大ヒント。
ルルブを穴が開くほど読み込んで思ったのですが
ひょっとして、ルブルムの登攀判定18って、
・基本目標値 10
・壁や崖はなく、垂直に垂らされたロープを使う　+4
・着ている鎧による補正 (ルブルムが装…[ 続きを読む ]

2人が目を覚ましたら、準備運動をしてから部屋に戻って来ていた
ぽっかりと空いた穴をのぞき込み、どうやって侵入しようかと思案している

>「考えてみたんじゃが、あの穴を降りる前に階段がないか調べてみるのはどうかの？
　苦労して降りたあとで階段があった、では目も当てられんぞい」

イースの案で縄梯子を作ろうとしたとき、おじさんは口を開いた
ロープを全て使うことを心配しているようだ

あごに指をあてて思案しながら、頭のなかの考えをゆっくり言葉にして伝えていく
「うーん……　確かに階段があったら便利だけど
　こんなに細部まで地図が作られちゃっているくらい、調べつくされてる遺跡よ
　あったとしても、わたしたちが数日で見つけられるとは思えないわね」

「それに、じっくり調べてる時間はなさそうね.…[ 続きを読む ]

‘>「戻るとしても、ここでできるだけの手当はしておくべきじゃな」’
小柄なおじさんはのしのしと歩いて様子を見に来た
「そりゃそうだけど……　ここじゃ血を止めるのが手いっぱいだわ
　体の精霊がおかしくなる前に、ちゃんと治療できるとこへ行かないと」
カバンからシャツを取り出して、引き抜いたダガーをあてがった
細く割けば応急的な布が手に入る

が、その前におじさんが異物を引き抜き始めた
>「ヴェーナーよ、かのものの命に息吹を……」
「ああ～っ！？　ちょっと待って
　血がひどくなっちゃうから！！」
傷口に込められた指先から、暖かな光が溢れる
あわてて伸ばしたわたしの手が届く頃には、既に傷は閉じられていた

「うそ、　カンペキに治ってるわ
　こんなちょっとの間に……ッ！」
ランタンの光…[ 続きを読む ]