ロビン

フォーラムへの返信

15件の返信を表示中 - 1 - 15件目 (全101件中)
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  • #3361
    ロビン
    参加者

    終了あいさつ1
     

    長い間ひっぱってしまってすみませんでした。
    完結です。
    ここまでお付き合い、ありがとうございましたm(_ _)m

    うーん、結果として、
    要素というか設定というか、
    とにかく物量が制御できてない感じになってしまったような……
    ごめんなさい。
    無事に終わってほんとうによかった、、、、
    PLみなさんのご協力のおかげですm(_ _)m

    わたしって、PLやってても、
    物事を、こまかくこまかくしていくだけで、
    なかなか前に進めない、というのをやらかしがちで……
    GMしててもそうなっちゃうもんなんですね……

     

    >寿さん

    受領確認しました。
    ありがとうございましたー!

    こ、これだけはどうしても言っておかなきゃ!
    ってことがありまして(笑)、

    ビル・サイファーはですね、
    「ヒロイックファンタジーな冒険」というリクエストに
    お応えできないかというアレで、
    「ハウリー個人に非常に恨みを持つヴィラン」
    という今後の伏線のようなアレなんです……(笑)

    結局お話の流れで今回は
    ハウリーから見て別にまったく印象に残ってない感じになりましたが(笑)
    まあ本人が知らんところですごい恨みを買っている状況もまた一興……w

    きっとエンドロールのあとに、ハウリーへの復讐を誓うビルが悪い顔で笑って
    続編を匂わせていることでしょう、、、(笑)

     

    ほかのお二人へのご挨拶は、受領宣言等をいただいたらで。

     
    GMからの本文付け足しもあるかもしれませんが、
    もうちょっと脳内落ち着いたら、自分で読み直して、考えます(苦笑)
    (いまはひたすら「ぐわあああ」って感じなんだ!!)

    #3360
    ロビン
    参加者

    GMの記録

    2021/3/1~5/28 BBSセッション「白夜」
    GM報酬 GMポイント1点

    #3359
    ロビン
    参加者

    GMの記録

    2021/3/1~5/28 BBSセッション「白夜」
    GM報酬 経験点2000点&金5000ガメル GMポイント1点

    #3358
    ロビン
    参加者

    みなさま、ありがとうございました。
    無事に完結を迎えることができましたm(_ _)m

    受領の宣言をいただいた時点で、各人解放となります。
     

    【経験点】

    基本:1000点
    みなさんが積極的にNPCたちに関わってくれた全体ボーナス:300点
    モンスター討伐:暗黒神官高司祭ドミ 5レベル×10÷3人=17点(四捨五入)

    それから、安定したアクセスと具体的行動案まとめで
    全体の進行に貢献してくれた寿さんに特別ボーナス:100点を進呈させてください。

    そして
    「英雄の足跡」のお二人に申請いただいたパーティボーナス:100点
    最後に、各自の1ゾロ。
     
     
    【報酬】

    フロルの護衛依頼金(前金は全員300ガメル)
    ハウリー 3600ガメル
    ジョシュア 900ガメル
    メルフィー 1600ガメル

    暗黒神官ドミを討伐しホルガ村を救った功績に対しラーダ大神殿からの報償金
    1人あたり 1000ガメル

    ハウリーのみ
    ライアン・ブレンについての調査報告の「ご褒美」
    お金でよいなら、上記の報償金に+500ガメル、合計1500ガメルで。
    お金は受け取らず、「ラーダ神殿内での待遇」等の交渉をするなら、
    要望は通るとします。(寿さんのバランス感覚におまかせします)
    もしほかにご希望があるならば、ご相談ください。
      

    【まとめ】

    ハウリー 1517点+1ゾロ/4600ガメル+ご褒美 (&ビル・サイファーからの恨み)
    ジョシュア 1417点+1ゾロ/1900ガメル (&ルビンとの思い出)
    メルフィー 1317点+1ゾロ/2600ガメル (&フロル・マイヤからの親愛)

     

    GM報酬は、(開催後にルールが変わっていたので)最新ルール準拠で、
    1の「経験点2000点&金5000ガメル」をヨルニルに、
    「GMポイント2点」はヨルニルとリュシートに1点ずつ(笑)いただきます。

    #3351
    ロビン
    参加者

     

      ────木曜日、それから 

     

     フロル・マイヤは、大地に寝転がって、〈星空〉を眺めている。

     きょうは木曜日、その夜更けだ。
     たくさんの出来事が、水曜日の未明に一応の結末にたどりついてから、およそ2日分の時間がすぎた。

     ハウリー・マードは、執念深く徹底的にビル・サイファーを探したが、手がかりはなかった。
     村人たちの多くは、長く強制的な興奮状態の反動で精根が尽き果てた状態で寝込んでいたが、みな徐々に回復してきている。
     ──ライアン・ブレンの亡霊は、自分の役目を終えたと知った瞬間に、あとかたもなく消えたのだそうだ。
     

     きょうは、木曜日。
     この場所から、白夜は消えてしまった。
     巫女はこの世界を去り、緑で飾られたマーチポールは燃え尽きた。
     ──輝く星々は、いまも、手の届かない天空にある。

     ホルガ村の今年の祝祭は中止になったけれど──
     きっといま、村中の人々がそれぞれに、天の星のことを静かに思い、祈りを捧げているだろう……

     

     
    ────────
    ロビン@GM

    後始末の段取りは適当に。
    ドミは、無事に王都のしかるべき部門に突き出されます。
    フロルは当初の調査うんぬん抜きで、
    村人の面倒を見たりするために何日か余分に滞在を続けてから
    王都に戻ってロー先生に無事を報告します。

     
    書きそびれていることは山のようにありそうですが、
    ひとまずここでしめくくります。

     
    参加者のみなさま、長きにわたってのお付き合い、
    ほんとうにありがとうございました。
    以下をお受け取りいただいて、解放です。

     

    【経験点】

    基本:1000点
    みなさんが積極的にNPCたちに関わってくれた全体ボーナス:300点
    モンスター討伐:暗黒神官高司祭ドミ 5レベル×10÷3人=17点(四捨五入)

    それから、安定したアクセスと具体的行動案まとめで
    全体の進行に貢献してくれた寿さんに特別ボーナス:100点を進呈させてください。

    そして
    「英雄の足跡」のお二人に申請いただいたパーティボーナス:100点
    最後に、各自の1ゾロ。

     
    【報酬】

    フロルの護衛依頼金(前金は全員300ガメル)
    ハウリー 3600ガメル
    ジョシュア 900ガメル
    メルフィー 1600ガメル

    暗黒神官ドミを討伐しホルガ村を救った功績に対しラーダ大神殿からの報償金
    1人あたり 1000ガメル

    ハウリーのみ
    ライアン・ブレンについての調査報告の「ご褒美」
    お金でよいなら、上記の報償金に+500ガメル、合計1500ガメルで。
    お金は受け取らず、「ラーダ神殿内での待遇」等の交渉をするなら、
    要望は通るとします。(寿さんのバランス感覚におまかせします)
    もしほかにご希望があるならば、ご相談ください。
     

    【まとめ】

    ハウリー 1517点+1ゾロ/4600ガメル+ご褒美
    ジョシュア 1417点+1ゾロ/1900ガメル
    メルフィー 1317点+1ゾロ/2600ガメル

     
    みなさんの書き込みはご自由にどうぞm(_ _)m GMレスも書きます。

    メタのネタバレ等はまた後日。質問等も受け付けます。
     

    #3349
    ロビン
    参加者

     

     

     

      ────白夜 [1] 

     

     

     
     大地に寝転がって、〈星空〉を眺めている────

     夜が、来たのだ。

     穴ぐらが恋しかった。この村の太陽はどぎつすぎる。
     ぎらぎらと、隅々まであけすけに照らし出して、身を隠す場所なんかどこにもなかった。

     こんな、暗がりが、恋しかった。
     
     

      *  *  *

     

     

     かなえたくない。
     それをかなえてしまったら、おまえが、きえてしまうから。
     

     一度はジョシュアに向かってそう言い、請われたその願いを拒絶したルビンは、ビルの言葉にすぐには動かなかった。

     ビルはルビンを注意深くうかがっている。ルビンに願いを伝えるルールとプロセスについて、ビルがずっと細心の注意をはらっていることが、ジョシュアにはわかってしまう。自分がそうだったからだ。そんなこととっくに自覚している。クソムカつくマキャベリスト。

     ルビンの様子に確信をもって微笑し、甘ったるい猫撫で声で、ビルは正式に願い事を口にした。
     
     

    「 〈門〉を開いておくれ。いますぐに。ルビン 」
     

     
     
     すると、ジョシュアの手が、ぎゅっと、温かくなる。
     

     ビルの願い事を聞いたルビンは、ビルの腕からするりと降りると、柱に向かって歩く。
     ジョシュアと、手をつないで。
     ジョシュアの空っぽの体は柱の根元に死体みたいに転がっていて、ビルは完全に気にも止めていない。
     ルビンと手をつないでいる方のジョシュアのことは、ビルにはまったく感知することはできない。
     

     柱までは、ほんの数歩しか離れていない。
     でも、精霊使いだけが歩けるその道は、永遠のように長い。ジョシュアが願うなら願うだけ。
     

    『……ルビンも、しりたいと、おもったの』

     
     その道を歩きながら、柱に近づくにつれて、ルビンは一歩一歩、成長していくように見える。
     ──それともこれは、ただの、ジョシュアの願望?
     だって、ルビンの白い目の中に生まれた瞳が、ジョシュアを見つめてさえいる。
     ……その瞳は虹色のように輝いていて、やっぱり眩しすぎて、直視できるかどうかわからないけれど。
     

    『 おまえは、ルビンに、おしえてくれなかったから…… 』
     

     おとなびたルビンが、ジョシュアを虹色の瞳で見つめ──こう言った。

     
     「 クソはらたつ 」
     

     それから、難解で複雑な年頃の乙女がするように、眉をしかめて瞳をうるませて頬を薔薇色に染めて、とびきりに魅力的に、うふふと笑った。

     

     

     『 おまえの、 なまえを、 おしえて 』

     

     
     
     長い道を手をつないで歩きながら、ルビンはずっと、ジョシュアの声でない声を聞いていた。
     ジョシュアから、抵抗も葛藤も決断も学んだ。

     ……そうして、ルビンは、決めたのだ。

     

     

      *  *  *

     

     ビルの願いを従順に聞き入れ、ルビンはマーチポールに向かって歩き、柱にそっと小さな手をそえた。
     ビルは、小さくほくそ笑む。
     この村はもういらない。ルビンさえいれば、どうとでもなる。ルビンはここまで成長した。これからは、新しい〈門〉だって、いくらでも────

     

    「 ビル。 おとうさん 」
     

     そして、小さなルビンは、ビルを呼んだ。

     

    「 ルビンは、もうだれも、きずつけたくない……
      ルビンはもう、だれのねがいも、かなえたくないの 」

     

     だから。
     さっきのが、ルビンの最初の願い。

     
     

    「 …… だからおねがい、もう、もやしてほしいの ────

       ──── ジョシュア……!! 」

     

     これが、ルビンの最後の願い。

     

     

     
     ルビンは、ビルの願い通りに、〈門〉を開いた。

     向こう側とこちら側が、無差別な通り道で、繋がり──── そうして ────

     

     

     
      *  *  *
     
     

     ハウリー、メルフィー、そしてフロルは、見た。

     真昼の空の下、広場の方に、まるで煉獄の悪夢のごとく、炎のストームが立ち上がるのを。

     

     そして彼らが、その場所に向け必死で駆け出した瞬間に──────

     
     まるで、舞台の幕が降りるように、巨大な結界が解かれたように、ひとつの世界が崩れでもしたかのように、小さなロウソクの炎が吹き消されたかのように、

     

     

     ひと瞬きの間に、昼の空が、夜の星空に変わった。

     

     

     白夜が、終わったのだ。

     

     

      *  *  *

     

     
     ──そうだ。
     白夜は終わったのだ。この村にはもう、あんなイカレた夜は来ない。
     これでようやく、ゆっくり眠れる。

     

     ルビンは門を開き、そこを通って、向こう側に帰った。自分だけで。

     
     それからすぐさま、向こう側から上手に門を閉めながら、ジョシュアに〈願い〉を叫んだのだ。

     
     この門を、そちら側から燃やしてしまえ、と。
     

     つないでいたジョシュアの手に、あまりある地獄の業火──炎の上位精霊エフリートによるファイアストームを託して!!

     

     星空の下、轟々と燃え続ける柱のそばにたまらずぶっ倒れ、ジョシュアは考える。
     上位精霊? 自分が? どんなインチキだ?
     おかげで、一瞬にして、ヘトヘトだ。
     ビル・サイファーを追っかけようなんて考える余裕なんか、あるわけない。

     

     

     それで、お別れだ。余韻なんかありゃしない。

     
     

     
     きっとすぐに、ハウリーたちがここに駆けつけてくるだろう。

     ──いったい、なにをどう、説明すればいいのか……それが問題だ。
     
     
     

     
    ────────
    ロビン@GM

    分岐していた両ルート、合流です。
    決断を分担する特殊処理も、ここで終了とします。
     

    シンクロ状態のジョシュアの内面は、ルビンに全部伝わりました。
    ルビンは自分の願いを持ち、
    ビルの願いを叶えたあとに、この世界から去ることを決め、実行しました。
     

    ルビンからの委託ファイアストーム(8レベル精霊魔法)は、
    消費MPはジョシュア自前のを使ってくださいw
    基本40なので、3レベルのジョシュアは14点消費です、いやあ無茶振りしますね!
    エフリートは帰ったので、なにがあったのかはジョシュアしか知りません。
    魔法の持続時間は一瞬ですが、火がついた柱は燃え続けます。

    これで、この場所の精霊界へのつながりは完全に切れ、
    ドライアードやウィスプの異常もなくなり、
    白夜は一瞬にして終わり、今後起こることもありません。
    村人に出ていた各種の影響も、自然に回復します。
     

    ビル・サイファーは、フライトでどこかに逃亡しました。
    必死で門の処理をしていたジョシュアを責めるのは酷というものでしょうw

     
    このあと、エンディング記事を投稿し、解放処理を行います。
    みなさんの書き込みはご自由にどうぞ。

    #3348
    ロビン
    参加者

     
     

     
      ────ルビン [3] 

     

     

     ジョシュアは、もとの世界、自分の肉体に、戻ることはできた。
     でもそうしなかった。
     だから、空っぽの肉体は、眠っているよりもはるかに無防備に、捨てられて置き去りにされている。あの村の、あの広場の、あの柱の根元に。その、まるで死体みたいな自分の横に、ルビンがしゃがみこんでいる。
     ……自分の意識はルビンとつながっているような、それとも全体を俯瞰しているような、妙な具合だ。

     

    「 ルビン………… 」

     
     そこに、男の呼び声が聞こえた。知らない声だ。
     灰色の髪に黒い目、細身で背が高い男。
     そいつは頭から赤い血を流していて、白い服が台無しになっている。

    「 ビル! 」

     ルビンが、うれしそうに大きな声をあげた。ぴょんと立ち上がると男に駆け寄って、その勢いのまま飛びついていくのを、男は慣れた手つきでとても上手に抱き上げた。

    「──けが、してるの?」

     ルビンがたどたどしい共通語で話すのを、ジョシュアは初めて聞いた。
     ルビンにとってはそれは、ビルに話しかけるためだけの言語なのだ、ということがなんとなくわかった。

    「いいや、大丈夫。
     でも、『彼ら』が、ライアン・ブレンといっしょに、ひどく怒っていてね」

     ライアン・ブレンと聞いた瞬間に、ルビンがぴくりと体をこわばらせた。
     だがビルはそれに気がつかない。早口で言葉を続ける──焦っているのだ。

    「ああ……ハウリー。ハウリー・マード。あの男が、全部めちゃくちゃにしてくれたよ。
     せっかく祝祭に誘ってやったのに、あの不躾な男は返事の代わりに棍棒で殴りかかってきたんだ、ラーダ司祭ともあろうものが!
     ルビン。わたしたちはいますぐここから逃げないといけないんだ。ハウリーが追ってくる。
     わたしとおまえを引き離して──それからあいつは、わたしをぶち殺すのさ。

     ──だから、あいつがすぐにはわたしたちを追ってこられないようにするんだ────」

     ビルは、ルビンの耳元で、こうささやいた。
     

    「ほんの少しでいい──〈門〉を、開いてみせてやろうじゃないか。
     おまえの精霊たちも、それを待ち望んでいるのだろう、ルビン」

     

     〈門〉。その言葉が唱えられただけで、ジョシュアの前にイメージが湧き上がる。
     

     門柱のようにまっすぐに並んで立つ、2本の樹木。

     やっと、2ほんのきが、そろった。
     もうすぐ、はながさく、もうすぐ────

     もうすぐ、あの〈門〉が開く。
     こちら側とあちら側が、つながる。

     それはまだいまは、壁に開いた亀裂のような、傷のようなものなのだ。
     そこからドライアードが染み出し、こちら側のルビンを守り生きながらえさせている。
     ──それでも『足りない分』をさっきのように補いながら、ルビンはなんとか、ここに存在している。

     2本の樹。
     そのひとつは、白夜の地であり、祝祭であり、その象徴である柱。
     もうひとつは、巫女であり、ドライアードの愛し娘であり、同時に門を開く手である──ルビン。
     

     ビル・サイファーは、その門を開こうとしている。
     それが、ビルの祝祭なのだ。
     
     それは、ルビンを、生かすために──?

     それとも、ルビンを、自分の使役する〈願いの精霊〉として、完成させるため──?
     

     少なくとも、ビルは神なんか信じていない。ミッドサマーなんて神はどこにもいない!
     ただ、ビルの言葉を聞いた者たちがそれぞれに、自分が信じるモノに、その秘密の名を当てはめたのだ。
     それは、ラーダであり、名を持たぬ狂気の神であり、父親であり、自分への願いであり、憎むべき邪神なのだ。

     

     ──いや、そんなことよりも。ジョシュアはもうひとつ、大急ぎで理解した。
     
     〈門〉が開いてしまえば、それは、先ほど自分が覗き見た向こう側にあるものが、こちらに押し寄せてくるということだ。
     それで、こっち側の世界がどうなるのかなんて、想像もできない。

     でもいま、ルビンにしがみつくようにして狭間に浮かんでる〈自分〉がどうなるのかは──

     さっきルビンが、涙なんかこぼしながら、あっさりと言った通りだろう。

     

     

    ────────
    ロビン@GM

    ジョシュアも、ビルの怪物判定(知名度10)をどうぞ。
    ビルの技能はSR5のみで、SHでもDPRでもありません。

    ジョシュアはいま、ルビンに引っ張られながら、
    幽体離脱して、上から見下ろしている感じです。
    自分の肉体の感覚はない代わりに、ルビンの心の動きが感じられます。

    ビルは(基地自爆ボタン的に)ルビンに「精霊界への門」を開けさせて、
    その騒ぎに乗じ、ルビンと逃走しようとしています。
     

    以下、後日解明されてPCたちも知ることができるだろうまとめです。
    もうここで書くのがよろしかろうと。
     

    【ホルガ村と、ルビン】
    もともと、この村で起こる白夜は、精霊界との不思議なつながりのためでした。
    20年前に移住してきた人々がシャーマンではなくラーダ信者だったために、
    それを感知できる者はなく、白夜は「ラーダの祝祭」になりました。

    しかし、精霊界とのつながりは住人に見えない影響をおよぼしたのか、
    生まれついてのハイ・シャーマンとも言える超常的存在、ルビンが生まれました。
    精霊に近すぎるルビンは、普通なら物質界で生きていくことはできない存在です。
    しかし父親のビルは、ルビンを生かすために、手段を選びませんでした。
    ルビンは、他人から生命力を吸収すればしばらくは生きることができるのです。

    ルビンがそうやって生きのびて成長していくにつれて、
    「ルビンの方が精霊界を引き寄せる力」が大きくなっていきました。
    もともとふたつの世界が近づく「白夜」の間に、それはもっとも強くなります。
    祝祭のたびに、「壁の亀裂」のようなものができていき、
    精霊界からドライアード等の精霊力が活性化されてホルガ村に染み出して、
    そのドライアードのおかげでルビンも最低限の生命吸収で生きてきました。
     

    【ビル・サイファーの目的】
    ……ビルの目的は、
    【その「亀裂」を、ルビンが自由に開閉できる「門」にすること】、
    そうすることで、
    「ルビンをもっともっと強力な精霊使いに成長させる」ことでした。
    その「強力な精霊使い」という存在がどういうものなのか、
    どこまでのことができるのか、それはビルにもまだわかっていません。
    ホルガ村はビルの実験場、村人は実験材料だったわけです。
    PCたちを新たな住人にスカウトする気持ちは、ほんとうにあったのですよ。
    がっつり洗脳されて、仲間になってほしかったのです。(ダメなら養分で)

    ……なお、その最初の動機が、私利私欲からなのか、娘への愛情なのかは、
    本人は、どうでもいいように感じています。確かにイカレてます。
     

    【ミッドサマー?】
    「ミッドサマー」は、村独自のラーダ信仰に自分が入り込むために、
    自分の信仰対象としてビルが作り上げた概念、と思われます!
    ビルは(現在は)、あの世界に実在するどれかの邪神に仕える暗黒神官ではないです。
    ドミはドミで、自分の信仰のもとに、ビルの思想に強く傾倒していました。
    自分の「名もなき神」を「ミッドサマー」と呼ぶことを喜んでたり。
    ビルに騙されていたわけではないですが、ビルにとっては切り捨て可能の駒でした。

     

    、、、寝る前に、ここまで書けた分を投稿しますm(_ _)m
    たいへんお待たせして、申し訳ありません。
    つづきは、もう決まっております。

    5/28中には、解放処理までします。

    #3346
    ロビン
    参加者

     

     
     
      ────水曜日 [5] 

     

     
    >「断ると言った!邪神の祝祭は二度と開かれる事は無い!!」
     

     まとわりつく女たちを振りほどき、その勢いのままほぼ人間離れしたスピードで、相手の頭部めがけてハウリーの鈍器が振り下ろされる──たとえ予測できたとしても、避けられる速さではない。
     標的となったアンドレアは、その武力にあっけなく討ち倒された。割れた額から血をたらしながら、無言でどたりと地に倒れ伏す。

    「───キャアアアアア!!!」

     突き飛ばされて、ハウリーが立っていた場所に尻餅をついた女が、金切り声をあげた。ハウリーと血のついたクラブに恐怖の視線を向け、必死に後退りする。

    「ひとごろし!!! いや、いやあああ!!」

     シェイドの司る〈恐怖〉という感情が、ついさっきまで哀れにかき消されかけていた反動のように、ほとばしり渦を巻いて村人たちを丸呑みにした。女たちは泣きわめき、男たちは怒号を上げ、白昼の殺人鬼──ハウリー・マードに、恐怖と憎悪の視線を向ける。
     白い服の包囲網がハウリーを中心にざわりと蠢いた。ひとりひとりは脆弱だが数だけは優位であり、その〈自分たちの一部〉に向けられた武力への怒りに燃えている──
      

      *  *  *
     

    >「万物の根源たるマナよ、眠りをもたらす雲となれ」

     メルフィーの方は幾分穏便な手段で、迫ってくる村娘たちをまとめて封じることができた。
     村人たちは今ハウリーを取り囲み、こちらに気を配っている者はいない。

     するとフロルが、倒れて眠り込んでいる娘の一人に近づき、そのそばにしゃがみこんだ。メルフィーに短い目配せをおくる。

    〈 彼女に、感謝を…… 〉

     ファントムがフロルの身体を離れ、今度は村娘に乗り移る────
     

      *  *  *
     

     ハウリーはあくまでも冷静に、すぐさま次の呼吸で、次の標的に狙いを定める。
     その視界の隅で、倒れたアンドレアの姿が変わっていくのを見た。栗毛のアンドレアではない、灰色の髪の細身の男。変身の魔法が解けたのだ。
     何人かの村人はそれに気づき、あきらかに動揺し混乱しているのがわかる。だが、ハウリーに向けられた恐怖と憎悪の塊は、その程度では止まらない。
     包囲網がハウリーに迫ってくる。ドミは易々とその輪に紛れ込み逃れようとしている。
     
     その時だ。
     

    「 彼に触れてはならぬ──── 」

     ひとりの村娘が、ハウリーを守るように両手を広げ、村人たちの前に立ちはだかった。
     

    「 真実を見誤ってはならぬ! 」
     

     娘はそう叫ぶと、ばったりと倒れた。
     それは、陽光の中、花で飾られた舞台で演じられているなにかの喜劇のようで、村人たちは息を飲み思わずそこに注目した。
     そこには、陽炎のように、やつれた男の亡霊が立っていた。
     その亡霊は朗々と、告発の台詞を告げる。
     

    〈 ──ビル・サイファーが、わたしを殺した 〉
     

     村人の幾人かがうわごとのように、ライアン・ブレン、と亡霊の名を呼んだ。
     
     

    〈 わが命を賭して、わたしはラーダに誓う! 〉
     

    〈 ビル・サイファーこそが、ラーダの名を穢す害悪である! 〉
     

    〈 ビル・サイファーの言葉は、偽りであり、邪悪だ……! 

          ────みんな、……目を、さましてくれ……! 〉

     

     亡霊となった者には、本来、神の加護はない。
     神官であったライアン・ブレンも、神聖魔法を唱える力は失ってしまっている。
     無念と後悔に苛まれながら、彼がいくらラーダへの祈りを唱え続けたところで、それは、はるかな神の御所までは届かないはずだった。
     ──だが、あの泉の周囲は、ラーダの加護に満ちていた。
     ライアン・ブレンは、けっして、見捨てられたわけではなかったのだ。
     
     

     動揺と混乱に動きを止めた村人たちの合間を縫い、ハウリーがすかさずドミを追い詰める。
     ドミは狼狽え必死で抵抗したが、もはや無駄だった。決着は一瞬だ。

     

     ──だが。

     そのわずかな時間に、不可解なことがひとつだけ起こった。

     

     意識を失って倒れていたはずのビル・サイファーの姿が、消えていたのだ。

     
     

    ────────
    ロビン@GM

    アンドレア(ビル・サイファー)
    モンスターレベル5
    敏捷度=18 移動速度=18
    回避点=8  防御点=2
    生命点/抵抗値=18/15
    精神点/抵抗値=18/15
    特殊能力=古代語魔法5レベル(魔法強度/魔力=15/8)

    NPCのモンスターデータ化、
    寿さんが計算してくれた通りです。助かりました。
    固定値でやります。
    (暗黒神官はなんで回避点13もあるんだろう!?w)
    村人も精神抵抗+2がついて10(固定値)で
    メルフィーのスリクラも成功です。
    そしてライアンは、フロルの身の安全を考えて村娘に移動しました。
    固定値なので、村人は憑依にも抵抗できません。
     

    アンドレア(仮)を殴るラウンドで、ドミは村人の方へ逃げました。
    ハウリーは、村人に包囲され、恐怖の視線を向けられて、罵られます。

    が、【祝祭本番の白夜が始まる水曜03:00(水曜の夜明け)より以前】に、
    【ライアン本人を連れてきてしゃべらせたこと】で、
    ビルによる村人の「認識書き換え」(#3262)を、ひとまず解除できました。
    ハウリーの演説は好きなだけどうぞ、ライアン登場は好きなタイミングで。
    (先にビルが撃沈したので、彼らの再会シーンはとくになしw)
    村人は現在はまだ混乱し、オロオロしていますが、判断力は戻っています。
     

    水曜の夜明け以降には、村人は完全に正気を失っていました。
    ビルがここまでPCたちを放置していたのは、
    その「水曜の夜明け」を待っていたからです。
    しかし、PCたちが01:00に村に戻ってきた時に、
    ビルは(ファントム・ライアンの存在自体を知らなかったので)
    その「予定」を早めて、村人を連れて出てきたわけです。
     

    ドミは5レベル暗黒神官として抵抗しましたが、
    すいませんが、詳細は割愛します!m(_ _)m 好きに書いてくれても!w
    ドミも頭狙いで気絶して、現在そのへんに転がっているとします。
     

    、、、が、気絶していたはずのビルは、消えました。
     
     
    これは、PCの油断やミスではなく、
    ビルは実は、スケープドール(273p)を用意していて、
    頭狙いのダメージは受けておらず、気絶も偽装だったのです。
    (シェイプチェンジ解除は自分でやった)

    ほんとはそこからハウリーに卑劣な反撃をするつもりだったのですがw
    村人が正気を取り戻してしまったので、
    最適のタイミングをうかがい、魔法を使って、この場は逃げました。

    ビルがどこへ行ったのかは、続きます。
     

    【修正】5/28 10:00
    見直したらビルのデータ確実に一部間違ってたので修正しました、、、まったくもう、、、、、
    今度こそ、たぶんこれで合ってるはず、、、、、
    (でもルルブの暗黒神官高司祭の魔法強度と魔力も間違ってない?)

    #3338
    ロビン
    参加者

    【予告】

    今週ちょっと実生活でいろいろあって
    あまり時間がとれなくて、ほんとうにすみません。
    終わる終わると言い出してからも時間は容赦無く流れておりますので、
    いろいろ考えたのですが、
    次のGM書き込みでだいたいケリをつけることにしましたm(_ _)m
    今書いていますのでもう少々お待ちください。
     

    ビルルートは、
    ライアンを村まで連れてきている時点で、
    「ライアンにしゃべらせる」確定として、
    こちらでオートマチックに進行させていただきますm(_ _)m

    ルビンルートは、予想がちょっと袋小路に入っちゃって
    動けなくなってしまってる感が……(^_^;
    こちらももう終わりですので、身構えなくてよいですよ……(^_^;
    うまく伝えられなくてすみません。

     
    今思えば、ほんとはもっと早く、
    このイキオイでやっちゃえばよかったんだなー、
    GMって難しいなー!!

    #3327
    ロビン
    参加者

    ────────
    ロビン@GM
    回答をお先に。

    >1、アンドレアとドミの装備を教えて下さい。アンドレアは指輪してます?
    はい、アンドレアは指輪してます。2つくらい。
    ほかは、アンドレアもドミも、いつもの白い服で、現在は手ぶらです。
    懐に多少のものは隠し持っているかもしれません。
     

    >2、村人は病気扱いならサニティで正気に戻らないですか?
    はい、サニティは効果なしで。ほか「病気」に準じます。
    また、これは「種別=精神」の魔法がかかっている状態なのではなく、
    精神の魔法はこの上に普通にかかる、とします。

    ルビンが生まれる前の祝祭では、
    たとえ白夜でも、村人たちはこんな状態になっていませんでした。
    つまり、これほどの精霊バランス悪化の直接の「原因」は、白夜ではないです。
    なので、「原因」を完全に取り除くことで、この症状の進行強度が0になり、
    本人の回復力によって自然に治癒する
    でしょう。

    その「原因」として考えられるのは、「(成長してきた)ルビンの存在そのもの」か、
    「ビル・サイファーがルビンの力を悪用しているせい」のどちらかでしょう。

     

    #3325
    ロビン
    参加者

     
     
      ────水曜日 [4] 

     

    >「夜が明けたら前夜祭ですか?
     
    「あら、確かにおかしな言い方でしたね、すいません」
     

    >「昨日から皆さんかなり高揚している様ですが、
    > 何日も前から禄に休憩も取らずに祭りをしていては、大丈夫ですか?
    > 身体によくないですね。倒れる人は出ないのですか?」

    「年に一度のことですから、たまには羽目をはずすのもいいのでは?
     ──うふふ、そんなこと、司祭様には怒られてしまうかしら」
     

    > あなたも我々を出迎えるために寝ずに待っていたのですか?
    > でしたら早くお休みください。」

    「そういうわけでもありませんけれど。
     ええ、みなさんがお戻りになったので、わたしも少し休むつもりです」
     

     ハウリーに答えるドミの様子は、表面的にはなにも変わりはない。

     ──ドミの言葉に反して、村人たちとアンドレアが姿を現した瞬間。
     そのときまでは。
     
     

    >「やあやあ皆さんお揃いで我らをお出迎えですか?ご苦労ですね。」

     ハウリーは単身、村人に近づいていく。

     ──すると、ハウリーのその動きに誘われるように、村人の列からもするりと進み出る者があった。それは、ハウリーの知る村娘のナリアと、ほかに2人の女性だ。
     3人の女たちはうっとりと微笑みながら、ハウリーの両腕にしがみつこうとするように強引にすり寄ってくる。

     同時に別の2人の若い娘たちが、フロルとメルフィーの方に楽しげに近づいてゆくのも見えた。

     彼女たちの仕草、その目つきを見て、すぐにハウリーは理解する。
     彼女ら、そしてここにいる村人全員は、すでに「正気」ではない。
     彼らの精神からは、ひとに当然あるべき作用がすっぽりと失われている。
     ──シェイドの司る、一種の「ブレーキ」が。

     もはや彼らは、そうやって完全に自我を手放してしまった「操り人形」だ。
     ……そして、その人形を操っている「何者か」が、どこかにいる。

     

    > それに、このように周囲を囲まれては、
    > まるで我々を襲おうとしてるように見えてしまいますよ。

    「いいえ、とんでもない、誤解ですよ、司祭」

     ハウリーの笑い声に合わせて、アンドレアも笑った。声だけで。

    「誤解ですとも。村人にはあなたを害する意図など微塵もありません。
     〈彼ら〉の正体は、ただの善良な村人ですから。

     ──もしも仮に、あなたの言う通り、彼らがあなたに襲いかかったとして。
     あなたは、彼らを武力や魔力で討ち倒すんですか?
     たとえばその、ただのか弱い娘であるナリアなんかを?
     娘ひとりを吹き飛ばすなど、あなたなら造作もないでしょうが。
     だがそんなことをしたら、その娘の細首など簡単にへし折れてしまいますよ。

     ……どうか、そんな乱暴はやめていただきたいですな、司祭」
     

     アンドレアは相変わらず朗らかで、彼に寄り添うように立つドミも清楚な微笑みを浮かべている。
     
     
    「私は、あなたを、お誘いしたいのです。それだけですよ。
     あなたの求める、『真実』……もしあなたがほんとうにそれを求めるのならば、あなたも、踏み込まなければならない。
     安全な場所から質問をするばかりでは、なにもつかめやしませんよ」
     
     
    「だから。私と、行きましょう。
     我々は、あなたを心から歓迎いたしますよ、ハウリー・マード司祭」

     

    「 ──祝祭が、はじまるのです 」

     

     
     一方。軽やかな足取りで、若い娘たちがメルフィーとフロルのもとにたどりつく。
     これまでなにかとフロルに話しかけてくれていた、親切な娘たちだ。
     娘たちは、ただうつむいてじっと黙りこんでいるフロルにまったく気を払うことはなく、愛おしげに微笑みながら、フロルとメルフィーの身体をそれぞれ抱擁するように、その腕をのばした────

     
     

    ────────
    ロビン@GM

    水曜日の夜明けから祝祭が始まる詳細は、#3011に記載した通りです。
    次の朝食からは、広場の大テーブルで村人全員が集合する感じになりますね。
     

    3人の女(含むナリア)が、ハウリーに強引にからみついてこようとします。
    向こうは腕力などなくハウリーの自由に抵抗できますが、
    抵抗した場合、向こうがどんな行動に出るかはわかりません。

    さらに2人の若い娘が、メルフィーとフロルの方に近づいてゆきます。
    2人それぞれに接触するまで近づいて、
    ハウリーにしているように、無理矢理からみついてきます。

    以下、最終判明情報です。
     

    1.村人の様子&ウィスプ・シェイドのバランス悪化
    村人の精神状態に完全に実害が出ているのが、ハウリーにわかります。
    シェイドの司る恐怖や不安の感情が失われ、気が大きくなり、タガが外れた状態です。
    正気を(ほぼ)失っています。

    >どれくらいの精神抵抗が必要か
    この状態はデータ的には「病気(177p)」と同等で、精神抵抗はできません。
    PCも、症状が進行するタイミングが来れば、「進行判定」を行うことになるでしょう。
    (シャーマンの処置による+1ボーナスも有効)
    「村人がこのバランス悪化の状態の中に長くいたこと」と
    「祝祭当日に向けて、バランス悪化がますます強くなったこと」が原因で、
    村人はPCよりはるかに深度が進んでいる状態なわけです。

    >村人に出ている具体的ペナルティ
    村人は全員、正気を(ほぼ)失った結果、
    「何者か」の指示に従う操り人形状態であるとわかります。
    判断力もなく動きは緩慢で、行動系全般に-2ペナルティがかかり、
    その代わり精神抵抗系に+2ボーナスがついています。
    (そもそもただの一般人(248p)ですが。判定が必要な時は固定値で行います。)
    恐怖だけでなく、「痛み」も感じていないかもしれません。
    なお、ドミとアンドレアには、その症状はまったく現れていません。

    >(ほぼ)
    現状では、ほぼ、です……|ω・`)
    まだ、祝祭の白夜の本番は、始まっていないので……w
    PCにも、それがわかります。

     

    2.ドミとアンドレアのデータ
    (向こうが正体を隠すのをやめたので)怪物判定が可能となりました。
    それぞれ、【知名度10の怪物判定】で以下が判明します。どうぞ。

    アンドレア
    5レベルソーサラー
    全能力値18

    ドミ
    暗黒神官 高司祭(完全版250p)
    信仰対象は、名もなき狂気の神です。

     
     
    【追記】 5/17 11:20
    メルフィーとフロル方面の描写を追加(最後の段落)。
    こちらももうすでに接敵です。
    村娘を近くで見たことと、ここまでの情報で、メルフィーも、
    村人が(ほぼ)正気でなく操られていること(=上記の詳細全部)がわかります。
     

    #3324
    ロビン
    参加者

     

     

      ────ルビン [2] 

     
     

     
     つながった手が左右ふたつになって、ふたりの形は環を描いた。

     あのとき見たものを思い出す。
     光と闇、太陽と月、男と女、歓喜と絶望、
     ふたつに分かれた極がおたがい引きあいながら、ぐるぐると回転している。

     ジョシュアとルビンも、全然違う。ガラのよろしくない悪党男と、か細く白い巫女の少女。
     それがいま、両の手をおたがいにしっかりとにぎりあって、なにひとつ見逃しはするまいと祈りさえするような気持ちで、見つめ合っている──見える目と見えない目で。

     

    >『・・・ルビンがルビンでなくなる。
    > きみは、そのうち・・・その身に神を宿す』

    『…………』

    >『きみが・・・神を宿して、きみでなくなってしまうことは、おれの願いじゃない』

     ルビンは、かしこい小さな子がするように、ジョシュアの言葉のひとつひとつに、とても注意深く耳を傾けている。

    >「クソ腹立つ」

     精霊の善い言葉も人間の汚い言葉も、どんどん覚えて吸収しようとするみたいに。

    >「願いってナンだ。
    > なぜお前一人がそれを叶えなきゃならん」

    『────────』

     

     
    >『・・・なあルビン。
    > もしきみが、どうしてもビルたちの願いを叶えなきゃいけないってんなら』
     
     
    >『おれを、きみの身に宿してくれ。
    > きみに神が降りても、おれはきみの中で目を開いて、ルビンが消えないように・・・声をかけるから』
     

     おれを、きみの身に宿してくれ。

     ふしぎな言葉だ。
     それは、いったい、どういう行為をさすというのだろう。

     「おれ」が「きみの中」に宿ることができるのならば、あとに残るのは「空っぽのおれ」だろう。
     どうしてそんなことを、こんなにあっさりと、自分から願ってしまうことができるのだろう。
     ……帰ってこられるかどうかなんて、全然わからないのに。
     

     一度ルビンに願ったら、それがたとえどんな願いでも、
     ほんとうに、かなってしまうかもしれないのに。

     

      ────ルビンは、そんなふうに思ったのかどうか。

     

    『ルビンには、できないことが、いっぱいあるの……』

     
     つないだ手の片方が、作用を始める。
     ジョシュアの中から、名前を持たない形もわからない生命の精霊の司る、いのちのエネルギーが、ルビンの方へどんどん流れていく。
     いままで何度となく繰り返されたその行為。ジョシュアの感覚に、ルビンと手をつないだ何人もの人間が重なる。最初は母。ルビンは、その全員のことをすべて覚えている。
     ──最後のひとりの老人が、枯れてゆくその両手でルビンの手を祈りの形に包み込み、強く強くにぎりかえした。その力のあまり、指の1本がぽきりと折れて、ルビンの手の中に残った。
     

    『……ルビンには、わからないことも、いっぱいいっぱい、ある……』

     
     違う、彼、ビョルンは〈最後のひとり〉ではない。今度はジョシュアが、あのみっともない枯れ木偶人形になって、焚き火に放り込まれるのだ。ハウリーやメルフィーはどんな顔をするだろう。
     

     ──けれど、ジョシュアの手は、枯れない。
     
     ジョシュアから流れ出た熱量は、渦を巻いて反対の手をつたい、還ってくるからだ。
     
     
     ジョシュアがそれを理解するやいなや、今度は視界自体が目まぐるしく変化する。
     それは、精霊使いだけに歩ける道の先、あの〈目眩〉の向こう側にあるもの、──ジョシュアがルビンに、願ったものだ。
     
     

     ルビンは、力だ。他者の願いをかなえようとする力。

     ビル・サイファーは、そのルビンを使役しようとしているのだ。
     ただ自分自身の願いをかなえさせるために。
     精霊使いが精霊を使役するように。

     だれも、ルビンに教えなかった──自分の願いを持つことなんか。

     

    『 ……かなえたくない 』

     ルビンは、言った。

     
     小さな両手が震えているのが、ジョシュアに伝わった。

     ──自分の手に伝わるその感覚だけが、いまは自分の存在を確かにしている。

     

    『 そのねがいは、いや 』

     

     ルビンの白い目から、涙がぽろぽろと、こぼれた。

     

    『 ……おまえが、きえてしまうから 』
     

     

     

    ────────
    ロビン@GM

    ルビンを思って踏み込んだがゆえにそれを願ったことにより、
    ルビンに心境の変化をもたらし、ルビンはジョシュアの願いを拒否しました。

    「意識の統合」がどこまでいったのかは、ご自由に描写をどうぞ。
    ルビンがそれを拒否したので、ジョシュアは強制的に途中で戻って来ました。
    抵抗のダイス判定等は不要です。

    まだシンクロトランス状態にいてルビンと交流を続けてもいいですし、
    「こっち(物質界?)」に戻ってきてもいいです。

    #3302
    ロビン
    参加者

    ────────
    ロビン@GM

    質問にだけ先にお答えしてみるテスト。

    今月も仕事に呼び出されたので、
    仕事中の合間にできればルビンレスをひとつして、
    こちらのレスは、14日以降になりそうです。
    すいませんが、お待ちください。

    1、ライアンの憑依の射程は、接敵距離(3m)ですか?同座標(0m)ですか?
    接敵距離(3m)とします。

    2、>フロルは即座に判断や行動はできない状態
    ではこれは、1ラウンドで。
    10秒後には、状況把握はまったくできていないまでも、
    とっさの防御行動や、味方からの指示に従う等の行動は、できるとします。

    3、ウィスプとシェイドのバランス悪化の人体への影響
    こちらは、現在の村人を至近距離で観察したことにより、わかる部分はほぼ判明します。
    本文をお待ちください。

    4、ドミ、アンドレア、村人たちに行動ペナはありますか?
    現在ペナが出ているのかどうかは、PCたちには、基本的にはわかりません。

    > なんか監視してたみたいにピンポイントで待ち構えられてたけど、
    > ずっと待ってたなら、きっと寝てないよねっていう。
    もうバラしてしまいますと、
    敵ソーサラーが、ルビンの所持品と
    フロルが常時携帯している手帳に挟んでいる「許可証」を
    ロケーションしていました。
    ので、ルビンとPCの現在地は把握されていました。
    ドミは、闇雲にずっと待っていたのではありません。

     

    #3300
    ロビン
    参加者

     
     

      ────水曜日 [3] 
     

     

     泉で。最低限の休息の時間が終わろうとする、その直前の小さなやりとり。

    「……ホーントに憑依されてる間って、本体のわたしの方は、周囲のことを認識できるのかな……?」
     
     メルフィーのそばにしゃがみこんで、フロルがぽつりと言った。

    「でもわたし、元に戻ったら、その間に感じたことを絶対にレポートにしてやるんだって、思ってます!
     怖くない、って言ったら嘘になりますけど……でも、あんな姿になっていても、ライアンさんがちゃんとしたラーダ神官であることはわかってますから、心配はしてないです!
     そもそもこんなことになったのは、王都でわたしがあのビル・サイファーの口車にまんまと乗ったことが原因なんですから! わたしだって、なんにもしないわけにいかないです!」

     両手をぎゅっと拳ににぎって自分を鼓舞しながら、フロルは虚空へ向けてそう、誓いのような声をあげた。

    「わたしがメルフィーさんと次にお話ができるのは、きっと、全部が解決したあとかな!
     みなさんがいるから、危ないことなんかないってわかってます。
     ……一緒に来てもらって、ほんとうによかった。ありがとうございました。
     それだけは、いまのうちに言っておかなきゃって」

     フロルはそして、メルフィーに、にっこりと笑ってみせた。
     

     ……いま、その彼女は。落ち窪んだ目を薄く開きどこか一点を凝視したまま、足をただ前後に動かして森を移動し、メルフィーたちと一緒にホルガ村までたどりついた。
     

     ────死んだ男にとっては、3年ぶりの帰還。

     時はちょうど、〈あのとき〉と同じ、祝祭の前日だ────

     
     
      *  *  *

     

     ジョシュアの手を離そうとしないルビンに、ドミはなにも言わない。
     そうして、ごく当たり前のことのように、2人を見送った。
     それから残った3人に顔を向ける。

     
    「みなさんは、すぐにお休みになります? ──そうされるのが、いいですよ。
     これからすぐに、夜が来ます。その夜が明けたら、前夜祭が始まるのです。
     休んでおくなら今のうちですからね、村のみんなもそうしているところです」
     

     ドミは明るくそう言いながら、村長宅へ先導するように歩いていく。
     
     そして。その建物の前にたどりついたところで──なにかに少し驚いたように、ふと動きを止めた。

     

       ……もう。ほんとうに、気まぐれなのだから。あなたって……
     

     どこか甘い吐息とともに、ドミが思わずそんなふうにつぶやいたのが、聞こえた。
     言葉とは裏腹に、それは相手への非難ではなく──あるのは、待ち焦がれていたものへの、歓喜だ。
     
     

     
     森に囲まれた村の風景。ここの空は常に青く明るい。

     その風景にまぎれるように、白い服と花で着飾った村人たちが見える。ひとり、ふたり──それどころでは、ない。
     
     
     建物の向こうから、あるいは森から、次々と姿を表した村人は、遠巻きの距離を保ったままの列を作り、村長宅をぐるりと取り囲んでいく……。

     彼らはみな、一様に、こちらに顔を向けている。こちらを見ている。
     その顔は全員、朗らかに微笑んでいる。

     

     その列からひとりの村人が進み出る──それはアンドレア。

     そしてドミは、軽やかな足取りでその男の方に駆け寄って行った。

     

    「ハウリー司祭、そしてみなさん、お戻りですか。
     ルビンを森から連れ戻してくださったようで。たいへん感謝していますよ」
     

     アンドレアは、あいかわらず快活に、そう言った。
     

    「……それで。お尋ねして、よろしいかな。

      ──あなたがたは、森で、なにをしていたのです?」

     

     
    ────────
    ロビン@GM

    こちらは、ジョシュア以外の、「ビル・ルート」です。

    あたらめまして、
    ファントムのライアン・ブレンがフロルに憑依して、村まで移動しました。
    外から見ると、フロルはただ黙りこくっているだけです。
    シャーマンでなければ、ファントムの憑依に気づくことはできません。

    ライアンは、(GM判断で)
    「ハウリーからの指示がない限りは、絶対に沈黙している」
    と約束している状態、としています。が、
    違う指示であるならば、もちろんそのようにいたします。
    なにかほかに取り決め等の準備があれば、今、宣言をお願いします。
    ライアンは、ハウリーの指示に従うと約束します。

    フロルの意識があるのかはケースバイケースで、現状は不明です。
    ちなみに、憑依を解くことはライアンの意思でいつでもできますが、
    その瞬間ファントム・ライアンはその場に束縛され、
    フロルは即座に判断や行動はできない状態でその場に倒れ込むでしょう。
     

    さて。

    > 何も起こらなければ何もしません。村に着いたら部屋で休憩してます。
    とのことで、こういう進行で大丈夫でしょうか。

    ドミの言葉とは裏腹に、たくさんの村人たちが、
    村長宅前で3人を遠巻きに取り囲むように、現れました。
    そして、その中のひとりアンドレアが進み出て、質問をしてきました。

    3人は、村長宅の玄関前まで来ました。
    現在見えている村人は十数人、彼らは遠巻きに村長宅を囲んでいます。
    彼らとの距離は20~30mくらいでしょうか。
    アンドレアはこっちに歩いて来て、PCとの距離は10mとしましょう。
    ドミはアンドレアの方に駆け寄りました。

    という感じです。
    では対応をよろしくお願いします。

     
    【追記】 5/11 15:16
    村の中の、「ウィスプとシェイドのバランス」は、いままでで最悪です。
    しかしみなさんは、正常だった泉付近にいた間が回復になり、体調に影響は受けていません。
    あと、ドミについては、シーン冒頭からの会話時にセンスオーラしても、
    精霊バランス的異変は感じられませんでした。
    村人とアンドレアはまだ遠いのでよくわかりません。

    #3294
    ロビン
    参加者

     
     
      
     
      
      ────ルビン [1] 

      

      

     ルビンと手をつないで、ふたりきりで、村の中を歩いている。
     はじめて出会った時以来だ。あれは月曜日、一昨日のことだ。
     
     あのときルビンはとてもはしゃいでいて、踊るような足取りで、精霊語のつぶやきをくりかえしていた。
     だが、いまは違う。

     少女は穏やかだ。──どこまでも、穏やかだ。
     彼女の内ではいま、シェイドも、レプラコーンも、バンシーも、フューリーも、その息をひそめている。
     ジョシュアのすぐ隣り、にぎりしめた手でつながった先にいるのは、ただ彼女自身だけだ。

     ルビンはどこに向かっているのだろう。
     ジョシュアはそれを知らなかったが、ただ導かれるままに歩く。

      
     
    『 …………ルビンは、ゆめを、みてた………… 』

     
     
     歩きながら、ぽつりと、ルビンは言った。
     手をつないで並んで歩いていると、自分よりずうっと低い場所にある小さな少女の顔は、白い髪に隠れてしまってよく見えない。

     

    『 だれかが、とてもいっしょうけんめい、はなしてた…… 』

     
     
     明るい道。周囲にひとの気配はない。
     ただジョシュアが気配を感じるのは、この道の先に立つ、あの柱。
     ルビンはまた、あの広場の柱に向かっている。

     

    『 ルビンを、どうすればいいのか、ってことを…… 』

     

     ドミに迎えられた場所から、あの広場の柱まで、こんなに長い道をあるかなければならないのか。
     日の光が眩しすぎて、ルビンの全部の白が眩しすぎて、自分の周りの風景が、なんだかよく見えない。

     

    『  …………あれは、おまえ…………?  』

     

     はっと気がついたら、自分の額のすぐ前に、草花で飾られた柱があった。
     間近で見る、柱を飾る草花は、生きていて、自ら揺れている──まるで小さく蠢くように。

     

       いや違う、そんなことよりも────

               ──────ルビンは、いま、なんと言った?

     
     
     
     

    『  おまえは、ルビンを、ころしたい……?  』

     
     
     
     広場の柱のもとにたどりついて、

     ルビンは穏やかに、ジョシュアにただそう尋ねたのだ。

     
     
     
    『  それが、おまえの、ねがい……?  』

     
     
     

    ────────
    ロビン@GM

    お待たせしました、
    こちらはジョシュア専用の「ルビン・ルート」になります。

    > 寝ているルビンを起こしもせず、失神もさせません。
    > 目が覚めたら穏やかに手を繋いで村へ戻ります。というよりルビンが戻りたいところへ戻ります。
    了解です。よって、こういう感じになりました。
    ボツ案の方だったら、村到着から違う展開必至でしたし、
    方針を宣言しておいてもらえてたいへん助かりました。
     
     
    では、ご自由にレスをお願いします。

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