定俊

「えっ、もうそんなに出払っちゃってるの？」

他の冒険者と話そうとしたところ、何組ものパーティが盗賊退治に繰り出していることを知らされる。
盗賊の頭領に4000ガメルもの賞金が掛けられたらしく、われ先にと向かっていったことは想像できた。
残っているのはハルーオさんのように護衛を優先している人たちだけみたい。
盗賊が退治されれば、ジュンさんから請け負った護衛依頼はスムーズに終えられるわけだし、
先を越されても気にならない。
とりあえずバルバラちゃんと合流することに。

「虚脱状態……？」

彼女から盗賊に襲われたと思しきキャラバンの一団が
ここから半日ほどの場所にある農村で保護されていることを知らさせた。
虚脱状態になっていて、原因が把握できてないとのこと。

「襲われたショックを受けてそうな…[ 続きを読む ]

>「そうだね、急かすようで悪いんだけど、納品日が近い品があるのさ。」

あらま、やっぱり。
日数に多少余裕はあるものの、一週間も足止めされると色々かつかつになるみたい。

>「ジュンさん、私は依頼を請けた者として、あなたの都合を出来るだけ適えたい。
>　その障害を乗り越える手段として、私に出来ることはするつもりだよ」

そうなると、あたしだけ寝て待ってるわけにはいかないか。

>「・・・そう言ってもらえると助かるよ。
>　幸い二人が出張ってもここならハルーオ一人で大丈夫だろうし・・・悪いけど、討伐の方頼めるかい？
>　うまくいったら臨時ボーナスも考えとくよ。」

ジュンさんから改めて依頼が告げられた。

「わかりました。
　ハルーオさん、ジュンさんのことお願いね♪」…[ 続きを読む ]

男爵と盗賊ギルドの繋がりはないらしく、だからこそ冒険者である自分たちに依頼が来たようだ。
盗賊ギルドは保護料を納めた相手には手出ししないと言うから、ユニコーンの角を確保するためにも
繋がりを築いておいたほうがいいかもしれない。
まあ、そのあたりはルーリエさんのほうが詳しいだろうから任せるとして……

「……お、これは」

通りかかった店の品に惹かれたように装いつつ、視線を後ろのほうへ向けると
物陰に隠れてこちらを伺う男性がひとり視界の端に入ってきた。
さっきからまとわりついてた気配はあれかな。

「……どうやらつけられているようです。
　それなりに目立つ一行なので
　興味本位でやってる可能性もなきにしもあらず、ですが」

とりあえず気付いてないように振る舞っておこう。
まあ、ゾイさんがいるか…[ 続きを読む ]

>「なぜ、最上級にこだわるんだ？嗜好品として見ているだけなのか？
>　誰か助けたい人がいるのか？教えてはくれないか？」

ゾイさんが最高級品質のユニコーンの角を求める理由を尋ねると、
どういうわけかあのチョコレートの名前が出てきた。

「オーカー・シャイン、ですか……」

精神的にとても疲れた原材料探しの依頼を思い出し、しばし遠い目になる。

>「だが油断はできぬのだ！タヴェルニエにショコラを横取りされたのは、
>　奴が冒険者を雇った為だ！君達の動きが知られたら
>　妨害してくるか、横取りしてくるか分かったものではない。
>　その為の腕試しだったのだ。頼んだぞ！」

出世争いの恐ろしさを十分知ったところで気持ちを切り替えた。

　――――※――――

>「や、や…[ 続きを読む ]

ふーむ、まずはジュンさんの事情を聞いてからですかね。
足止めされるとまずい事情があるなら解消するほうへ行きたいですし、
そうでないなら待つという選択肢もありますから。

あとは盗賊退治の報酬かな。
退治したものにだけ出るとかだったら、抜け駆けしたり連携疎かにするのが出てきそうだし……

翌朝、準備が整ったところでオランへ向けて出立する。

>「エレミアの街道警備隊だね。
>　これは件の盗賊の被害がそれだけ無視できないってことだろうさ。」

街の門には門番の兵士以外に、街道で跳梁する盗賊に備えた警備隊の姿も見られた。
すでに一部隊派遣されているみたい。

「エレミアはギルドの力が強いって話だけど、
　盗賊ギルドのほうはそこまでないって感じかな」

盗賊ギルドの力が強ければ、所属しているものには強力な統制がかかり、
モグリで活動しようと考えるものは出にくいはずだし。

「……というわけで、ガルガライスでは健康的な肉体を晒すことはごく自然なことで
　隠してる方が目立っちゃうのよ」

数日の間は街道警備隊が巡回しているおかげか特に何も起こらなかった。
故郷について結構長々と話しちゃ…[ 続きを読む ]

パーティ編成PC

「肉だ、肉が来たよ！！」
　イズベルガ
　フィオ＝ラミィ＝ティール
　レイフ

【パーティ編成回数】
ア行：イズベルガ(1)
カ行：
サ行：
タ行：
ナ行：
ハ行：フィオ(1)
マ行：
ヤ行：
ラ行：レイフ(1)
ワ行：

冒険履歴

01：「肉だ、肉が来たよ！！」　早起き三文GM

＠ルブルム

今日は『星祭り』なるものを芸術家としてアピールする場としてくれようぞ。

■発表会■
まずは広場で機能美を備えた彫像について語るとしよう。

「……というわけで、機能美を追求した彫像を（以下略」

なんかいまいちな反応じゃ。
ちいと理論が難しすぎたかの。

■朗読会■
気を取り直し、シタールをかき鳴らしながら詩を高らかに歌い上げる。
まあ、手慰み程度のものじゃが。

「～～♪」

演奏を終えて一礼すると、聴衆から拍手喝采を浴びることになった。
……もしや、わしは彫像より詩歌のほうが向いておるのかのう？

■観測会■
夜も更けてきたところで空を見上げ、星のきらめきを眺める。
ふむ、いい詩が浮かんできたぞい。

■願かけの樹■
ラーダ神殿前の菩提樹の枝に、願い事を書いた短冊を…[ 続きを読む ]

>「まずは見事だった。これなら安心して依頼を任せる事が出来るというモノだ。」

腕試しがなんとか終わり、依頼人であるフランキッティ男爵からディナーに招かれた。
お眼鏡に適ったのはいいとしても、
改めて告げられた依頼は最高級のユニコーンの角を入手するというものだった。
さすがにユニコーンを狩って角を切り取ってこいとか言われたら即断るところだけど、
ロマール名物の闇市で見つけてくるということなので多少は気が楽かな。

>「具体的には皆さんには、
>　最高級品質のユニコーンの角を探して購入の段取りを付ける事。
>　私と私が持つ購入資金の護衛。
>　この二つの仕事をお願いする事になります。」

そうなると、優先すべきは侍従のロバーツさんと所持しているお金を守ることかな。
最高…[ 続きを読む ]

>「私はオランを目指して旅立つつもりの者なんだ。
>　実は、単独だと色々不都合があって、出発が難しくて立往生しているんだ。
>　もしよければ、私と組んで護衛の依頼を請けるつもりはありませんか？」

女の子が持つ槍や身につけている鎧は馴染んだ感じするものの、
それ以外に旅に必要なものはあまり揃ってない様子。
改めて、自分の旅立ちがかなり恵まれていたことを実感するなあ。
両親共に『晴れの旅立ちには精一杯着飾らせて送り出したい』とか言い出して、
どこからか手に入れた細身の魔剣だの小型の魔盾だのを渡された。
魔神の指なんてのもあったっけ。
一度言い出したら引き下がらないのはわかりきっているので
ありがたく受け取っておき、いまはオランの盗賊ギルドに預けてある。
持ってるだけで目立つ品々だから。

「ふ…[ 続きを読む ]

今日はマイリー神殿が主宰するお祭りの日だ。
『漢祭り』という、聞くだけで暑苦しさを感じさせる名前が付いている。
運動を兼ねて参加してみることにした。

■マイリー・レスリング■

「とりゃあ！」

まずは双方が全身にワセリンを塗り、円の中で取っ組みあって勝敗を競う催しに参加する。
力勝負で負けることはさほどないので、いいところまでいけた。

■丸太橋の決闘■

「わわっ」

次は高さ１メートルくらいに掛けられた丸太橋の上に立って、
布を厚く巻いた棒で叩き合う催しに参加する。
鎧なしでの立ち回り経験は乏しいせいか、あっさりやられてしまった。

■マッスル・パフォーマンス■

「ふんっ！」

腰だけを隠した衣装に着替え、肉体美を披露する催しに参加する。
とりあえず他の参加者がしてたようなポーズを…[ 続きを読む ]

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PL

4R　カマキリの攻撃

11:19:35 定俊＠ジュノー 回避1　2d6+8 Dice:2D6[5,3]+8=16
回避：16　＞　命中；11　回避
11:19:57 定俊＠ジュノー 回避2　2d6+8 Dice:2D6[2,3]+8=13
回避：13　＞　命中；11　回避

4R　ジュノーの行動

11:20:16 定俊＠ジュノー メタグリフ片手攻撃
11:20:34 定俊＠ジュノー 命中　2d6+7 Dice:2D6[4,1]+7=12
命中：12　＝　回避：12　命中
11:21:03 定俊＠ジュノー ダメージ　r23@12+7 Dice:R23…[ 続きを読む ]

盗賊ギルドがエレミアの職人への手紙を届ける仕事は、
あとはオランへ戻って受け取り証を提出するだけになった。

「……ふぅ－」

食事を取るために入った【丘のクジラ亭】というところで、
まずは一杯ひっかけてひと息つく。
エレミアは「職人たちの王国」の異名通り、
どの店でも品物や提供される食事には一定以上のものがある。
外れがない代わりに大当たりもないって感じ。

「なーにが『地味な仕事でも手を抜くな』よ。
『小さな仕事だからこそしっかりやれ』よ。
　そんなことわかってるっての」

依頼を伝達されるときに言われたことを思い出し、ついつい愚痴が出た。
こんな格好をしているせいか、派手好きで目立つ働きをしたがっていると思われる。
この格好は故郷のガルガライスではごく普通のもので、これでも地味なのを選…[ 続きを読む ]

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PL

まずは防御ダイスを。

3R　カマキリの攻撃

12:23:39 定俊＠ジュノー 回避1　2d6+8 Dice:2D6[4,1]+8=13
回避：13　＞　命中；11　回避
12:23:49 定俊＠ジュノー 回避2　2d6+8 Dice:2D6[2,2]+8=12
回避：12　＞　命中；11　回避

よろしくお願いします。

ふむふむ、女性ふたりのコンビになりますので、個人規模が余計な気を遣わずにいけそうではありますね。
個人規模を選びましょうか。

トカゲの攻撃で倒れたラディさんを闘技場の関係者と思しき人たちが素早く運び出していく。
命に別状はなさそうなのでそこは安心していいかな。

>「ジュノー、頼む、俺に癒しの奇跡を頼むぜ、キツイかもしれないが、うぐっ！
>　気持ち悪いぜ、全く。」

ゾイさんはナメクジに押し潰されており、なんとも形容しがたい状況になっていた。

>「サラマンダあああああッ！！」

何か吹っ切れたようなレイチェルさんが呼び出した炎の精霊がムカデを焼き尽くした。

「練達なるガネードよ……」

ガネードに呼びかけ、ゾイさんへ治癒の魔法を唱える。
ルーリエさんの生み出した石の従者によって数ではこちらが優位になっているので
落ち着いて対処していきたいところだ。

—————————…[ 続きを読む ]

・ＰＣ名
　リゼリント
・所持技能（※成長制のもの
　シーフ：2／セージ：1／レンジャー：1
・ＰＣ登録ページのＵＲＬ　https://swww.coresv.net/swww10/forums/topic/%e3%83%aa%e3%82%bc%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88/
・マジックアイテム・高品質武具・その他特殊な品（記載しないと持ちこめません）
　なし
・何かご意見・ご質問・自己ＰＲ・ご希望などなど
　レベル差大きいのでグレード制での参加を申請します。

やってきた地下闘技場は直径１０メートルほどの円形状のもので、
そこの中央でやって来るものを待ち構えることになった。
さすがにこの狭さでは、後衛のふたりにも接敵するのを許してしまいそうだ。
武器を構えて待つことしばし、自分たちから入ってきたのと反対側の入り口から、
ナメクジ、カマキリ、トカゲ、サソリ、ムカデと続けて飛び出してきた。
どれもこれも巨大ながら、調教が施されているのか攻撃対象はこちらに絞ってきている。

>『万物の根源万能なるマナよ、礫よ従順なる我が僕となれ』
>「ひぃっ！？　　デカイっ、　ｷﾓｲｯ！
>　こっちこないでぇぇぇぇぇぇ！！」

サソリに迫られたルーリエさんは落ち着いているが、
ムカデが這い寄ってきたレイチェルさんは完全にパニック状態だ。
とはいえ、こち…[ 続きを読む ]

>「正直なところ、あの依頼人もちょっとキナ臭いところがあるわね。
>　食料要求に来たの本当にゴブリンかしら？」

ちっこいおなごの指摘は鋭い。
本当に草原の妖精なのか、疑わしくなるくらいじゃわい。

「ふむ、人を騙すときは偽りだけを並べ立てては露見するという。
　真実のなかにほんの少し嘘を混ぜるのが一番上手く行く、という法則が正しいのなら……」

たしか、知り合った芸術家くずれの盗賊がこんなことを言っていたのう。

「村の近くに住み着いておるのがゴブリンではない。
　財宝とやらは存在しない。
　財宝とやらを取り戻すのが本当の目的、といったあたりかのう」

言ってはみたものの、いまのところ確証はないのが難点じゃ。

>「私はちょっと聞き込みに行ってくるけど、それまで準備が必要な人は整えて…[ 続きを読む ]