定俊

「よーし……頼んだよ、フリューゲル」

ファリス神殿の前まで来てから、フリューゲルに認めた手紙を括り付けて羽ばたかせる。
視覚を切り替えてしばらく飛び回り、目的の場所を発見。開いている鎧戸から司祭の部屋に入ることができた。

「とりあえず手紙は読んでもらえたみたい。
　読み終えるとすぐ部屋を出て行っちゃったから、フリューゲルで追いかけるのは無理だけど……」

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PL

＞寿GM
そうでした。そのために2バージョンの画像を保存していたのを失念してました。
切り替えておきます。

>「行くのかい。・・・これを持っておいきよ」

ノクターナリィさんからメモが渡された。
何かチェックするためのものらしい。
いつ使うのかはわからないけど、ひとまず受け取っておこう。
準備が整ったところで、小屋を出て森のなかを歩く。

「……ここが」

かなり歩いたところで巨大な建造物が見えてきた。
その作りからして城郭であることは容易にわかった。
城門は開いており、そこから中へ入れそうだ。

「動いてない……まさか」

城門側に控えている兵士は微動だにしない。
王宮警護の兵士は決められた以外の動きはできず、
かゆいところを掻くことも禁じられているという話なので
ここもそうなのかと一瞬思ってしまった。

「……ふーむ」

少なくともメデューサなどが持つ石化能力によって、
石にさせられたわけでは…[ 続きを読む ]

「んー……たしか、この前導師の方に書いた手紙は……」

思い出しながら、筆を走らせる。

『突然の手紙を差し上げる失礼をお許しください。
　私は冒険者の○○と申します。
　先日より住民連続殺害事件に関して調べていたところ、気になる情報を得ることができました。
　つきましては最後に公園で発生した事件の状況や被害者について
　お伺いしたいことがありまして、ご連絡をさせていただきました。
　多事多端の中、お手数をお掛けいたしますが、是非とも面談をご快諾いただけますと幸甚でございます。
　まずは書中にてお願い申し上げます。　謹白』

「とりあえず、叩き台くらいにはなるかな」

なんとかそれっぽく書けた。

———————————————–…[ 続きを読む ]

＠リゼリント

「困ったわねぇ……」

ガルガライスではそれなりに顔を知られていても、
遠く離れたオランでは全くの無名。
身に付いた技量を用いて仕事をするには、ここのギルドに筋を通しておく必要があった。
問題は、そのためのお金がないってこと。
どうしたものかと街中を歩いていると、何やら賑やかなところに出くわす。

「メイプリンセス＆メイプリンスコンテスト……？」

話術や料理なんかを披露して、誰が一番かを競う大会みたい。
賞金は最高で10万ガメルか。まあ、狙ってみてもいいかな。
最低でもギルドへ筋を通せるだけの金額はゲットしたいところ。

「ガルガライスは炎の精霊の力が強いと言われていまして……」

まずは話術。故郷ガルガライスのことについて話してみた。

「はーい、プッタネスカの完成～」…[ 続きを読む ]

出納

・収入
「キャラ作成時」：2000ガメル

・支出
「レイピア（必要筋力6）」：150ガメル
「ダガー（必要筋力5）」×3　70×3：210ガメル
「スリング（必要筋力6）」：70ガメル
「ボーラ（必要筋力3）」×3　80×3：240ガメル
「ブリット20個」：5ガメル
「ハードレザー・アーマー（必要筋力6）」：210ガメル
「スモールシールド（必要筋力1）」：60ガメル
「背負い袋」：50ガメル
「水袋」×2　20×2：40ガメル
「ベルトポーチ」：15ガメル
「毛布」：50ガメル
「食器セット」：12ガメル
「調理器具」：50ガメル
「羽ペン／インク」：5ガメル
「羊皮紙（10枚）」：10ガメル
「小型ハンマー」：10ガメル
「火口箱」：20ガメル
「たいまつ（6本）」：5ガメル…[ 続きを読む ]

経験値

・獲得
「キャラ作成時」：3500

・使用
「シーフ」レベル1：1000（生まれにより取得したもの。初期経験値に加算してあります）
「シーフ」レベル2：1500
「セージ」レベル1：500

>「そうだな。
>　じゃあ、
>　［最初の被害者の死体の状況と最近の被害者の死体の状況を確認］
>　を取り敢えず、羊皮紙に書いて、メルフィーの使い魔に送ってもらうとするか。」

「それじゃあ、私が筆を執って……」

まだどうなるかわからないので、文面だけ考えて……差出人についてはなんて書こう？

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PL

ゾイさんと一緒にファリス神殿へ。
なんとか汚名挽回したいところ。

グレード制セッションではGM、PL共に報酬がないようですが……

・GMはグレードランク×100（G1なら1×100で　経験：100、ガメル：100
・PLはグレードランク×50（G1なら1×50で　経験：50、ガメル：50

みたいに少額でもあったほうがグレード制のみの参加でも、回数こなせばいくらか成長できるくらいにはなるかと。

街に戻ってきた頃には日が暮れていた。
これから何かするとしたら、あまり時間は掛けられないなあ。
ゾイさんはファリス神殿へ行くみたい。

「んー……先日のあれこれを聞いた感じだと、ファリス司祭のテリアさんは
　バーソロミューさんの行動を制御できない感じがする。
　それに、瀕死の重傷を負ったところにファラリス云々は聞かせないほうが……
　訊ねるのは犠牲者について絞ったほうがいいかも」

精神的な強さはさほどなさそうなので、
心身共に傷付いてるところにショックを与えるのはどうかと思った。

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PL

センス・マジックは術者の視界のあるものが対象なので、
バーソロミューに接触する必要はないのでなんとかなりそ…[ 続きを読む ]

>「まったく。忘れたのかい？ルート。これは私の客人さあ、睨むなら回れ右だよ」
>「・・・なにか用があったんじゃなかったか」

ノクターナリィという魔女とルートという黒ローブの男性は顔見知りらしい。

>「ああ、そうさね。
>　雪精霊に力をつけたいんだ、氷結晶の相談だよ。報酬は―――」
>「俺に会わせてくれ」
>「700年のあんたにかい？」

ルートさんの希望は700年の自分に会うというものだけど……
新王国歴700年というと、200年近く先のことになる。
エルフでもなければ生きていられない年数だ。
色々気になるものの、他者の願いに口出しするのは憚られた。

>「ジュノーというんだったね。ようこそ魔女の小屋へ。
　冒険者だね。明日明るくなったら森の東を探索するといい。面白い…[ 続きを読む ]

集落にたどり着くまで結構歩いた。

「すみませーん」

青年団の団長とはいうものの本職は農夫なので、
その素性を調べるようなことは怪しまれちゃった。

「それはですねー……」

なんとか誤魔化し、ゾイさんが持参したお酒を勧めて色々と聞き出すことができた。

>「お嬢さん、まだ、何かすることあるのかな？」

村のことを調べるか迷うところだけど、
さすがにこれ以上うろうろしてたらまた怪しまれそう。

「あー、うん。用事は済んだかな」

　――――※――――

>「賢者として、俺より格上のお前の考えを聞きたい。
>　そう簡単に真実にたどり着くとは限らないがな・・・」

街へと戻る道中、ゾイさんと話し合う。

「バーソロミューさんの素性は不明で、
　子供のころと今では性格や立ち振る…[ 続きを読む ]

>「ほらほら声が小さいよ。あたしゃ見ての通り老いぼれさ。
>　そろそろ耳も遠くなってきちまう」

声も動作もしっかりしており、見た目通りに老いているのか疑わしい。
なんといっても魔女だし。

「願いを叶えてくれる魔女の存在を確認してほしい、という依頼を
　受けてやってきました」

とりあえず思い出せたことを話すことにした。

「その人物は偽りで世を惑わす存在だと疑っているみたいでしたが……」

ファリスの信徒で、神殿内でもそれなりの地位がある感じだった。
前回のあれやこれやで、ファリスの神殿とは距離を置きたいのだけど
なかなかそうもいかないのがこの稼業だ。

>「待っていたよ――――お入りよ！！！」

とりあえず考えていた自分の願いについて話そうとしたところで、扉がノックされる。
扉…[ 続きを読む ]

「なるほどー……」

ファラリスの勢力は思ったよりも昔から街へ入り込んでいるみたいで、
なかなかしぶとそうだ。
そうなると、隠し神殿のようなものがまだある可能性は高そう。
それっぽいものの目星もないので、探しようがないけど。

「んー……それじゃあ、ゾイさんに付いていこうかな。
　あ、私がお姉さんでもいいよー」

近隣の集落で青年団の団長とその奥さんのことを調べるという
彼に付いていくことにした。
さすがに街中に隠し神殿があるとは思えないので、そっちのほうも調べられるといいな。

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PL

ゾイさんに付いて集落へ。
とりあえずゾイさんを何と呼ぶか考えよう（そこかい

>「では、姉さんは一度戻ってください。
>　捜索はたぶん自分一人で何とかなりますし問題ないかと。
>　できれば灯り用ににライトをこの袋に掛けて頂ければ助かります。」

「それじゃあ……」

ベーリさんの差し出した小袋を対象に
古代語魔法の第一階梯にある【光】を詠唱する。

「万物の根源たるマナよ、暗黒を退ける光となれ」

スタッフ・スリングを突き出すと、光が宿った。
今度はブリットをひとつ取り出し、持続時間を抑えてもう一度……よし、成功。

「こっちの【光】は、持続時間を通常の半分の半分にしてあるから、
　だいたい隠し神殿に行って調べて、戻ってくるまでは灯ってるはず。
　これが消えてもベーリさんが帰ってこないときは探しに行くね。
　……気を付けて」

　――――※――――

ベーリさんを見送…[ 続きを読む ]

衛視さんが想定していたより多めの金額を渡したおかげか、
公にされていない情報まで教えてくれた。

「んー……いまから隠し神殿とやらに向かうと、着いたころには日が暮れてそう」

一度捜索を受けた場所に戻ってくるのか疑問だけど、そこに固執する理由があったりするかも。　

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PL

隠し神殿は調べてみたいところですが、いまからだと時間が気になるところです。
一度宿に戻って情報を付き合わせて、どこへ行くかも共有しておいたほうがいいかな。

＠メルフィー

今日は草原で春駒祭。
故郷を思い出す光景だなあ……
あ、追い物射なんてやってるんだ。

「よーし、私はこれで挑戦します！」

長らく触ってない弓よりも、もはや相棒といっていいスタッフ・スリングのほうが上手く行くはず。
……馬上では使ったことないけど。
それでもまあまあな結果を残せたので、ひと安心。

「ここは視覚をフリューゲルのほうへ移して……」

暴れ馬乗りでは目を回さないよう、近くの木で休んでいる使い魔のほうへ視覚を切り替える。
そのおかげもあってなんとか振り落とされずに最後までいけた。

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PL

18:25:09 定俊＠メルフィー 追い物射　10d６ Dice:10D6[5…[ 続きを読む ]

＠ジュノー

本日は春駒祭ということで、開催場所になっている草原へやってきた。
騎射の経験は全くないけど、いつ必要になるかわからない稼業なのでやってみよう。

「……」

馬を駆りながら弓に矢を番えるだけで苦労しまくり、散々な結果となった。

「こ、これなら……」

叔父が暴れ馬を乗りこなしたと自慢してたのを思い出しつつ鞍に跨がる。
手綱を両手で掴んで上半身に力を入れない。
馬の動きに対して反対のほうへに力を入れず、目が回らないように視線は固定させてっと。
なんとか馬上で堪えているうちに、馬のほうが先に疲れたようで大人しくなった。

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18:27:25 定俊＠ジュノー ロデオ　10d６ Di…[ 続きを読む ]

身体の痛みで目が覚めた。
どこかに傷を受けたわけではなく、
薄片鎧を着用したまま横になっていたことによるものだ。
冒険者として行動しているときは鎧を脱がすに過ごすのはよくあることだけど、
さすがに着用したままベッドで寝たことはない。

「ここはいったい……」

立ち上がって屈伸などしながら周囲を確認する。
メタグリフや幅広剣、盾といった武具や冒険者道具諸々は近くに置かれてあった。
見覚えがない場所ということを除けば、おかしなところはない。
ひとまず武装を調えてから、ここが何処かを調べてみよう。

>「醒めたかね」

用意ができたところで、何者かの声が聞こえた。

>「記憶は消しておいた。
>　だけど、ここに来た経緯を説明してご覧よ。
>　あんたの言葉で」

声の主は齢…[ 続きを読む ]

>「おい、こいつらあれじゃないか？太守の屋敷で騒ぎを起こしたって言う
>　ならず者の冒険者・・・」
>「ああ、なるほどこいつらがそうなのか。
>　ファリス神殿でも暴動を起こしたって言う・・・」

私は太守の屋敷にもファリス神殿にも行ってないし、
そもそもこの街に来たばっかりなんだけど。
ラーダの信徒である女性が青年団の団長と論陣を張ったというから、
その人と間違えているんだろうなあ。
とりあえず反論はせずにベーリさんに応対を任せてみる。

>「ファリスならともかく、旅のチャ・ザ神官がなんで治安を気にするんだ？
>　まあいい。チャ・ザならば物事には対価が必要だって分かるよな？」

話は聞いてもらえるものの、賄賂の要求がやってきた。
この貪官汚吏めー、と憤る気持ちは多少沸いてくる。…[ 続きを読む ]