【終了】追放姉妹と騎馬合戦

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  • このトピックには90件の返信、4人の参加者があり、最後にヤッチにより1年、 11ヶ月前に更新されました。
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    トピック
  • #3551
    ヤッチ
    参加者

    >>ALL

     あらためまして、GMを勤めますヤッチです。どうぞよろしくお願いします。
     では、TRPGという名の即興劇を始めましょう。

     序盤は、落語でいうところの「まくら」をやります。
     自己紹介がてらの即興劇を各自演じてください。(日常日記風とでも言うんですかね)。
     本編にはあまり影響しないパートですが、ここでそれぞれのキャラの、マスタリングの、雰囲気をつかんでいただけたらと思います。ある程度あったまったら、とある話しを持ちかけられる流れになります。

     即興劇用の、諸々の設定ですが。

    ●物語の舞台は、オランへ航行中の豪華客船です。

    ●貧乏人のクーザー(失礼w)は、「ウホッ!いい身体…」を見込まれて短期アルバイトの船員スタッフとして働いています。似合うかどうかわかりませんが、スタッフの制服である白シャツに黒ベスト姿で、力仕事が主ですが警備や雑務に忙しいです。

    ●金持ちのフィアファネスは働く必要もなさげですから、乗客としてレジャーを楽しんでてもいいですし、なんか貧乏人に悪いなぁと後ろ髪引かれるなら、容姿をかわれてレストランのホールスタッフをしている、みたいな勤労をしててもかまいません。カジノでバイトするならばばばバニーガールありますよ(はぁはぁ)。

    ●舞台(豪華客船)にありそうな設備や備品、そしてモブは、好きに使ったり喋ったりしてかまいません。もし行き過ぎた運用があれば止めますので(慣れてそうなのであまり心配はしてませんが)。

    ●ロールの都合上、難易度・目標値をGMに指定して欲しければ、適当に指示しますし、逆にこちらからお題を出すかもしれません。

    ●船舶の保安上、乗船の際は武器を船舶側に預けるよう指導されており、下船までは返却されません。
     魔法も本来は制限されるべきですが、現実的に規制は難しいため、マナーとして使用を控えるよう求められています。

    ●当初「既に姉妹の協力者」という選択肢も考えていましたが、それは無しとします。

     あと、たった今の思いつきで、それを生かせるか分かりませんが、この船上で知り合った気のいい知人と談笑する描写があるとうれしいかなぁ。

    ——————–

     ん~、説明はこんなもんですかね。なんかあったら随時質問受け付けますんで。会議室も用意しました。

     では気合い入れてアドリブよろです。
     即興劇、よーいスタート!

    ********************

    参照先:
    クーザー
    フィアファネス
    トルテ
    「 追放姉妹と騎馬合戦」会議所
    ダイスチャット
    ■騎馬戦ルール
    ■決勝戦

     

15件の返信を表示中 - 31 - 45件目 (全90件中)
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  • #3602
    ヤッチ
    参加者

     

    >「その案乗りますね。
    > 私は体格上、騎手は無理みたいなんで・・・・・馬役しかできないみたいですね。
    > リズリサさん、私は貴方と手を組むのはいいのですが、私が馬役、
    > 貴女が騎手役として私とタッグ組みませんか?
    > 貴女が嫌じゃなければですが。」

    リズリサ「(赤面)その、イヤというのではなくて。
         やはり、こういうのは頭数の多さが戦いのセオリーだと思いますの。
         それに、馬しかできないなんて、ご謙遜、あるいは思い込みではありませんの?」

    ***************************************

     リズリサはタッグは組みません。絵面としては面白いんですがw
     理由はいくつかありますが、最たる理由は「RPGはPC達が活躍すべきだ」と、私は願っているからです。
     リズリサが馬ならともかく、クーザーを馬にして騎兵というのはちょっと。私はNPCの分をわきまえたいです。

     ちなみに、クーザーが馬になる、というのを否定しているわけではないので、誤解なく。
     強力な一騎を作るコンセプトは何も間違いではなく、その為にPC同士で組むのも当然アリです。NPCとより、PC同士が協力し合う姿の方が私は好きですね。

     なお、頭数云々は、あくまでリズリサ個人の意見に過ぎず、神の意志ではありませんので念のため。

     もしかして勘違いしているかもしれないので、参考までに解説します。
     クーザー騎兵+標準軍馬の組み合わせなら、トルテ騎兵+専用軍馬と比べて、能力的に劣るところはありません。回避力は同等です。荷重があるからと言って、それが即回避力まで影響するわけではありません。
     フィアファネス騎兵+標準軍馬となら、移動力では少しだけ劣りますが回避力は同等。射撃ではフィアファネスに譲りますが、接近戦ならクーザーに分があります。得意分野の違いですね。

     

    #3603

    >「そして、優勝賞金は、なんと! 1,000ガメルです!
          ちょっとしたイベントで、これはなかなかのものでしょう!」

    わきあがる会場の中で、控えめにガッツポーズをする。

    (1000ガメルって、私の手持ちの何倍かなぁ・・・?) 

     計算するとミジメになってくる。
    騙されたとはいえ、食事付きのお仕事はとてもありがたいのです。

    >「でもぉ、トマトをつぶすとぉ、果汁で服が汚れちゃうわぁ♪」
    >「はい、そこ心配ですよね? そこで! 当日は水着で行います。
    > 明日立ち寄る小島のビーチが会場となりますので、
    > 汚れも気にせず大いにはしゃいでください!
    > 充分な数の無料レンタル水着を用意してございます、
    > どうぞこのあと別会場でご試着してください。
    > お気に召したらそのままお買い上げくださると、運営的には尚良しですね!」

    (ぴくぴくぴくぅぅぅ)

    >「そうなんだぁ♪ 色んな水着試せるならぁ、ちょっと攻めちゃおっかなぁ♪」

     露出度の高い女性の声に、さらに沸き立つ会場。
    馬役に言われるまでもなく、足りていないトコロの自覚はある。
    声出して盛り上げろという指示はあったのだが、声は全く出てこなかった。

    (き、聞いてないよぅ・・・)

    >「なお、協力者にはお礼として、参加賞も賞金も2倍にいたします!」

     さらに白トマトが拍車をかける。

    >「なお、協力者にはさらに倍の参加賞と賞金を提供いたします!」

     倍率ドン! さらに倍!
    さらに盛り上がる会場とは裏腹に、私の気持ちだけが取り残されていく。

    (か、完全に、罰ゲームじゃない・・・)

     都会って、コワイ・・・。
    お金で何でもできてしまうし、なんでもさせられてしまう。

    (お金がないって、こんなに屈辱なコトなんだ・・・。)

     正直、そのあとの説明はほとんど頭に入ってこなかった。

    =======================================

     その後のレストランでの食事でも、営業スマイルで頑張ってみるけれど、どうにも頭が回らない。

    >「私は構いませんが……」

     「私も構いません・・・。」

     フィアさんにつられる形で、なんとなく承諾する。

    (罰ゲームが確定している状態で、もう、どうにだってなれっていうのよ・・・。)

     確かリズリサさんのお姉さん、イルイラさんのテイソウを守るために共同戦線を張るとかなんとか・・・。
    つまり、男は皆殺しよ!っていうことだっけ?

    (あ、れ? さっき、マフィアの黒服も参加者の列にいなかったっけ・・・?)

     ヤバイ、何か対策を考えないと本気でマズイ状況になりそうだわ!

    #3606
    ヤッチ
    参加者

     全員参加の意思確認できました。
     あとは、お断りされたクーザーのリアクションを確かめてから進行したいと思います。

    ——————–

     戦闘シーンは物語の華。
     凝った演出の推敲に時間をかけたい人もいるだろうと思い、こちらの騎馬戦ルールトピックの2番目に予定原稿を上げておきます。
     前提として、PC同士でのペア騎馬はないものとして書いてますが、決定稿とさほど変わらないと思います。
     用が済んだら削除します。

     

    #3608

    >「(赤面)その、イヤというのではなくて。
    >     やはり、こういうのは頭数の多さが戦いのセオリーだと思いますの。
    >     それに、馬しかできないなんて、ご謙遜、あるいは思い込みではありませんの?」

    俺は慌てて、リズリサに

    「お気になさらず!
     騎手を頑張りますから、なんとかやってみますから。」

    という。
    俺はリズリサの顔が赤面する理由が何故か分からなかった。
    まあ、馬役探すとするか。

    +++++++

    PLより
    これで、騎手決定ですね。
    それでは進行お願いします。

    #3609

     あの運営の状況からして、レンタル水着がキワドイものが多いのはほぼ確定だったから、キケンな想像をしてしまったけれど、ショックを受けたままでは、精神上ヨロシクない。

    (しっかりするのよ! 流されたら負け、だわ!)

     両親が冒険者なので、家訓は『先手必勝』である。
    特にスイーツは早い者勝ちだった。

    「あのっ、確認しておきたいことがあるのですが」

     リズリサさんとイルイラさんに話しかける。

    「お二人はあの黒服集団―――オランのマフィアですけれど―――とどういうカンケイなんですか?」

     幹部のキザ男とその取り巻き、ということは何となく知っていたけれど、会場でのやり取りからここ数日の関係とも思えない。
    マフィアのネクタイを掴んで引きずり回す、とか、普通は絶対あり得ない。

    「それと、黒スーツが強そうなお兄さんがたに絡まれて、ってコトでしたけれど、マフィアと敵対関係にある人物もこの船には乗り込んでいるということですか?」

     なんとなく船の運営側(私の雇い主)が、仲裁に入ってイルイラさんを巻き込んだ、という風に聞いていたけれど、イベントスタッフのノリを考えると別組織ということも考えられる。
    よく考えたら私のいた村だって、村長派と長老派みたいなハバツはあったわけで、運営も一枚岩ではないのかもしれない。

    (変なノリの料理長はもいるし・・・。)

     アレもイベント集団と毛色が違うから同一グループとは違うような気がする。

    「まずは予選突破しないと始まらないワケですけれど・・・。
     参加しそうな人達でで知っている人がいたら、その性格―――挑発に乗りやすいとか―――教えて欲しいんですけれど。」

     情報共有ができなければ信頼関係は築けない。
    隠しゴトするような人と一緒にいられない、というのは夫婦喧嘩のお決まりの台詞で、耳に変なアクセサリーが付くほど聞いてきた。

    「あの肌面積の多い女性たちのコトについても、なにか知っていますか?」

    =======================================
    今更ですが、露出女性について

    2d6 Dice:2D6[4,5]=9

    #3610
    ヤッチ
    参加者

     

     レスが早くて、予定原稿を書いた甲斐が……w

    ***************************************

    >「お二人はあの黒服集団―――オランのマフィアですけれど―――とどういうカンケイなんですか?」

    >「それと、黒スーツが強そうなお兄さんがたに絡まれて、ってコトでしたけれど、マフィアと敵対関係にある人物もこの船には乗り込んでいるということですか?」

     たまたま同じ船に乗り合わせただけの関係で、よく分からないとのことでした。

    >「まずは予選突破しないと始まらないワケですけれど・・・。
    > 参加しそうな人達でで知っている人がいたら、その性格―――挑発に乗りやすいとか―――教えて欲しいんですけれど。」

     知っている人がいないとのことでした。

    >「あの肌面積の多い女性たちのコトについても、なにか知っていますか?」

     あんなの運営のサクラに決まってますわ! とのこと。

    ***************************************

     なにはともあれ、ここに同盟関係が成立しました。
     明日の勝利を誓って乾杯し、夜は更けていきます。

       ・
       ・
       ・

     さて、予選パートです。

     きれいなビーチには、ロープで仕切られた試合会場が設けられており、その周りを多数の出場者と見物人、地元の島民が取り囲んでいます。今は50人近いアイドルグループみたいなのが、歌ったり踊ったり握手会したりで、ファンの喚声が上がっています。さぞグッズが売れるでしょう。
     この集客をあてにした露天商も充実しており、なかなかカオスです。

     会場の一角に設けた仮設テントには、あの司会(ジャストミート)と料理長(変態)と露出女性(ギャル)がいて、ここから拡声器でもって予選の実況中継を行い、会場を盛り上げるようです。
     そして、お姉様イルイラ嬢は、今は選手の誘導係らしく、「Aブロック選手の方はあちらに移動お願いしまーす!」と、バニーガール姿で忙しくしております。

    「Aブロック選手の方はあちらに移動お願いしまーす!」

     それを陰から妹が「おいたわしや、お姉様……!」しています。

    「お姉様……!」

     さて、同盟を組んだみなさんでしたが、想定以上の参加者多数で、予選のグループ分けではバラバラに割り振られてしまい、ここは単独で乗りきるしかなさそうです。

    リズリサ「みなさん、本選でお会いしましょう……!」

    ****************************************

     早く進行できるよう、ちょっと予定していた段取りに手を加えます。

    ●グループにただ一人放り込まれたものの、みなさんは順当に敵を討ち取り、あと最後の一人だ、という場面からのスタートになります。もちろん、そこまでの描写はお好きにしてかまいません(なんなら百人斬りでも)。
     演出のバリエーションとして、白トマト残1個状態の敵×3騎に囲まれていて、なぜか敵は1ターンに3騎のうちの1騎のみしか攻撃してこない、というようなやり方もOKです。
     まぁ、あえて不利になろうともガチ3騎とのバトル希望なら、それでもかまいませんがw

    ●最初から任意のオモチャ武器を1つ所持していてかまいません。また、白トマトは任意の数が残っています。
     こだわりがあって、あえて不利にしたいのであれば、それはそれでかまいません。

    ●相手まで5mの距離で始まります。
     ・・・・・◆・・・・◇・・・・・

    ●できればPL自身がサクサクロールして決着つくまでいけたらと思います。
     敵データは単純な固定値で公表します。が、お好みならば攻撃点と回避点を-7したうえでサイコロ判定してもかまいません。(通常の怪物との戦闘同様、同値ならばPC優位です)
    ****************************************
    参加者A(両手タイプ)
    ・攻撃点:8/打撃点:3
    ・移動力:10
    ・回避点:8/防御点:3
    ・白トマト:3個

    ・基本的に近寄っては叩くだけの素人戦闘を繰り返します。
    ・距離が詰めれない状況では、飛び道具に切り替える知恵はあります。
     その際は「攻撃点:7/打撃点:4」に置き換わります。
    ・やはりセルフでは難しい、という方にはGMがお相手します。

     参考までに、皆さんの簡単な戦闘データも書いておきますので、よければ参照ください。

    ———————————————————————————-
    【フィアファネス】 攻撃力 /ダメージ   /移動力 /回避力 /ダメージ減少
    ①片手タイプ    4+2d   0レート +1  10   2+2d  0レート +1
    ②両手タイプ    4+2d   5レート +1  ※標準馬
    ③投射タイプ    5+2d   0レート +2
    ④射撃タイプ    5+2d  10レート +2
    ———————————————————————————-
    【クーザー】    攻撃力 /ダメージ   /移動力 /回避力 /ダメージ減少
    ①片手タイプ    4+2d   0レート +4  9    2+2d  0レート +1
    ②両手タイプ    4+2d   5レート +4  ※標準馬
    ③投射タイプ    3+2d   0レート +1
    ④射撃タイプ    3+2d  10レート +1
    ———————————————————————————-
    【トルテ】     攻撃力 /ダメージ   /移動力 /回避力 /ダメージ減少
    ①片手タイプ    4+2d   0レート +2  7    2+2d  0レート +1
    ②両手タイプ    4+2d   5レート +2
    ③投射タイプ    3+2d   0レート +0
    ④射撃タイプ    3+2d  10レート +0

    ****************************************

     ……とまぁ、こんな感じで始めましょうか。
     実況中継や見物人の反応を適当に挟んでくれてかまいません。
     後はなんだろな……水着をどうするかとか、軍馬をふって決めるのか標準馬なのかとか。戦闘はGMとで行うか、その辺お忘れなく。
     それでは、みなさん頑張ってください!
     始まりのコングが鳴りました!

    ********************

    参照先:
    クーザー
    フィアファネス
    トルテ
    「 追放姉妹と騎馬合戦」会議所
    ダイスチャット
    ■騎馬戦ルール

    #3611

    「・・・・・・。」

     何も考えずにマフィアの幹部と口げんかしたり、ネクタイを引っ張ったりしたんですか、この人は。

    (怖いもの知らずというか、世間知らずというか・・・。)

     都会のことは右も左も分からないので、世間知らずについては他人のことは言えないかもしれないけれど、放っておいては危ないを通り越して、関わると危険というレベルである。

    (同盟、早まったかなぁ・・・。)

     でも、すでに関わってしまった以上、もはや後戻りはできないし。
    毒食らわば鍋ごと、つまり、胃薬を常備してとにかく頑張る、しかないわ!
    黒服についても、それ以外についても、大した情報はなく、私は頭を抱えた。

    (布地が足りない女性達が仕込みなのは想像していた通りだけれど・・・。)

     この船のイベント運営スタッフはとても優秀よね。
    断れないのを承知で名前を書かせて、どんどんと追い込んでくる。
    マフィアの黒服もお手上げの手腕だわ。

    (なんとなくお腹のあたりが痛くなった気がしてきた・・・。)

     毒なんか入っているハズがない、普段は絶対に目にすることがない豪華な料理なのに、どうも食が進まないのはなぜだろう。
    普段は口のほうを料理に合わせられるんだけれどなぁ・・・。

     =======================================

     翌朝、船が係留された島には、ロープで仕切られた試合会場がビーチに設けられており、出店はもちろん、なんとか島アバウトフィティとかいう名前であろうアイドルグループが歌ったり踊ったり握手会したりして場を盛り上げていた。

    (この運営には勝てる気がしないわ・・・。)

     まさに用意周到。
    元々企画されていたイベントに一枚かんだのか、あるいは寄港予定に合わせる形での共同開催なのか、とにかくマフィアもびっくりな情報伝達、チームワークだわ。
    救いなのは、この運営組織を敵に回して戦うわけではないということよね。
    もともとの契約はイベントを盛り上げることで、参加すればいいだけ。
    リズリサさんからの依頼も、特定の男性を優勝させなければOK。
    依頼にブッキングはないし、失敗しても失うものはない、ハズ。
    用意された、ほとんどスポーツ下着なピンクのセパレート水着に着替えて、予選会場に向かう。

    (メンツとか羞恥心とか、他にも精神力もスリ切れそうだけど・・・。)

     あとは野となれ山となれ、旅のハジは脱ぎ捨て、よ!
    そうでも思わないと、やってられないわよ!

    >「みなさん、本選でお会いしましょう……!」

     リズリサさんが声をかけてきた。予選ではクーザーさんもフィアさんとも分かれてしまっている。
    イルイラさんはと言えば、バニーガール姿で選手の誘導係をしている。

    (出るところが出ていると、堂々としていられるのかなぁ・・・)

     のほほん、としているイルイラさんを見ると、どうしてもそんなことを考えてしまう。
    他の人も、どうしてあんなに堂々としていられるんだろう?

    「胸の表面積の広い女になんか負けないわよ!」

     私はどんどん弱気になっていく自分がイヤで、声を出して気合を入れた。
    =======================================

    とりあえず、予選直前まで。

     

    #3614

    お、この島か。
    やけに賑やかだな。
    これだけ派手にやるとは思っていなかった。
    催し物にしては、とんでもないイベントだ。
    どこからか、魔術師ギルドから中継が出てそうな感じ。
    そんなに儲かるものかな・・・どこでしわ寄せ来るんだろ。
    俺の給料に響くの嫌だな。
    さて、周りの風景をみると、全員、仲間達、バラバラだな。
    俺はここから勝ち抜いていかないといけないか。
    とりあえず、頑張ってみるか!
    俺は普通の水着でいいか。
    ボランティアの兄さんに御頼み申し上げ、軍馬の役を頼んだ。

    「軍馬の兄さん、頼むぜ。
     頑張っていこうぜ。」

    俺は肩車してもらい、上に乗る。

    「突撃だ、まずはこいつを!」

    「次はあいつを、バシッと。」

    「次はこいつを、バシッと」

    「次はそいつを、バシッと」

    中略・・・・

    「なんとかここまで、無傷でいられたな。」
    あと、残り・・・わずかだな。
    お、トルテとフィアも残っている。

    「二人共大丈夫だったか。優勝目指そうぜ!」
    「ちょっと、俺達で作戦立てないか?」

    +++++++++

    PLより

    とりあえず、ここまで進めました。
    あとは野となれ山となれですね!
    勝負のダイスロールはもうちょっと後で。

    #3616

    騎馬戦が開催されるのは船上ではなく、ある程度の広さがある島のようで
    そこへ上陸して準備に取りかかります。
    汚れてもいいように水着の貸し出しがあるといいますが
    正直なところどれを選べばいいのか悩ましいです。
    と、私の騎馬役を担当される男性から一着の水着を手渡されました。
    紺色の生地で他のものより露出が控えめになっています。
    『露出は多ければいいものではない』『見てないことが利点にもなる』
    等々熱弁を振るわれましたが、言わんとすることがどうにもわかりません。
    とはいえ、他に判断する基準もないのでその水着を着用することにしました。

    「それでは、よろしくお願いします」

    ———————————————–
    PL

    #3617

     予選会場で、何故か私を睨みつけてくる黒ビキニの女性参加者。
    年は2回り、胸の大きさはそれ以上、私よりも大きい。
    他の参加者は男ばかりで、皆、その女性のほうを見ていたので、私は彼女の視線に嫌でも気づく。

    (なんだか、目の敵にされているみたい・・・)

     お客様の顔をイチイチ覚えていないけれど、給仕中に何か気に障ることをしたかなぁ?

    「あなた、何かあの女性にしたの?」

     馬役に話しかけるが、ジト目で返された。
    うん、まぁ、そうだよね。アレのターゲットは間違いなく私よね。

    (とりあえず、なるべく離れるようにしておこう・・・。)

     各組は5mほど離れて並んでいるけれど、幸い予選参加者が多く、彼女は一番離れた場所にいる。
    周りの男たちの様子を見る限り、彼女を最初のターゲットにしていそうだから、序盤で絡まれることはないだろう。

    (となると、私が最初に狙うべきは・・・)

    そして、試合が始まった。

    =======================================

     たぶんうまく立ち回れたと思う。
    うまくいかなかったのは、戦闘のほうだ。
    トマトに当たっても潰せない、相手の攻撃をよけきれない。
    それでもトマトを破壊されることなく、2人抜け出来たのは我ながら上出来だと思う。
    気が付けば、残っているのはあの黒ビキニの女だけだった。

    (よし、相手のトマトは残り一つ!)

     すでに頭と腹のトマトを潰され、激戦を勝ち抜いてきたという感じの黒ビキニと会場中央で対峙する。

    「若いっからって、調子に乗るんじゃないわよ!」

     何を怒られているのか分からないけれど、黙っているのはシャクなので言い返しながら切り付ける。

    「私、別にオバサンとか言ってないじゃないですかぁ!」
    「そ、う、い、う、と、こ、ろ、よ!!!」

     私の剣はトマトの上を滑るだけで傷付けられなかったが、黒ビキニの剣は私の胸のトマトを潰した。

    「女王様とお呼びっ!」
    「そ、そういうヒトだったんですかぁ!?」

     飛び散る白いトマト汁にひときわ歓声が上がる。

    「私みたいのはね、ボインっていうのよ。ちゃんと詰まっているんだから!」

     何をムキに主張しているのか分からなかったけれど、詰まっている、という言葉で気が付いた。

    (ああ、表面積・・・)

     ところで、ボインってなんだっけ?
    話の流れから考えると、バストアップした胸のことだったかなぁ?

    「ちなみに、小さいのはコイン、というのよ。」

     私は全く聞いたことがないので、少なくとも一世代以上昔の流行語なんだろう。
    いわゆる死語というやつじゃないかなぁ。少なくとも絶滅寸前だと思う。

    「もっとちっちゃいのは、ナインやでぇ!!」

     黒ビキニよりさらに1回り以上年上であろうオヤジが観客席から声を上げ、観客がどっと沸いた。

    「す、少しは、あるもん!!」

     私が振るった剣が、黒ビキニの胸の谷間にあるトマトに突き刺さり、盛大に白い飛沫を放った。

    =====================================

     ネタがもはや古典。(1969年発売の歌「嘆きのボイン」)
    私もリアルでは知らない。(生まれてもいない。)
    令和の時代にどれだけの人が理解できるんだろう?

    #3619
    ヤッチ
    参加者

     予選がまだ終わってない方もいますが、GM書き込みから1週間過ぎたので進行します。
     まだの方はPL発言での結果報告だけでもかまいませんので、10/15(土)までに書き込みをお願いします。また、なんらかの説明がない場合は、NPC化などのGM裁量で進行します。

     以下はPC勢は全員勝つだろうという見込みで書いてますが、情況次第では後に内容が変わりますのでご了承ください。
     
    **********************************************

     PC達が競技中の裏で。

    リズリサ「……棄権しましょう。あなたはよくやってくれましたわ」
    気弱な黒「そんな……! こんなの平気ですよ――っつ!」

     いろいろあって、あの気弱な黒スーツ(今は水着姿で別人のようですが)とコンビを組んでいたリズリサ。予選は勝ち残ったものの、軍馬役の黒スーツが足を負傷していました。

    チャラ男「あっれー? 君らさっきの試合でぶつかった組っしょ? 大丈夫だったあ? 平気い?」
    気弱な黒「…………」

     スタッフであるクーザーとトルテは、チャラ男と面識があるかもしれません。
     彼の祖父が船舶運営会社の役員で、その縁故でスタッフという身分になってはいるものの、下の者や亜人種へのパワハラでもめたり、怪しげな連中とつるんでのトラブルなど、まともなスタッフらにとっては頭痛のタネとなっています。

    チャラ男「マフィアだか何だか知らないけどさあ、俺の船に場違いなんだよねえ。
         さっさと棄権してくれないかな、そしたらオレのダチが繰り上がるんだしさあ」
    リズリサ「何々ですのあなた? 今はマフィアがどうのとか関係ないですわ。
         一人の男がその人なりの誠意を――とにかく、あなたに話す事は何もありませんわ」
    チャラ男「亜人間には訊いてねぇんだよボケ、臭ぇ息吹きかけんな!」
    リズリサ「(ぐっとこらえて)……さぁ、行きましょう(黒に肩を貸し)」
    気弱な黒「(それを止めてチャラ男に向かって)ボ、ボクは! き、棄権しませんから!」
    リズリサ「!……」
    気弱な黒「あ、あなたの、思い通りには、させませんから!」
    チャラ男「……へぇ? 人が丁寧に頼んでんの断っちゃうんだ。ふ〜ん。
         ――じゃあ今度はキチンと折ってやんよ。逃げんなよ、今更棄権しても遅ぇからな」
    リズリサ「あなた、やっぱり故意だったのね!」
    チャラ男「さぁ? ジャッジはセーフだったけどお?(ヘラヘラと退場)」

    気弱な黒「……妹さん、ボク――」
    リズリサ「(手で制止)分かってますわ。あいつだけは絶対に止めないと――」

       ・
       ・
       ・

     トルテが予選通過したところに、リズリサが合流して健闘を称えます。

    リズリサ「お見事でしたわ。なんというか……、たいへん個性的な相手で大変でしたわね(精一杯)。
         なんにせよ、この勢いで優勝しましょう。
         ――と、景気よくいきたいところですけれど、実は状況は思わしくありません。
         侠気をかって彼を馬役にしているのですけれど、足を痛めてますの。
         決勝ではあまり動けないでしょうが、棄権はしません」

     決勝はバトルロワイヤルと言いつつ、実質PC勢4騎とチャラ男勢4騎のチーム戦となりました。現状でも実質3対4ですが、棄権すればより劣勢な3対5になる為、棄権はできないというわけです。

    リズリサ「認めるのは癪ですけど、あの男(チャラ男)は他の二回りは強いですわ。
         けれど、あんまり頭は良くなさそうですわね。
         統制がとれずに各々が好き勝手に戦っているだけですもの。
         他の騎兵が凡庸なのも幸いですわね。
         あなたなら、どう攻めます?」

    ********************

    参照先:
    クーザー
    フィアファネス
    トルテ
    「 追放姉妹と騎馬合戦」会議所
    ダイスチャット
    ■騎馬戦ルール

     

    #3620

    チャラ男???まあ、坊ちゃん、給料さげないでください~と思ったが、黙ってリズリサとのやり取りを聞いていた。
    チャラ男とリズリサが別れた後、リズリサから俺達に話しかけられる。

    >リズリサ「認めるのは癪ですけど、あの男(チャラ男)は他の二回りは強いですわ。
     >    けれど、あんまり頭は良くなさそうですわね。
     >    統制がとれずに各々が好き勝手に戦っているだけですもの。
     >    他の騎兵が凡庸なのも幸いですわね。
     >    あなたなら、どう攻めます?」
    俺は少し考えて、みんなに話す。
    「俺が先頭になり、俺がチャラ男を引き付けて、残りをトルテが遊撃して敵を引き付けている間に、フィアとリズリサが後方から弓で攻撃してもらえば・・・
    オーソドックスな案だけど、皆はどう思います?」

    ++++++++++++++++

    PLより
    白いトマト3個のまま、戦い抜き、予選突破しました。
    私もそろそろ忙しい時期なので、簡略して書く事が多いので、
    そこはごめんなさい~
    一応、提案をしました。これでよろしいでしょうか?

    #3622
    ヤッチ
    参加者

    >>クーザーPLさん

    > 白いトマト3個のまま、戦い抜き、予選突破しました。

     おめでとうございます。
     次回からは確認ができるよう、ダイスロールは当サイトのダイスチャットを使ってくださるようお願いします。

    >私もそろそろ忙しい時期なので、簡略して書く事が多いので、
    >そこはごめんなさい~

     その点は大丈夫です。気にしないでください。
     書き方はいわばプレイスタイルですし、人は人、自分は自分の精神でやってください。
     行動内容が分かれば、チャットプレイなみの短文でもいいと思ってますし、もっといえばPL発言オンリーでも構いませんので。
     
    >一応、提案をしました。これでよろしいでしょうか?

     他PLへの問いだろうなぁとは思いましたが、GMに対するそれだったとしてのレスですが。
     意見を出し合うのはいいことだと思いますよ。

    #3623

    ———————————————–
    PL

    申し訳ありません。
    実家の農作業で疲れて活動低下してました。
    一応区切りがついたので、明日までにはダイス振れるはずです。

    #3624
    ヤッチ
    参加者

    お疲れ様でした。
    土曜まで待ちますし、無理ない範囲で書き込んでください。

    ********************

    参照先:
    クーザー
    フィアファネス
    トルテ
    「 追放姉妹と騎馬合戦」会議所
    ダイスチャット
    ■騎馬戦ルール
    ■決勝戦

     

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