玉鋼

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  • #3362
    玉鋼
    参加者

    進行できずに誠に申し訳ありません。
    セッションの期限となりましたので、PCを解放いたします。

    経験点は1000点、報酬は8,500G です

    #3313
    玉鋼
    参加者

    ヒュンヒュンと木剣が空を斬る
    汗を流したレインが、息を整えながら君を見る
    「どうですか? 師匠!
     踏み込みはできていますかね?」

    休憩時間の合間に、君は剣術の指導をしていた

    レインは歩法や構えなど剣術の基本は知っていた
    しかし、それらを組み合わせて瞬時に判断する練習と実戦経験が不足している
    おまけに体も小さく力が弱いため、怪物との対峙を考えれば技量で上回る必要があった

    敵の武器を見抜き、踏み込まれても届かない間合いを取ること
    強力な攻撃を、小さな力で受け流す技

    強い敵と対峙した時に対抗できる君の技術を、ひとつひとつ教授するだろう
    その度にレインは大きな声で返事をした
    「はい! ありがとうございます!!」
    感覚を忘れない内に、少年はできる限り多く、長く、練習を繰り返す
    踏みしめられた小川の丸石がじゃりじゃりと音を立てた

     
    村を脱出してから4日目
    リリーの体力を体力のために休憩を多めにとり、約1日ほど遅れての進行となっている
    少し先の方では、雨宿りのためにマーシャと薪を拾い集めた、小さな森が見えていた

    練習の脇を流れる小川では、マーシャが飲み水の確保を進めている
    リリーはマーシャの手伝いを終えると、近くの草地に座ってもぞもぞと手を動かしていた
     
     
     
    立ち上がったリリーが、君の方にかけて来る
    少女は、剣術の指導をしている君を邪魔しないように、後ろでまごまごしていたが
    声をかけるとそろそろと歩み寄って来た

    「あ、あの……… これ!」
    少女が手渡したのは、シロツメクサの花冠だった
    リリーは君の頭の上に乗せようと背伸びをするが、まるで届かない
    「お兄さん、いつもありがとう!」
    内気な少女がわずかに微笑む顔を、君は初めて見ただろう

    それを耳にしたレインは練習の手を止めて、申し訳なさそうに眉を下げた
    「ぁー……… ボクはまだ、ゾイさんに返せるものが何もないのですが
     でも、感謝はしてるんです
     助けていただいた上に、剣まで教えて貰ってるんですから!!」

    「みてみてーっ! ゾイ~!!」
    マーシャの明るい声が、小川の方から響いて来た
    歩いて来れない彼女は、その場で両手を掲げて声を張り上げている
    「カニ捕まえたよ~! ちょっとおっきい!
     カニのスープ作ったげる! おいしいから………あたっ!!?」
    ハサミで指を挟まれて、彼女の響く声は悲しげに変わった

    君は……

    >好意を受け取る
    >遠慮しておく

    GMより________________________
    大変お待たせしました…….申し訳ございません!

    とりあえず今回はロールプレイ回、
    逃亡生活中のキャラクターとの会話をお楽しみください

    次回動き出す予定です

    #3236
    玉鋼
    参加者
    >「マーシャが死んでも、まあ、償えないよな。
    俺も、村人と知って、魔物を殺してしまっているし・・・
    しかし、生きているって事は、それだけ他の多くの人を幸せにする権利もあると思うぜ。」

    君の言葉に、彼女は少しだけ顔をあげて君を見つめた

    >「何度も聞くが、マーシャ、何故、魔物とも仲良くなりたいと思ったんだ?」

    「それは………っ、 それが、いちばんステキだなって、思ったから……..
     ただ、形がちょっと違うからって、殺しちゃうよりも
     みんなでおしゃべりして、仲良くできたら、、、
     魔物の人も一緒に、みんなで幸せにになれて、
     ステキだなって、思ったの……..」

    「でも、うまくできなかった………..
     こんなにひどいことだって、思わなかったの………っ
     わたし、いつも間違えて、失敗ばっかりしてるのに」

    マーシャは、再び目をゴシゴシと擦った
    大雨は少しだけおさまったようだ

    「ゾイ………
     ダメな、わたしでも、誰かを幸せにできるのかな……?
     たくさん失敗して、それでも笑って、おばあちゃんになるまで頑張ったら、
     いつかは、誰かを、、、
     ちょっぴりくらいなら、幸せにできるかなぁ……..?」

    彼女は、下がった眉のまま君に笑って見せた
    傾げた頬には、涙が一筋だけ伝わり落ちた

    君は………

    >それはわからない
    >マーシャならきっとできる
    >少なくとも俺は、幸せになる
    >(ただ、隣に座って寄り添う)
    >(無言で抱きしめる)

    GMより_________________________
    >後半のマーシャのRP、厳しかったです
    (しまった、困らせてしまった!)

    ロールプレイに悩んだときでも、選択くらいはできるように、選択肢を用意していたのですが
    確かに、あんまりロールプレイの参考にならなかったかもしれませんね………

    しかーし、ゾイらしさを追求してくださってももちろんいいんです!
    元々が正解のない問いなので、正解を言える人なんていません
    どうすればいいのかはわからないけれど、元気づけようとする姿勢もまた、ゾイらしいと言えるんじゃないでしょうか

    今回のマーシャの反応も、選択肢を選ぶだけでは見られない、ゾイの発言へのレスポンスですからね!

    ちょっと短いですが、今日は仕事が忙しかったのでここまで……..
    レスポンスに困るようならそのまま次に進行するので、遠慮なくお知らせください!
     
     
    マリーは体調不良なわけではないです
    まだまだ幼くて体力も敏捷も低いので、みんなについて行こうと早歩きした結果、日光でバテただけですね
    これは、ゾイにもわかります!

    #3231
    玉鋼
    参加者
    >「新米の傭兵時代は、怪物相手に戦えず、草むらの影に隠れて何もできなかったこともあった。
    そのお陰で、俺がいた傭兵団は壊滅さ。」

    君が話す過去に、少年は顔をあげて息を吞んだ

    >「レイン、今までの経験、後悔など、いろんな出来事が人を強くする。
    剣を振るうだけが、人生じゃない。」

    >「ただ、レイン、お前が剣術で生き抜く決心がつくというのなら、この事態が沈静化したとき、俺がレインの剣術を教えてもいい。」

    「ぼっ、ボクは……… ボクは……..ッ!」
    レインは叫ぼうと口を開くが、その先が繋がらなかった
    選択に言いよどむ少年へ、君は一言付け足した

    >「だけど、今、戦うのは、俺とマーシャだけでいいから、マリーと逃げ回っていい。
    無理して戦わなくてもいいぜ。」

    レインは、立ち上がろうとして膝を立てていたが

    その場へ静かに座り込んだ

    「、、、ありがとう、ございます…………….」



    「マリー、大丈夫か? ちょっと休むか?」
    2日目の昼頃、レインが妹を気遣って背中をなでた
    マリーは小さく首を降ったものの、その額には汗で髪がへばりついていた

    歩くスピードは、どんどん落ちてきている
    このまま無理に進んだとしても、少女を置き去りにするだけだ

    君たちは手頃な木陰を選び、少し早めの休息をとることにした
     
     
     
    「ぁ、ありがとう ゾイ!」
    君が背中から降ろすと、マーシャはポンポンと肩をたたき、笑顔で君を労った

    彼女は草原の上に仰向けで寝転び、しきりに周囲を見渡している
    この姿勢が、特に上空を警戒する際には、首が疲れないものらしい
     
    マリーは木の幹を背にして、木陰へ座って休んでいる
    爽やかな風が吹き抜けて草木を揺らし、旅の疲れを癒す
    旅慣れた君にとっては、多くの荷物を背負っていてもなお、まだ体力に余裕があった

    「………ゾイさん、今お疲れですか?」
    木剣を手にしたレインが、君の元へ歩いて来た

    少年は、相変わらず気弱そうな顔をしていたが
    その目は真っ直ぐに君を見ていた
    「ボクに、剣術を教えてください
     歩きながらでも、休憩の合間に口頭だけでも、お邪魔にならない範囲で構いません
     できるだけ早くから………今すぐ、ほんのちょっぴりだけだとしても
     ボクは強くなりたいんです」

    少年は膝をついて、君の前に座り込んだ

    「ゾイさん達の手の届かない所まで逃げ込んで、最後はボクが立ち向かうかもしれない
     明日にでも不幸が訪れて、あなた達に頼れなくなるかもしれない……….
     ボクが後ろから剣を振れば、その不幸すら回避できるかもしれない」

    「そんな時に備えて、ちょっとだけでも強くなりたいんです!
     今、できる限りのことを精一杯やりたいっ
     もう後悔はしたくない!」

    少年は深々と頭を下げた
    「お願いします!!
     マリーを、守りたいんです……..ッ!」



    その日の夜

    すすり泣く声が聞こえて、君は目覚める
    視線を上げると、揺れる焚き火の光に照らされて、
    赤らんだマーシャの目から、大粒の涙がこぼれる様が光って見えた

    君が声をかけたからだろうか
    視線があった彼女は、丸くした目を両手で隠した
    「ぁ………..!
     起こしちゃった? ごめんね!」

    君が月を見上げると、随分と傾いた位置にあった
    見張りを交代する約束の、半分の夜時間は、もうとっくに過ぎているらしい

    「わたしは全然歩いてないから、疲れてないの
     魔法も使ってないし………. だから、ゾイは寝ててもいいんだよ?」
    彼女は小さな声でささやきながら、君に笑って見せる

    だがその眉は下がったままで、声はぐずぐずの鼻で聞き取りずらかった
    彼女は目元を強引に袖で拭うものの、溢れ出る涙は止まらない
     
     
     
     
    君が何度か声をかければ、マーシャは徐々にその心の内を呟き始める

    「村が、、、なくなっちゃった………..
     帰るお家も、 お世話してくれた人たちも、
     おとーさんも、おかーさんも、ミーニャも、、みんな………..」

    彼女は握りしめていた右手を開いて、涙の目でじっと見つめている
    中にあったのは、土汚れを洗い落とした友愛の印だった

    「わたしが、あんなこと、言わなかったら
     こんな、ひどいことにならなかったのに、、、
     わたしなんかじゃなくて、もっとちゃんとした人が、ゾイと依頼してたら
     こんな失敗しなかったかも、って………..」

    「みんなの、役に立ちたかった………っ!
     きっと恩返しができる、そのチャンスだと思った………..っ!
     魔物の人と、仲良くなって、
     村のみんなも幸せにできる、、、そんなこと、思っちゃった」

    「でもわたし、生きてる………..
     マリーちゃん達の、おかーさんも死んじゃったのに
     魔物になった村の人も、殺しちゃったのに……….
     ひどいわたし、生きてるよぉ……… ゾイぃぃ……….っ!」

    顔をあげた彼女の目元からは、大粒の光がボロボロとこぼれた
    寝ている子供たちを起こさないように、マーシャはしゃっくりも押し殺している

    君は……..

    >悪いのはマーシャじゃない
    >俺だって同罪だ
    >生きてることを喜ぼう
    >裁いて欲しいなら斬ってやる

    GMより_________________________
    素敵なロールプレイありがとうございます!!
    おかげさまで、ゾイの冒険もいい感じに仕上がりそうです

    さて、もう一声ロールプレイタイムです!
    ゾイは何と答えてくれるのでしょうか?

    #3228
    玉鋼
    参加者
    >「今は、マーシャ、我慢してくれ。
     レイン、マリーをほっとくわけにはいかない。」

    「ぅん…….. うんっ……………..」
    君の言葉に、マーシャは顔を伏せたまま何度も肯定した
    君の肩は、彼女の涙でじっとりと濡れていた
     
     


    ダラムの町へ向けて、君たちは1日歩いた
    道中で怪物と出会わなかったのは、せめてもの幸運だろうか

    町へ急ぐにしても、無理に歩き続けることはできない
    特にマリーは、成人の君に比べてまだ体力がなく、時間を見つけてはよく休む必要があった
    保存食を分け合う時も、マリーはよく遠慮した
    その度にレインがせっついて、少女に食べさせていた
     
     
    新しい朝が、平原の草木を再び照らす頃
    君たちは流れる川の畔で旅立ちの準備をしていた

    マーシャは川岸でマリーとおしゃべりをしながら、飲み水を確保して水浴びをしている

    レインは君と共に毛布をたたみ、荷物を整えていた

    「すみません、ゾイさん  昨日は引き留めてしまって
     マーシャお姉ちゃんにも、ちゃんと謝らないといけませんね
     本当は村に戻りたかったでしょうに、ボク達のために………..」

    少年は手を動かしながら、少しずつ言葉をもらす

    「マリーだけは、何としても守りたくて
     でも、ボク1人では町まで守り抜く自身もないし………
     村へついていくなんてことも、恐ろしくてできません
     もし、あなた達が帰らぬ人になったらと思うと、、、止めずにはいられなかったんです」

    「ボクには……..母さんを守ることができませんでした
     剣術だって、父さんに習っていたはずなのに
     人のために剣をとるどころか、マリーを連れて逃げることしかっ、
     そればかりしか考えてませんでした」

    レインは傍に置いてあった木剣を手に取ると、眉を下げたまま眺めている

    「戦うのが、怖かったんです
     村を守る兵士になるだなんて……….憧れはありましたが
     本を読んだり、畑のお手伝いをするほうがずっと好きでした
     だから、父さんに剣術を習っていた時も、真面目には練習していなくて
     将来は農家になりたいな…….なんて思いながら、遊んでばかりいました」

    少年は力なく木剣を置くと、肩を落として項垂れた

    「もし……….もし、ちゃんと習っていれば
     あの時に剣をとって、戦うことができたでしょうか?
     たとえ、村を救うことができなかったとしても、
     父さんや、ゾイさんのように立ち向かって………….っ!
     母さんは……..母さんだけでも、
     マリーと一緒に、守ることができたでしょうか?」

    君は………

    >きっと不可能だっただろう
    >子供は気にしなくていい
    >少しの間だけなら、剣術を教えてやれる

    GMより________________________
    戦闘が続いたので、ちょっと休憩のロールプレイタイムです!

    保存食は4人で消費します
    (子供たちに分け与えれば、ですが……..分けないなんてことはないですよね?)
    1日で最低、計8食は食べてしまいますね
    食料 66→58食

    レインの独白を聞いて、ゾイはなんと答えるでしょうか?
    選択や、ロールプレイなどをどうぞ!

    #3224
    玉鋼
    参加者

    兄妹に追いついた怪物は、大蛇の怪物へ食らいつく!

    「ひゃうっ!?」
    返り血に驚いたマリーの声が上がった
    レインが慌てて口をふさぐがもう遅い
    怪物は大蛇のの陰を覗き込み、ニヤリと笑った
     
     
    君は混戦の中にいた
    目の前の怪物に確実な一撃を叩き込むものの、後一歩で致命傷には至らない
    血を流した怪物達が、猛烈な反撃をしかけてくる

    >22:40:30 玉鋼@GM マーシャ 登攀A 2d+3 Dice:2D6[2,1]+3=6

    「わっ!?」
    片手でダガーを持っていたマーシャが、君の背中から振り落とされる
    その直後、背後から怪物の腕が君の背に当たった

    マーシャは土埃にまみれながら、それでもダガーを投擲する

    22:58:54 玉鋼@GM マーシャ投擲→怪物D 2d+6 Dice:2D6[1,6]+6=13
    22:59:42 玉鋼@GM ダメージ R5@10+4 Dice:R5@10[5,3:3]+4=7-8 = 0

    刃は回転しながら弧を描き、兄妹を見つけた怪物の背を浅く切りつける
    狩りを邪魔された怪物は、転がるマーシャをギロリと睨みつけた
     
     
     
     
    キィィーーーーーッ!!
     
     
    耳の底まで響くような、甲高い声
    戦闘中の怪物達はピタリと動きを止め、声の主を仰ぎ見た
     
     
    君たちからは遠い村の教会の頂上で、
    元凶の怪物の姿が豆粒のように小さく見えた

    昆虫の脚が、神の住居の屋根に絡みついて立っている
    人の女性の姿は君たちに気付かないまま、鳥人の怪物を抱きしめていた

    子供のハーピィのような姿の怪物は、女王に撫でられながら逃げ出そうともがいている
    しかしそれもまるで叶わず、女王はがっしりと捉えたまま飛び上がった

    キィィーーッ!!

    4つの翼を振るわせながら、さらにもう一声
    空気を高く振るわせながら森の空へ消えていく

    村からは何十もの怪物達が這い出て来て、女王の後を追うようにフラフラと歩いて行く
    しかしそれは全員ではなく、興味を無くして二度寝するものや、喧嘩を始めて殺し合う怪物達もいた
     
     
    君たちの前にいた怪物は、一匹残らず歩き出した
    目指すのは女王が消えた森の中だ
     
     
     
    混戦の中にいた君たちに再び静寂が訪れ、暖かな朝日に包まれた

    「たっ、助かった…….?」
    大蛇の陰から、レインとマリーがそろそろと出てくる

    腕だけで体を起こしたマーシャも、歓喜の声をあげた
    「よかった…….っ  ぁぁ、よかった!!
     みんな無事で、みんな森に入っていったね」

    マーシャは君と目が合うと、伏し目がちに目をそらした
    「あぅ……….ごめんね、ゾイ
     いっぱい魔法使っちゃって……….
     とにかく何とかしなくちゃって、必死で………」

    君は土の中から助け起こし、再びマーシャを背負うだろう

    抱えられながら彼女はお礼を言うものの、上の空のように村の方をじっと見つめていた
    「村の人たちはみんな、森の中に入ってったね……..」
    君の耳元で、マーシャはぼそぼそと小さく呟く

    「今なら、わたしの家、見にいけるのかな………..
     おかーさんとミーニャは、まだ、お家の中で隠れてたりするのかな…………..」
     
     
    「なっ、、、まさか、村に戻るつもりですか!?
     やっと、やっとここまで来れたのにっ!」
    聞き逃さなかったレインが、妹を抱きしめたまま叫んだ

    「あんなに怪物に囲まれたら、もう、助かりっこないですよッ!
     ボク達が生きているのだって、ゾイさんがいてくれたから…….奇跡が起きたようなものです!!
     戻ったって、ただの無駄骨になります!」

    「あいつらが、急に戻ってくるかもしれないに…….ッ!
     今ここにだって、はぐれた怪物がいるかもしれないのに!
     そんなことしてたら、今度こそ本当にッ、誰か死んじゃいますよ!!」
     
     
    マーシャは慌てて首を振り、くぐもった鼻声でつぶやく
    「ごっ、ごめん!
     何でもないの、忘れて……………….」
    君を抱きしめるその腕には、ぎゅっと弱々しい力がこもった

    君は………..

    >マーシャの気持ちを叶える
      家を見に行くだけならできる
    >マーシャを慰める
      生きているとしたら、きっと他の村へ逃げている
    >レインに同意する
      ミイラ取りがミイラになる

    GMより_____________________________
    いつもお早い返信ありがとうございます!
    テンポ良く進行ができて、GM自身、物語の進行を楽しませていただいております!

    そして戦闘終了、お疲れ様です
    マーシャの残りMPは5点で、他にダメージを受けた者はいませんでした

    大蛇の怪物へとどめを刺すなら、自由に宣言できます

    また、村へ戻るならレインとマリーの処遇を決めてください
    連れていくか、先に街へ行くように伝えて、置いていくかです
    置いていくなら、保存食を20食くらいは渡してあげないと、ダラムの町にたどり着く前に飢え死ぬでしょうね

    ゾイの選択や、ロールプレイなどをどうぞ!

    #3221
    玉鋼
    参加者

    GMより______________________
    マーシャ、魔法の使い過ぎww
    ゾイの言う、「魔法は温存」の理由を、マーシャ(GM)が理解できていませんでしたね….

    BBSの形式上、円滑に進行するために 行動宣言を変えてそのまま進行してしまいましたが、
    本来ならば、ここはゾイがマーシャの行動宣言を制止できたはずです

    怪物Bへの拡大は、行動宣言の裁定で悩んでいたところもあったので
    (ゾイが妨害失敗した時のために拡大したけど、攻撃命中は妨害の条件ではないので、行動宣言時に失敗しないことはわかっていたはずでは?)
    結果も変わらないですし、取り消せてもいいかなと思います

    今回は、怪物Bへの拡大を、ゾイの呼び掛けで中止できたことにしてもいいですよ
    つまり、マーシャは4点の精神点を使わずに温存できます
    (DとCへの拡大は、取り消すと結果が大幅に変わってしまうので、申し訳ないですが確定とします)

    こきんさん、いかがいたしましょうか?
     
     
    (もう一点、マーシャの行動宣言に誤記がありました
     マーシャが狙っているのは、レイン達の近くにいる怪物Cです)

    #3216
    玉鋼
    参加者
    >「レイン、マリー、全速力で走れ、後ろから怪物がやってきた!」
    声を聞いて振り返った子供たちは、
    目を丸くして駆け出した
    
    その後から、4体の怪物が迫り来る
    
    

    >「マーシャ、思いっきりしがみついていろよ!
     今回は、俺でもキツイぜ!」`
    「う、うん! …….ぅわっ!?」

    走り寄る君に振り落とされないように、彼女は必死でしがみつく
    つむりそうな目は、それでも追っ手を捉えていた

    『神なる力は正義の拳、
     邪悪な者に今、裁きの鉄槌を…….っ!
     フォース!!』
    残るマナ全てを振り絞り、
    君から遠い怪物から順に、聖なる力の奇跡を願う

    君の斬撃と共に、衝撃が走った

    「ギャウッ!?」

    君が吹き飛ばした2体には、かなりの痛手を与えられた

    遠くを走り抜けようとしていた2体は、1体が衝撃を受けてよろめく
    走ったまま体勢を立て直すと、君をにらみつける

    だが最後の1体は、そのまま子供達を追って行く
     
     「うわああああっ!?」
    レインが妹の手を引いたまま、大蛇の陰へ滑り込んだ
    そのすぐ後に怪物が追いついた

    ……が、怪物の目は隣で動くものを捉えている

    未だにグネグネと動く大蛇の尾
    それが、ヤツの本能をたまらなく刺激したのだ
     
    「ご、ごめんゾイ!  もう、魔法も使えない……っ!」
    マーシャは片手を離し、ベルトのダガーへ手をかけた

    GMより______________________
    大蛇に隠れる……..面白い!
    ちょうど尻尾も動いていたので、最後の1体の気を引くことができたようです

    2R目処理結果
    ゾイの叫びを聞いて、NPCは行動宣言を変えました

    ・レイン、マリー →全力移動で大蛇に隠れる
    ・マーシャ → ゾイから遠い(妨害しきれない)怪物から順に、フォースを3倍拡大で行使

    00:42:16 玉鋼@GM マーシャ フォース→怪物D 2d+4 Dice:2D6[4,2]+4=10
    00:43:54 玉鋼@GM ダメージ r0+4 Dice:R0[5,2:2]+4=6-5 = 1
    
    00:44:16 玉鋼@GM マーシャ フォース→怪物C 2d+4 Dice:2D6[3,2]+4=9
    00:44:52 玉鋼@GM ダメージ r0+4 Dice:R0[3,3:1]+4=5-5 = 0
    
    00:45:05 玉鋼@GM フォース→怪物B 2d+4 Dice:2D6[5,4]+4=13
    00:45:11 玉鋼@GM ダメージ r0+4 Dice:R0[5,5:3]+4=7-5 = 2

    怪物Dには1点のダメージがあり、狙いをゾイ&マーシャへ向けました

    【3R目】=============================
    レイン、マリー、大蛇の怪物、怪物C -5m- 怪物D -5m- ゾイ&マーシャ怪物A、怪物B –20m– 村

    AG12 ゾイ:(行動宣言)
     (HP19/19 MP17/17)

    AG10 怪物A: ゾイへ攻撃
     (HP10/18 MP12/12)

    AG10 怪物B: ゾイへ攻撃
     (HP12/18 MP12/12)

    AG10 怪物C: 大蛇の怪物へ攻撃
     (HP18/18 MP12/12)

    AG10 怪物D: 5m通常移動して、ゾイへ攻撃
     (HP17/18 MP12/12)

    AG 0 マーシャ: 片手を離して、ダガーを鞘から引き抜き、怪物Dへ投擲
     (HP12/12 MP1/19)

    AG– レイン: (息を殺して隠れている)
     (HP 8/8 MP8/8)

    AG– マリー: (息を殺して隠れている)
     (HP 2/2 MP3/3)

    AG– 大蛇の怪物: (気絶)
     (HP13/25 MP12/12)
    ====================================

    NPCの行動宣言は上記の通り

    通り抜けようとして引き留められた怪物Dは、背後からの攻撃になります
    ゾイへ攻撃が命中すれば、ダメージはマーシャが受けます

    戦闘中にマーシャが片手を離す場合、
    ゾイが回避をする度に、その達成値を目標値にしてマーシャが登攀判定(冒険者レベル+敏捷ボーナス)を行います
    失敗した場合、ゾイから振り落とされて転倒します
    転倒しても投擲の続行は可能です(命中にペナルティ-4、後ろからの不意打ちなので、怪物Dの回避も-4)

    それでは3R目、
    ゾイは各種行動宣言とダイス、ロールプレイなどをどうぞ!

    #3203
    玉鋼
    参加者

    「グェッ!?」
    飛び上がった君の斬撃が、大蛇の頭に突き刺さる

    怪物は舌を出したまま白目を向いて、
    麦畑の中に崩れ落ちた

    その質量が大きな音を立てて、土埃が舞い上がる
    しかし、まだその尾はグネグネと動いていた

    君の背中で目を瞑っていたマーシャが、顔をあげて素っ頓狂な声を出す
    「ぇ? ぇ?  うそぉ…….!?」
     
     
    彼女が理解しきる前に、君は倒れた首に回り込む
    確実に、その息の根を断つためだ

    「すっ、スゲーーッ!!  ゾイさんすげえッ!!」
    レインがマリーの手を引いて、歓喜の声を上げながら歩いて来る

    だが、君の目はその更に後ろを捉えた
     
     
    起きてきた魔物が4体、村からこちらへ駆けて来る
    その目は手頃な朝食を見つけて、ギラギラと光っていた

    GMより__________________
    これも一撃ってマジ? ゾイつええ……!

    21:27:55 玉鋼@GM 大蛇回復時間 2d Dice:2D6[2,1]=3
    大蛇の怪物は30分後に気絶から回復します

    とどめを刺すなら、生命点を0にしてください
    大蛇の怪物への攻撃は自動命中です

    村から怪物4体が起きて来ました
    ステータスは会議室にある標準のものです
    1人が移動を妨害できる魔物は2体までです
    それを超える魔物の移動は妨害仕切れず、脇を通ってしまいます

    【2R目】==================================
    大蛇の怪物、ゾイ&マーシャ -10m- レイン、マリー –20m– 怪物A、怪物B、怪物C、怪物D村

    AG12 ゾイ:(行動宣言)
     (HP19/19 MP17/17)

    AG– 怪物A: 全力移動で30mまで追いかける(回避-4)
     (HP13/25 MP12/12)

    AG– 怪物B: 全力移動で30mまで追いかける(回避-4)
     (HP13/25 MP12/12)

    AG– 怪物C: 全力移動で30mまで追いかける(回避-4)
     (HP13/25 MP12/12)

    AG– 怪物D: 全力移動で30mまで追いかける(回避-4)
     (HP13/25 MP12/12)

    AG 6 レイン: マリーと共に3m通常移動
     (HP 8/8 MP8/8)

    AG 3 マリー: 3m通常移動
     (HP 2/2 MP3/3)

    AG 0 マーシャ: (倒れた大蛇を見ている)
     (HP12/12 MP13/19)

    AG– 大蛇の怪物: (気絶)
     (HP13/25 MP12/12)
    =========================================

    それでは2R目、
    ゾイは各種行動宣言とダイス、ロールプレイなどをどうぞ!

    #3197
    玉鋼
    参加者

    *大蛇の怪物*
    【レベル】6
    【知名度】12/?
    【敏捷度】10 【移動速度】10
    【出現数】単独 【出現頻度】ごくまれ
    【知能】低い 【反応】敵対的
    【攻撃】腕: 牙14(7) / 14
    【回避】11(4) 【防護点】8
    【生命/抵抗】25/15(8)
    【精神/抵抗】12/14(7)
    【生息地】?
    【言語】?
    【知覚】五感(熱感知)
    【特殊能力】

    *炎を吐く(p.253)
     射程10m、範囲半径5m、
     打撃力20、追加ダメージ7、精神抵抗14(7)
     
     このダメージは防御力では防げず、冒険者レベルでのみ軽減が可能です
     精神抵抗に成功すると、打撃力が-10されてクリティカルも起こらなくなります

    体長20mは越える巨大な蛇の怪物で、鎌首をもたげた時の背は成人男性よりも高いです
    背中には飾りのように小さな蝙蝠の羽があります
    動物よりも知能があるようで、獲物を見つけるとニヤニヤといやらしく笑います

    #3196
    玉鋼
    参加者

    >「マリーもオランに行こうか?ここに居ても、どうしょうもないからな・・・」
    君はマリーへ話しかけたが、少女は不安そうな顔で涙を浮かべたまま黙っている
    代わりにレインが口を挟んできた
    「連れていって欲しいです!
     大きな街の教会は、両親を亡くした子供も育ててくれると、聞いたことがあります
     オランにも、マーファ様の教会があるんですよね?
     そこで、お世話になろうと思います……」

    >「マーシャ、俺がお前を担いでいくぜ!
    嫌とは言えさせないからな。」

    「ぅ、うん!  上は、ずっと見とくよ!」
    君がおぶると、彼女は両腕を回して落ちないようにしがみつく
    昨日、寝相を直すために担ぎ上げたときの半分ほどに、彼女は軽くなっていた
    マーシャが君の肩上で囁いた小さな声も、近くの耳でよく聞こえた
    「ゾイ、ありがと
     ごめんね……..」
     
     
    怪物の遺体を踏み越えて、君が階段を登れば
    レインがマリーの手を引いてその後についてくる

    君たちは、明るみ始めた星空の下を駆け出した

    生きて、帰るために



    吹くそよ風が肌寒い
    魔物のいない道を選び、静かに走り抜ける息は白く染まる

    地獄の底から届く地響きが、君たちを追い立てる
    道を抜け、魔物が眠る民家を迂回し、外へ向かって走る

    やがて、村を囲う粗末な柵の向こうに、
    青い麦畑が広がった

    「で、でたっ! 外にッ!!」
    柵を乗り越えて、息を切らしたレインが叫ぶ
    それを出迎えるかのように、朝日が顔を出した

    平原の向こうから、横向きの日差しが降り注ぐ
    麦の葉についた朝露達が、乱反射してキラキラと輝き始め、
    寒さの残る体を温かな光が包んだ

    「か、、帰れるんだ…….. わたしたち……っ!!」
    マーシャが歓喜の声を叫びだしそうなとき
     
     
     
    大きな影が君たちを覆った
     
     
    朝日を背に隠してしまうほどの大蛇が、鎌首をもたげてこちらを見下している
    細い舌をチラチラと出しながら、よく泣きそうなオモチャを見つけた怪物は、

    その口を歪めていやらしく笑った

    君は……….

    >戦う
    >逃げる

    GMより______________________
    さあ、やって参りました 戦闘開始です!!

    ‘怪物判定(予備)
    2d(5,5)+5 = 15 > 12’
    看破できた怪物のステータスの一部を、会議室に公開します

    【1R目】==================================
    大蛇の怪物 –20m– ゾイ&マーシャ、レイン、マリー –20m– 村

    AG12 ゾイ:(行動宣言)
     (HP19/19 MP17/17)

    AG10 大蛇の怪物: 通常移動10mでマリーに接近
     (HP25/25 MP12/12)

    AG 6 レイン: (驚いている)
     (HP 8/8 MP8/8)

    AG 3 マリー:(驚いている)
     (HP 2/2 MP3/3)

    AG 0 マーシャ: (驚いている)
     (HP12/12 MP13/19)
    =========================================

    朝日が登ったので、ゾイは暗闇のペナルティを受けないです

    ゾイはマーシャをおぶっています
    ・敏捷値に-5のペナルティを受けています
    ・マーシャの位置は、ゾイの位置と共有されます
    ・ゾイが両手を使う間、マーシャは両手が使えません

    ゾイは各種行動宣言とダイス、提案などをどうぞ!

    #3187
    玉鋼
    参加者

    一瞬の隙を、君は見逃さなかった

    渾身の重量を頭に受け、怪物は悲鳴をあげる間もなく吹き飛ぶ
    地に倒れ、四肢を痙攣させていたが、
    君がとどめを刺すと物言わぬ塊に変わった
     
     
    星明りの夜が、再び静かな地鳴りに包まれる

    「す、すごい! 一撃で…….!」
    ランタンを持つレインは感嘆を漏らすと、
    灯りをお腹の服の中に隠して周りを見た
    「他の魔物は…….いないでしょうか? 暗くてよく分かりませんが…….」

    君が周りを再確認しても、他に動く影は見えなかった

    落ちているカバンは、蓋を破かれて食料を食べられてしまっている
    しかし、荷物を運ぶのには問題なさそうだ
     
     
    君は、武器と荷物を取り戻すことができた!



    「ぁ! おかえり~っ!!」
    君が地下室の階段を下っていると、マーシャの声が聞こえた
    怪物の遺骸が挟まった扉の隙間から覗く顔が、君を見てぱっと輝いてた

    君が地下室に入ると、マーシャはマリーを抱いて背中を撫でたまま続ける
    「武器、みつかったんだね! よかったぁ!
     ゾイはどお?  ケガしてる?」

    「ゾイさんは無傷ですよ!
     怪物は一撃で倒してしまったんです この剣で!」
    レインが君の後ろから飛び出して来て、話を続ける
    少年は興奮した様子でまくし立てながら、手に持つ木剣を君と同じように振って見せた

    「そうなんだ………
     それじゃあ、もう、オランに帰るんだね…….」

    もうすぐ夜も明ける
    もたもたしていれば村中の怪物が起き出して、もはや生きて帰ることも難しくなるだろう

    君は……….

    >オランへ向けて脱出する
    >他の提案をする

    GMより______________
    お疲れ様です! 戦闘終了です
    やっぱりゾイは決めてくれますねえ!

    保存食は10食分食べられてしまいました
    しかし、それ以外のゾイの荷物と武器は元に戻りました

    戦闘が続いたので、ちょっとロールプレイの休憩をはさみつつ

    方針の再確認です
    このまま、マーシャを背負って、レインとマリーを連れて、
    ダラムの町を経由しつつオランへ戻るということでよろしいでしょうか?

    #3181
    玉鋼
    参加者

    星夜に溶ける黒い影は、姿を捉えることすら難しい
    君の振るう剣は空を裂き、怪物の牙は闇から唐突に現れる

    頑丈な鎧が貫かれることはなかったが、攻めに転じることは敵わない
     
     
     
    深紅の剣が煌めいた
     
     
    光が君の背から差し、その刀身が反射する
    レインの持って来たランタンが、君の周囲から闇を払い
    潜んでいた怪物の姿を暴いた

    「ギュゥッ!?」

    灯りを顔へもろに受けて、獣の怪物が目を細める

    反撃のチャンスだ

    GMより______________________
    1R目ではお互いに、ダメージを与えられませんでした
    ゾイ硬いなあ……11点を2回も防いでしまうとは!

    レインがランタンを持って、10m以内に近づきました
    ・ゾイが受けていた暗闇によるペナルティがなくなりました
    ・怪物の目は増光のせいで眩みました。このラウンドだけ、回避と命中に-2のペナルティを受けます

    【2R目】===============================
    獣の怪物 、ゾイ -7m- レイン -3m- カバン-10m- |家| -5m- |壁
    AG17 ゾイ:(行動宣言)
     (HP19/19 MP17/17)

    AG10 怪物: ゾイへ牙で攻撃 (攻撃、回避-2)
     (HP18/18 MP12/12)

    AG 6 レイン: (ランタンを持ったまま待機)
     (HP 8/8 MP8/8)

    ==============================

    ゾイは行動宣言と、各種ダイスをどうぞ!!

    #3178
    玉鋼
    参加者

    君が投げた肉塊は、放物線を描いて闇に落ちた
    カバンを貪っていた怪物は、耳を動かして顔をあげる

    目論見通り、注意を惹きつけることができたようだ
    怪物は鼻を鳴らしながら、荷物から歩き去っていく
     
     
    その様子を見て、君も家から抜け出した

    微かな星明かりの中を、足音を殺して歩く
    一歩、一歩、確実に

    そして深紅の呪剣を拾い上げ、
    肉を貪る怪物の頭に
    その一撃を振り上げた
     
     
    瞬間、怪物が振り返る

    君の剣は大地を叩き、
    飛び退いた怪物は反撃の牙を振りかざす
    「ガウアッ!!」

    「ゾイさんっ!」
    開戦の合図と同時に、レインが家から飛び出した

    GMより______________________
    戦闘前の処理結果は以下の通りです
    ・ゾイは怪物を誘導して、武器を拾うことができました
    ・ゾイの不意打ちは失敗しました
    ・怪物からの反撃がありましたがゾイは無傷でした!

    それでは、戦闘開始です!

    【1R目】===============================
    獣の怪物 、ゾイ -10m- カバン-10m- |家| レイン -5m- |壁
    AG17 ゾイ:(行動宣言)
     (HP19/19 MP17/17)

    AG10 怪物: ゾイへ牙で攻撃
     (HP18/18 MP12/12)

    AG 6 レイン: (ランタンを持ったまま、12mを全力移動)
     (HP 8/8 MP8/8)

    ==============================

    星明りの夜なので、ゾイは命中と回避に-3のペナルティを受けています
    ランタンの灯りの範囲は10mです。レインは、ゾイの近くまで灯りを持っていこうとしています

    ゾイは行動宣言と、各種ダイスをどうぞ!!

    #3175
    玉鋼
    参加者

    君はキツイ臭いに目をつむり、すり寄るマーシャを抱きしめた
    それに甘えるかのように、彼女も君をギュッと抱きしめ返す

    >「良く頑張ったな、マーシャ!
    なるベく、マーシャを俺の背中に背負うようにするか?
    また、怪物に丸呑みされるのも、嫌だろう?」

    君が顔を覗き込むと、彼女は涙を蓄えた目を泳がせて、少しの間考えていた

    しかし彼女は小さく首を振ふると、君の胸に顔をうずめる
    「んーん、大丈夫……….
     マリーだって1人は怖いともうし、 ゾイの荷物にはなりたくないの……」
    しばらくくっついている内に、彼女の震えも落ち着いてきたようだ
    彼女は顔をあげて、眉が下がったままの笑顔を君に見せた

    君が忠告をすると、マーシャは自分の体を見回した
    牙の刺さった首筋や腹から出血はしているが、傷は浅い
    「……..なんともないみたい  具合はぜんぜん、へいきだよ!
     ありがと!」
     
     
    君は立ち上がると、レインを讃え、マリーに声をかけた

    「ほ、本当ですか……ッ!?  ニヒヒ♪」
    レインは顔を輝かせて、得意げに鼻を鳴らした

    「ぅ、うん! マーシャおねえちゃんの、おてつだいする………」
    マリーは震える足で立ち上がり、雑巾を手に彼女へ寄り添った

    準備を整えたら、いよいよ階段を登って出発だ



    階段を登りきると、そこは闇の中だった
    レインが手に持つ小さなランタンで、部屋の中がぼんやりと浮かび上がる

    部屋の扉には椅子などの軽い家具が寄せられて、簡単なバリケードが作られている
    木製の窓は開け放たれており、明るみ始めた夜空の中で、星々が瞬いているのが見えた

    地下への階段から頭だけ出したレインが、ひそひそと君に話しかける
    「…….窓から入って来たんですね
     塞ぐのを忘れていました」

    少年はランタンを置いて、窓に向かって忍び寄る
    開いた窓からちらりと外を覗いた後、音を立てないように慎重に閉める

    「モンスターは、見えませんでした
     少なくとも向こう側にはいないみたいです」
    君の元へ戻って来て、レインはランタンを拾いなおす
    「でも…….. 何でしょうかね? この音
     地響きがしているような………」

    耳を澄ませば確かに、君の耳にも聞こえる
    地獄のそこから響いて来るような地鳴りが、村全体から聞こえてくる

    小さく、
     低く、
      リズミカルに

    その周期的な地響きに思考を巡らせて、君は気づいてしまうだろう
     
     
     
    いびきだ

    眠りについた怪物たちが喉を鳴らし、そこらじゅうで寝息を立てているのだ
     
     
    それを伝えるとレインは唾を飲み、ますます小さな声になった
    「…….玄関は、こっちです
     ゾイさんの荷物も、そちら側に落ちているはずです」

    簡易バリケードをどかして、部屋の扉を開くと
    息を潜めて君たちは進んだ



    幸いなことに、この家で眠る怪物はいなかった
    調理場で水瓶を見つけ、十分な飲み水を確保した後、レインはバケツにも水を汲んで一度地下室に戻った
    そのおかげで、マーシャも君も、怪物の唾液を十分に落とすことができた

    調査を再開してリビングへ戻ると、レインは玄関の扉を指さす
    「ボク達が来たのはここからです。
     ゾイさんの武器も、たぶんこの近くに………」

    君は足音を殺して窓に忍び寄り、隙間から外の道を覗くことができただろう
     
     
    君の、深紅の剣が落ちていた
    他の武器も、荷物も一緒だ

    しかし、そこには蠢く影もいた
     
    黒い体毛が闇夜に溶け、狼のような4つ足の怪物が鼻を鳴らしている
    君のカバンを食い破り、その中の保存食を夢中で貪り続けている
     
     
    しばらく待てば、満足した怪物はこの場を立ち去るだろうか
    しかし、空は明るみ始めている
    時期に、他の怪物達が起きてくるかもしれない

    マーシャの弓で頭を狙えば、一撃で屠れるだろうか
    しかし、失敗したら怪物との戦闘は避けられない
    接近されれば弓は使えず、軽いダガーで戦うしかない

    武器や荷物は諦めて、部屋の窓から逃げ出すべきだろうか
    少なくとも、村から安全に抜け出すことはできるだろう
    しかしその後、街までの道中ではぐれた怪物と出くわすかもしれない
     
     
     
    君が思案していると、後ろから様子を見ていたレインが食卓へ向かった
    すでに冷めきってしまった夕食の中から、干し肉の塊を手に取ると、君の元に近づいて来た

    「ゾイさん、これを怪物の向こう側に投げれば、ちょっとは注意を引けるでしょうか?
     気をとられている隙に武器を拾って、後ろから不意打ちすれば……..
     う、うまくいくかなんて、わからないですけど!」

    君は……..

    >怪物が立ち去るのを待つ
    >弓を使って狙撃する
    >荷物は諦めて、窓から逃げる
    >食べ物を使って揺動する

    GMより__________________________
    ロールプレイありがとうございます! 
    おかげでNPCとの関係が…….いいですねぇ!

    マーシャは毒や病気には侵されていないようです。ゾイも調べて、確かだと分かります!
    あと、マーシャはキュア・ウーンズでHPを回復しておきます
    (HP12/12 MP13/19)
     
     
    さて、玄関までやって来ました
    外の道を覗いて荷物も武器も見つけましたが、怪物も近くにいるようです。
    怪物のデータは、会議室へ記載した普通の怪物と同じだと分かります
    ゾイはどのような行動をとりますか?

    位置関係は以下の通りです!

    ===============================
    武器、カバン、獣の怪物 -10m- |家| ゾイ、レイン -5m- |壁

    AG17 ゾイ:(行動宣言)
     (HP19/19 MP17/17)

    AG 6 レイン: (ランタンを持っている)
     (HP 8/8 MP8/8)

    AG– 怪物: (保存食に夢中)
     (HP18/18 MP??/??)
    ==============================

    ・弓で狙撃をする場合
    不意打ちになります
    ゾイのレンジャー技能レベル+知力ボーナス+2dで+9以上を出せば、不意打ち成功です

    2d+4 >= 9 →成功

    不意打ちに成功すれば、怪物は回避に-4のペナルティを受けて、そのラウンドは回避しかできません
    不意打ちに失敗した場合、怪物はそのラウンドの敏捷値なしのタイミングで、ゾイへ通常移動と攻撃の反撃をしてきます。回避のペナルティも受けません

    星明りのある暗闇の中なので、ゾイは命中と回避に-3のペナルティを受けます
    家の中ではレインがランタンを持っているので、このペナルティはありません

    また、弓で狙撃するなら不意打ちの成功失敗に関わらず、最初の1回だけクリティカル値を-4できます(p.288 狙撃)
     
     
    ・干し肉を投擲する場合
    最大射程は20mです

    20m先に干し肉を投げて怪物をおびき寄せた場合、
    10m先の武器を拾うのに不意打ちと同じ判定を行います
    距離が遠いので、達成値は8以上で成功です
    2d+4 >= 8 →成功

    成功した場合、怪物に気づかれることなく武器を拾うことができます
    失敗した場合、10m移動できますが、武器を拾えていない状態で怪物に気づかれて戦闘開始です

    武器を拾った後に後ろから不意打ちを仕掛ける場合、同じ不意打ち判定とします
    距離が近いので、達成値は10以上で成功です
    2d+4 >= 10 →成功

    成功した場合、失敗した場合は弓での狙撃と同様です
     
    行動を選択、もしくは他の行動を考えて投稿してください!

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