クタナキ

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15件の返信を表示中 - 1 - 15件目 (全23件中)
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  • #720
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

     歯を食いしばる。
     己の未熟が恨めしい。
     神より頂いた助言が活かせぬことが口惜しい。

    「――――――――――」

    ―――
    PLクタナキ
     短文でモウシワケナイ。

     すいません、妙案浮かばず……。
     このままではいけないのがわかっても、じゃあどうすればいいが判断付かず……PL力不足で申し訳ないです。

     特にストップなどかからなければこのまま自分とバーソロミューに審判する流れで。
     ここで審判拒否した方が流れ上、悪評の方が強すぎるという判断。
     静止や妙案がウカンダゾが入れば大人しく従いますので。

    ■ダイス

    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 3 + 3 + 6 + 4 + 5 + 5 = 26 (04/07-22:46:25)
    System : クタナキ@フランシスカさんが入室しました。 (04/07-22:46:18)

    #711
    クタナキ
    参加者

    ―――――――――――――
    PLクタナキ
     OK、失敗した。言い訳できませんわー。
     一応言っておきますが、真面目に考えた結果の選択でこの有様だよ……!(求:すくいよう)

     えー、GMへ要望。
     盤外戦術じみてるかもしれませんが、ファリス様、もっと言ってしまえばセンス・イービルに関して神学的見地からでも魔法的見地からでも知識についてロールを挑戦できませんか?
     勿論、この直接的にこの状況をどうにかする方法とかじゃなくて、世界観的にファリス様の教えはこーゆうものでセンス・イービルはこういう裁定になりますよ、っていうPCとしての知識。
     前提としてPLの世界観認識や宗教的前提が間違ってるという可能性もここまで己がやらかしたポカ考えると深刻にありそうでなぁ……。
     何であんにゃろあんな余裕なのかね、フランシスカちゃんそんなファリス様にキレられるようなことしたっけか……?
     教えてラーダ様……(インスピレーション切る用意しながら)。

     あ、ダメならダメでさくっと却下してください。悪いのはオレだ。
     
     
    ■ダイス
    クタナキ@フランシスカ : 知識 2D6 → 2 + 2 + (3) = 7 (04/05-23:48:54)
    System : クタナキ@フランシスカさんが入室しました。 (04/05-23:48:28)

    #692
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    「どうしてそうなるのですか……!?
     私の意志は届かないのですか……!?」

     罵倒の言葉が喉から出るのを堪えて唸る。
     ああ、賢明が遠い!

     ええい、此処に至っては――!

    「要望します!」

     声を張り上げ叫ぶ。

    「扇動者、バーソロミューに正義の審判(センス・イービル)をかけることを!」

     真っ正直に告げる。

    「理解しようとするだけの理性がないのなら、わかりやすく言いましょう!
     私は、そこな男が邪悪的な意図をもって、太守を貶め、対立を深め、クーデターを起こさんと企んでいると、そう疑っている!
     理由は先刻の通り、伝わっていなかったのならもう一度事実の羅列を繰り返しましょうか?
     その際は都合のいい勘違いをしないような精神状態を求めますが!」

     標的を指し示し、続ける。 

    「さして時間を取らせるようなことではないでしょう。
     消費した精神力は私のそれでもって補填しましょう。
     貴方が正義だというのなら、この提案で損するものなどないでしょう。
     ただ己の正しさを補強するだけのこと。
     無礼は承知、だがそんなものお互い様に今更だろう?
     拒否はするまい。
     貴方の言だ。審判を受け入れないだけでそれは疑うに足るのだと!
     故に貴方には、貴方にだけは審判の拒否権などあるものか!」

     ラーダ様、どうかこの未熟者に何卒加護をお与えください。

     そして、お願いしますファリス神。
     貴方の信徒ではない私の言葉に、応える筋合いはないだろう。

    「潔白を証明せよ、正義を謳う者!
     汝は邪悪なりや!?」

     それでも。
     此処に貴方の望む正義を心に秘める者がいるのなら。
     此処に貴方を仰ぐ祈りを弄ぶ邪悪が在るのなら。

     示してくれ、貴方の法を――!  
     
    ―――――――――――
    PLクタナキ
     追加投稿ー!
     ああもう、何でこう裏目裏目にでるかなぁ!?
     助けてラーダ様!そしていいように使われてるけどそれでいいんかファリス様!

     というわけで、最終手段。というか、毒を食らわば皿まで?
     使ってしまったら後がないから、確証がないまま使いたくなかったセンス・イービルぶっぱ。
     つってももう後がないし、とイチバチだよ!現状の疑念ZERO状態じゃ、凌がれた際のデメリット(暴徒共の信頼度上昇)もさして変わらんやろぉ!
     あんだけ言ってたんだから拒否権だけはないぞ!
     自分たちのリーダーの潔白が神によって保障されるだけなのだから、この提案は都合の悪いモノじゃないよね!
     テリア司祭の反応もなぁ……どこまで含んでいるのかわからんし。そもそも気づいてないしなぁ!

     ああもうどうしようこれでとちったらまじどうしよう。
     ドツボにはまってる感じするぅ。

    ■ダイス
    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 6 + 4 + 1 + 3 + 2 + 3 = 19 (04/03-22:52:13)
    System : クタナキ@フランシスカさんが入室しました。 (04/03-22:52:05)

    #686
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    「――失礼、水を差すようであれば申し訳ありませんが。
     どうか少しばかりこの小娘の言葉を耳に入れては頂けませんか?」

     狂奔する場に、声を上げる。

     眼前、憎悪に燃ゆる熱狂的集団。
     対するは一人、英雄には程遠き未熟者。
     最悪――それもそこまで低くない確立で有り得る――死が見える、この状況。
     それを改めて見回して、

    「ちょうどいいですね。
     命(コレ)の重みが掛かれば、少しは言葉も重くなる」

     余所者の他人言だって、命懸けともなれば少しばかりは戯言臭さは減じるでしょう。
     ならば、覚悟を示すにこの状況は逆に(・・)有用だ。

     理性を以て、論理を組み立てる。
     必要故に為すしかない。
     単純な計算と、冷静な判断の元。

    「言葉を綴りましょう」

     深く息を吸って、命懸けで一つ演説を打つとしよう。

    「貴方達の怒りは正当だ。
     理不尽に奪われた、ソレ故の憎悪は当然だ。
     邪悪の跋扈、ソレを許さぬ義憤は当然だ。

     だからこそ、ソレを向ける相手を誤るは害悪だ。

     浮かばれないのは誰でしょう――失われたモノ達だ。これから奪われるモノ達だ。
     笑みを浮かべるのは誰でしょう――そうして己が企みを為す真の邪悪だ。

     貴方達の目的は何でしょうか?
     大切なモノを奪った悪を討つ、許されざる邪悪を成敗する、そうではないでしょうか?
     今、貴方達の心に浮かぶ標的とソレは、等号で結ばれるものでしょうか?
     現実を見据えましょう。想像を区別しましょう。事実を鑑みましょう。妄想を自覚しましょう。
     安易な決めつけで、見失ってはいけない仇敵に得をさせる可能性を見落としてはいけません。

     茹った思考に、冷水を浴びせましょう。
     自分達が為すべきを為した気分に浸るだけで、満足ですか?
     違うでしょう。
     応報されるべき敵が、計算通りとほくそ笑む未来をよしとしますか?
     違うでしょう。

     違うのならば――冷徹に確実に、討つべき邪悪を見定めるが必然です。
     その赫怒は、向けられるべき相手へと確実に届けられるべきもの故に。

     此処で、太守を討つべく進んでしまえば後戻りはできません。
     無辜の住民達も含めて、血は流れ、命は失われ、混沌が満ちて、嘆きが溢れる。
     そうなってしまったなら、もう「狙うべきは別だった」と後で分かってもどうにもんりません。
     戦の果てには荒野が待ちます。傷つき切った全てに「もう一回、今度は間違えないから」など不可能です。
     回答権は一回こっきり、お手付きをしたならばその時点で貴方達の復讐/征伐は失敗という終わりを迎えるしかない。
     浅慮拙速は恐れるべきです。まかり間違えば、それは利敵行為に繋がりかねない。

     事実を並べましょう。

     ひとつ、太守の正体について。
     太守は確かに認められました。己がヒトではなくアルラウネだということを。
     何故に太守はアルラウネになっていたか。それについては憶測しかできませんので置いておきますが。
     アルラウネとは如何なる生命体か、そちらのバーソロミュー様から語られていないようならご教授しましょう。
     アルラウネはその存在の確立に人の血を必要とし、その元となった人間の性質によってその性格にや姿に影響を受ける生物です。例えば麗しき仁君の血を与えればそのような姿と性格に、醜悪な暴君の血を与えればそのような姿と性格になる、という風に。
     人間と同じように話し、考える精神を持つ存在であり、之即邪悪と言い切れる存在ではありません。
     加えて添えさせて頂くと、人でないことと殺戮の犯人であることは等号ではありません。
     それとも、そちらの調査では上記のアルラウネこそが犯人であるという調査結果が既に出ているのでしょうか?先日聞いた襲撃者の様相はまた別のようですが。

     ふたつ、センス―ビルの拒否。
     はい、事実ですね。
     それ故に、邪悪な思惑があるのではと推測するのは不自然ではないでしょう。
     ですが、一つ訂正を。
     邪悪であることが確定するのは、センスイービルがかかり邪悪だと判断された場合です。センスイービルが為されていない以上、正邪の確定はなされていませんよ。
     推測はあくまで推測、それを確定していると言ってしまうとすると嘘になってしまいますよ。 

     みっつ、バーソロミューさんが殺されかけた。
     太守との謁見中に騒ぎ立てて、飛び出して殺されるのだと喚きたてた。
     太守が一欠けらの殺意も見せていなかった以上、勝手な思い込み以外の何物でもなく。
     衝撃的事実の暴露直後とはいえ、不敬罪として厳罰を受けてもしょうがない行為をしてなお、拘束を解かれ帰還を許されたことを「殺されかけた」と称するのはいかがと思いますが。
     聞いた話によると押し強く詰めかけてマーファ・バルメラ神殿の太守への謁見への同行を許可してもらい、その上で上記の問題行動をしたにも関わらず擁護してくれたタビタ司祭より叱責されていませんでしたか?

     よっつ、浄化の炎で太守に打撃を与えた。
     飾り立てを取っ払ってしまえば、先のバーソロミューさんの行動が起点になり起こった騒動が偶発的か陽動的効果を発揮している間に柵を乗り越え侵入して火を放ち、館裏手の外壁を焦がすという結果が残った放火事件ですね。
     まぁ確かに、太守の権威や器物損壊的に打撃は与えたことは事実ですね。
     身も蓋もない言い方をすれば実情、破壊工作以外の何物でもないような気もしますけども。
     ファリスの法は太守の法に優先される、でしたか。
     そして、ファリスの法に則った結果がコレである、と。なるほど?
     
     次いで補足を続けましょうか。
     バーソロミューさんも聞いた、太守のお話。
     すでに伝えられているでしょうが、おさらいとでも思ってどうぞ。

     半ば廃墟のような屋敷の実情、空っぽの食糧備蓄庫と宝物庫を案内された後、太守は語られました。
     先代の有能性により、発展した街のこと。
     その副作用により経済格差が広がり――街に寄生していたファラリスに取り込まれてしまったこと。
     しかし、先代の死による代替わり時に反ファラリス派とファラリス派の激しい暗闘が行われ――太守は多大な犠牲を払いながらもファラリス一派を駆逐し街から追い出す事に成功したことを。
     現在の太守の不評につながる経済政策は、ファラリスのせいで逼迫した状況をしのぐための苦肉の策だということを。
     つまり、太守はファラリスの敵であり、ファラリスの逆恨みを買っている可能性もあるということがわかりました。
     故に、ええ、ファラリスの手先の蠢動には気を付けなければなりません。彼らにとって街に不穏があふれることはさぞ愉快で有益なことでしょう。

     やっぱり最悪ですねファラリス。

     こほん。
     語られた内容を鵜呑みにするなと言うのなら、裏取りをするもよいでしょう。
     ただし、太守が先ほどそう語られたという事実は間違いなく。マーファ・バルメラ神殿へ確認すればすぐにわかることです。
     そして、以上の事実を聞いたマーファ・バルメラ神殿は矛を翳すを止めたという事実があるだけです。

     さて、確信を抱けましたか?
     命を、信仰を懸けたその聖戦、一回限りの回答権を使用するに値する確信を。
     のうのうと邪悪が笑う結末に、決して至らないという確信を。
     この太守征伐において、ファリス様のご加護がその身に宿るという確信を。
     揺らがぬ正義に間違いはないでしょう。が、裁かれるべき邪悪は本当に彼女であるか、その胸に確信を抱くことができますか?

     不可解があることに否定はしません。
     私とて未だ全ての真実に辿り着いているわけではないのですから。

     疑うことを完全否定はできません。
     ですが、今その心にある疑いだけで、決して戻れぬその一歩を踏み込んでいいものか。思考を止めないでください。
     止まれとは言いません。むしろ進めと言いましょう。
     ですがソレは、真実の解明という道に向けてです。
     矛を翳すのは、最後の一幕であるべきでしょう。

     ああ、知識や知恵が必要とあればラーダ神殿をお勧めしますよ?
     昨夜には司祭代行様も戻られているらしいですが、こちらには未だ来訪されていませんか?
     きっと、有益なお話ができると思われます」
     
     
    ―――――――――――――
    PLクタナキ
     ははは、やべぇ!
     いや、そうなるかなとは思ってたけど、一刻の猶予もないやんけー!

     説得、説得RPじゃ。
     熱狂する集団に対して、小娘一人。
     逆に覚悟が映えるだろうよ(ポジティブシンキング)

     住民感情を考えると捕縛・拘束もできない、当人感情からして静止など聞き入れるわけもない。
     というわけでその怒りや正義の目的は肯定しつつ、その標的で合ってるの?と。
     疑問符をぺたぺたと貼っていく。本当?間違いない?ファイナルアンサー?

     煽り挙げるバーソロミューさんには逐一水を差していく。
     えらく都合のいい切り抜きしてるんじゃありませーん、諸々のアレコレ深読みするとねー、とこの熱狂的結束に冷水ぶっかけ疑念思わせられたならイイネ!(逆扇動者感)これで何の裏もなかったらゴメンネ! 
     ファラリスがこの街に仕掛けてきていた過去があり、太守はファラリスに恨みを買っている→此度の黒幕にファラリスが容疑者としてあげられるという推測も忘れずに伝えとく。
     ……直接は言ってないけど、これ並べるとバーソロミューさんを疑ってるって言ってるようなものか?まぁ、事実並べてるだけだし()
     
     次いで間違っていたら、討たれるべき敵ではない相手が死ぬことになるだけじゃない、討つべき敵がのうのうと生き延びる可能性に繋がることになるのだとも危惧を煽ってみる。
     復讐者や殉教者にとってはこっちの恐怖も実際あるよね、って。

    ■備考
    ・特にバーソロミューとして、青年団の内にうっかりファラリス的言動や聖印の所持等のボロを出したりしないかチェックしておきます。
     対太守勢力の内、一番潜り込みやすく扇動しやすい集団ですし、ファリスに誤った正義の行使させるとかファラリス的には大笑いでしょうし。
    ・そして名前出てこなかったけど、テリア司祭も熱狂に飲み込まれている感じですかね?
     とりあえず見渡して目に付くところにいるかは確認しておきます。 

    ■予備ダイス
    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 3 + 1 + 5 + 4 + 5 + 3 = 21 (04/03-01:56:31)
    System : クタナキ@フランシスカさんが入室しました。 (04/03-01:56:23)
     

    #681
    クタナキ
    参加者

    PL:フランシスカ

     空回った気がします。
     いや、まぁ、気を取り直しまして。

     とりあえずエリカ司祭・タビタ司祭に関しては穏便に事は済んだと言えましょう。
     それはそれとしまして、

    >「あなた方の身元を保証したのは、ヴェーナーとマイリー・・・
    > そしてついさっき書状が届きました。チャ・ザとブラキ神殿の連名で。」

    >「ご多忙で何よりですな。先程の青年団団長と同様、あなた方の事は、
    > 身元引受になっている各神殿の司祭に委ねましょう。
    > あまり軽率な行為はされぬ方が良いでしょう。」

    「ご忠告、しかと受けとめさせていただきます。
     努々忘れず、今後の活動として一層の慎重を心掛けます」

     各々の事情と思惑、擦れ違い行き違い勘違い。
     言い訳をしようにもそれが通用する為の最低限の信用が不足している現状。
     “莫迦をした場合、後ろ盾にも迷惑がかかるぞ”との忠告自体には反論もなし。
     素直に頭を下げましょう。
     
     ……これは、得られた後ろ盾にも罅が入りかねませんか。
     身元の保証は善意でしてくれているわけではないのですし。
     と、そう考えているところに

    >「大変です。屋敷の裏手で暴動が!!暴徒共が火を放って・・・」

    「……なんと」

     ……事件の深刻化が留まるところを知りませんね。

    >「誰もケガが無かっただけましか・・・」
    >「くそ!あいつらだ!青年団とか言う・・・」

    >「申し訳ないが・・・今日はもうお引き取り頂けますかな?
    見ての通り、色々と立込んでいるもので。」 

     暗い雰囲気、恨めし気な目線――無理もありませんが。
     こちらの有益性を示すに至らなかった以上、悪影響と取れるものに目が向くは仕方ありませんか。
     結果論、と言ってもそこに正当性を謳える場でもないでしょう。

    「此度、有用な効果を齎すに未熟の有様、申し訳ありません。
     ……汚名は雪ぐべく、粉骨砕身の実践を致します故。
     それでは、失礼します」

     深く腰を折り、謝罪を残して場を去ることにする。
     本音で言えば、立て込んでいるからこそ残りたい気持ちもありますが……その為の信頼を稼いでいるとは、現状とても言えないものでしょう。

     * * *

     館を後にして、これからの話といきます。

    「端々に苦みの残るものではありましたが、とりあえず最初の神殿案件は凌いだ……ということになりますか?
     何事もなく、とは言えませんが」

     禍根の残る放火事件。暴徒の逃亡もあって、頭が痛い今後です。
     揉め事を防ぐ、という依頼に関しては赤点でしょう。
     ……ですが、完璧な仕事ができませんでした、からといって此処ですべてを投げ出すわけにはいきません。

    「私はファリス神殿へ向かおうと思います。
     元々青年団の縁が強い場所となると、其処になるでしょう。
     それ故に其処に居ない可能性もありますが……どちらにせよ。こういった事態になった以上、放っておくのは得策とは言えないでしょう。
     タイミングによってはラーダ司祭代行様と鉢合わせになるかもしれませんし」

     元々、司祭代行様は太守館から帰ったらファリス神殿へ向かう予定のようでした。
     タイミング次第では今、ラーダ神殿へ向かっても留守かもしれません。……おられる可能性も十分にありますし、いなくても今後の予定を聞けると思うのでラーダ神殿へ向かうことも考えたのですが……後回しにはできませんし。

     と、今後の行動を皆さんに伝えるのと。

    「ベーリさん、情報収集にはもしやすると勉強料が必要なこともあるでしょう。
     その場合、後から必要だった分の請求をしてもらって構いませんので、ケチらずにやっちゃって、どうぞ」

     損得計算は大事ですが、授業料の必要性は重々承知。
     ベーリさんのお財布の中身は存じませんが、出し渋りをしたくない場面でぽんと出せるように、そう台詞を送っておきます。

    ―――――――――――――――
    PLクタナキ
     うーむ、エリカ司祭の誤解を解く、が思いのほか感謝ポイント稼げなかったはしんどい。楽観だったかなぁ……。とりあえず、態度は一貫させておきまする。

     今後の行く先は青年団関連、向かわないわけにはいかない場所へ。
     司祭代行、今のタイミングで何処にいるかなぁ……。

    ・ベーリさんへ
     盗賊ギルドで太守館腹心ズの情報も買えるなら買ってほしいです。民衆の貧窮情報についてだとか、太守配下にもファラリス信者潜んでいるかもしれないんで。
     青年団の方にも潜んでるかもしれませんが、そちらは数が多いから難しいかなぁ……。
     あと、それ以外についても請求される情報料はフラン優先供出上等ですんで(ファラリス関わっているということで、ある程度採算度外視もやむを得ないモード)3桁ガルドくらいなら遠慮なく払っちゃってくださいな。
     情報料払っておけばギルドの信用的に適当なことは言われないでしょうし。

    ■ダイス

    クタナキ@フランシスカ : 6D6 → 2 + 1 + 4 + 6 + 4 + 3 = 20 (03/31-22:53:57)
    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス (03/31-22:53:54)

    #642
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

     大人しく謁見を見守る。
     話として全うこの上ない。
     さて、これにどう便するか……緊張の下、太守様の返しは

    >「話はよく分かりました。民たちの窮状には心が痛みます。
    > ですが税率は変えられません。事業もやめられません。どうぞこちらへ。」

    >「イケません!閣下!
    > 司祭だけならともかく、よそ者や反乱分子を連れて行くなど!!」

    >「いいのです。既にこれ以上ない程嫌われてますしね。
    > それに司祭の強い訴えには心を動かされました。
    > 彼女たちが同行を許しているというのなら信じましょう。」

     そして、案内された先――その風景に息を呑む。

    >「これがこの街の現実です。表向きは華やかで賑わっている様でも
    > 実際は既にバブルがはじけて、経済は破綻しているのです。」

    「……成程」

     これは、筋が通る。

    >「ギリギリの所で踏みとどまっているのです。
    > 走るのを止めた時、この街は終わってしまいます。」

     続く話、語られる窮状までの道筋に歯噛みする。

    「……邪教徒め……」

     低い声に怨嗟が籠るのを自制する。

     司祭代行様の言葉を思い返す。
     その言葉の根拠の幾つかが、此処にある。

    >「この通りです。どうか、どうか今しばらく耐えて下さい。
    > 街の為に。街のみんなの為に。今が正念場です。」

    >「顔を上げて下さい。太守様。事情はよく解りました。
    > 微力ながら街の為に出来る事は協力します。民の不満も極力抑えましょう。

     そのやりとりにそっと息を吐く。
     ……どうやら、この場は穏便に済みそうですか……?

    > しかし、中には窮状のあまり餓死した者もいると訴えている信者もいます。
    > その様な事が二度と起こらない様に、約束してください。」

    >「目を配っていたはずですが、そんな民が・・・!?」

    >「こちらの調査ではそこまで酷い窮状は掴んでおりません。
    > 司祭様、後ほど詳しく話を聞かせて下さい。」

    >「解りました。こちらでもまとめておきます。」

     ……調査結果の食い違い、果たしてそれは単純な誤りなのでしょうか。
     もし、それが謀の結果だとしたら注意すべきは……。

     と思案を進めている間に事態が動く。
     流れは、太守への審判へ――そして、

    >「センスイービルは・・・受けません。」

    >「まさか・・・太守閣下、改めてお聞きします。
    > 街の名誉にかけてお答えください。あなたは人間ではないのですか!?」

    >「・・・・・・私は人間ではありません。アルラウネです。」

     衝撃的事実の暴露。

    >「やっぱり魔物か!!!」

    >「聞いたかみんな!!聞きましたか司祭様!!やっぱりだ!
    > こいつを退治しなければ!!
    > いや!みんな逃げるんだ!ここにいたら皆殺しにされるぞ!!」

     流れが急流に変わる。

    「待ってくだっ、拙速……!」

     飛び出していくその姿を遮るに遅れる。
     ついで、聞こえるはエリカ司祭のつぶやき。 

    >「邪神の眷属か異界の住人か、どちらにしても自然ならざるモノは・・・
    > マーファの教義に照らし、捨て置けません・・・」

    「落ち着きましょう、皆さん」

     己も含めて、場の全員に向けて言う。

     ……一つ、息を吸う。
     知は力なり。
     私のソレは、この場を治めることができますか?
     採点は、結果が語るでしょう。

     とりあえずアルラウネが何なのかはわかりませんでした。

    >「エリカ司祭も落ち着いてください!
    > 太守殿はマーファの教義に反するようなものではありません!
    > アルラウネは・・・植物に分類されるこの上ない自然物です!!
    > なので、矛を収めてください!そちらのお二方も!」

     アルラウネの正体を明らかし、その生態からマーファの教義に反するものではないと告げるベーリさん。
     助かります!

    「話を聞いていましたよね、エリカ司祭。
     彼女は邪神を祀り、異界の住人を呼ぶファラリス教徒の敵対者であったと言いました。
     財政状況に関しても、先の通り事情有ってのこと。
     不自然の輩を排除し、民を考えて政を回していた彼女は貴女の敵ですか?害なす悪ですか?
     貴女が刃を彼女に向けるとして――それは自衛の為の闘争なのだと言い切れますか?
     マーファの教義に照らして、捨て置くわけにいかないものはなんですか?」

     エリカ司祭に問いかける。
     それは貴女達の正しさに準じていますか、と。

     声を張り合げて、説教を打つ。
     擁護のセリフを紡いで叩きつけていく。

    「話を振り返ってみてください。
     何処に、彼女が此度の連続殺人事件を起こしたという旨の言葉がありましたか?
     ちなみに、私がファリス神殿へ参った時に仕入れた情報によると下手人は全身真っ黒な姿で、顔には真一文字の耳まで裂けた赤い口を持つ異形に変貌したのだとか。アルラウネにそんな能力はありますかベーリさん!?」

     あったら困る。
     けれど、先日その特徴をもつような怪物に対しての知識を持ち寄った際に出てこなかった以上、ないはず!

    「エリカ司祭、己が私服の為に民に重税を課す悪党が何処にいましたか? いたのは身を削り街に奉仕する施政者だけでした!
     少しばかり衝撃的な事実如きに惑わされないでください!
     彼女は悪辣たるファラリスの輩共に支配されかけたこの街を守った!
     己の身も切り、心を痛めながらも政(まつりごと)を回し、この街を続かせた!
     今の話の何処に、彼女を悪と断じるソレがありますか!?
     頭を働かせてください!
     貴方達の憎むモノ、殺戮を繰り返す悪! 平穏を乱す災! それを片付ける為に為すべきを!
     その目でみたモノは何ですか? 今、目の前に映るモノは何ですか?
     討つべき敵ですか? 信を置くべき味方ですか?

     答えは、如何に!?」

     一気呵成に言葉の波濤をぶつけて、息を継ぐ。
     そして、くるりと太守へ顔を向ける。

    「そして、太守にとってはどうなんですか!
     目の前にいるこのマーファ司祭は、悲痛に嘆く殺人事件の被害者は、貴女にとって何なんですか!
     守るべき、慈しむべき民、それ以外の何かなのですか!
     言葉を作りましょう! そんな悲しい顔して何考えてるんですか!
     少なくともこの場で、貴女は今、自分の思いを他人に理解を求めていいモノです!」

     言い切る。

    「言葉を交わしましょう!」

    ―――――――――――――――
    PLクタナキ
     天然無表情娘による冷静に思考を回した結果の論理的?熱血説得ロール(ギャップってイイヨネ)!
     アルラウネって別に邪悪でも異界産なそれでもないらしいし、んでもって開陳された事実的に……退治する必要なくね?
     太守様も自己擁護していいんすよ?つーかしてください頼んます!後ろめたってる場合じゃねえ全部ぶちまけようぜ!
     まぁ、聞きたいこと言いたいことは各々あるでしょうから、お互い言ったり聞いたりしましょう!
     と、そんな感じで。
     一度疑念が浮いた以上、再度お互いに自分の言葉で相手の味方です、と言えてほしい……誘導できてたらええんやけど(それ故の疑問形連打)。
     

    ■ダイス
    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 6 + 6 + 2 + 5 + 1 + 2 + (3) = 25 (03/26-18:08:55)
    クタナキ@フランシスカ : 怪物知識 2D6 → 1 + 3 + (3) = 7 (03/26-18:08:45)

     これ、太守側の調査係や青年団の中にもファラリス信者いるかなぁ……。
     ガネード神殿サイドもアレだし。

    #632
    クタナキ
    参加者

     PC:フランシスカ

     パーティが集合し、状況はまた一つ進む。
     改めて確認する現状は、緊張感が増すに歯止めがかからないモノ。
     ひとまず、マーファ司祭達の謁見に立ち会うことは叶うようですが……。

    「私は武装解除して謁見の場に臨みます」

     自身の赴く場所をパーティの皆さんに宣言します。

     単純に、私は“いざという時に場に割り込んで矢面に立つ”適性が欠けているという事実がありますし。
     習熟は浅くとも、危険感知や知識関係に関しての技能も保有しています。
     また、我が神の加護は、そういった技能が必要になった時に閃くモノでもある故に。

    「それでは、気を引き締めていきましょう」

     言葉に出して、そうします。
     着込んだチェインメイルを脱ぐ為に、しゅるりとケープを落としながら。  

    ―――――――――――――――――――――――
    PLクタナキ

     とりあえず、フランシスカは武装解除して謁見へ臨みます。
     元々武器防具を頼る立ち回りをしていいキャラクターじゃないしね!
     ちなみに聖印も武器に入りますかね? 入ったとしても選択に変更はありませんが。

     

    #621
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「そこで止まれ!」
    >「またお前たちか?何しに来た!?」

    「お勤めお疲れ様です」

     今日も今日とて熱心な門番さんに腰を折り礼を示す。

    「昨日の浅慮は省みております。
     ご指摘に従い、歩み方を見直した次第です。
     つきましては、こちら。神殿より依頼の受託と共に預かりました身分証となります。」

     これ、この通りと身分証を取り出して示す。

    「とはいえ、筋を通すというのなら司祭殿の訪問と嘆願の後に許可を経てから……というのは承知の上での勇み足。
     不興を避ける為には焦らずに足並みを整えるのが賢明と知りつつも、参上したには訳がありまして。
     身も蓋もない言葉で言えば、時間の余裕がありませんでした、という話なのですが――ええ、誰にとっても」

     事態の切迫。
     此度の事件、それこそが最大の敵だ。  

    「実際に今、事態は既に動いております。故に、その先の不幸に舵を向けないためにも私達は動き出さなければなりませんでした。
     受諾した依頼の完遂の為にも、一人の人間としての良心としても、一神官としての務めの為にも。
     どうぞ、事態の解決の一助として、我等をお使い頂ければ幸いと。
     そう思案の果てに、此処に至るというわけです」

     つまりは単純に。
     必要だったから今、此処に来たのだと言葉にする。

    「いや、出来得るなら確かにもっと根回し也なんなり然るべき手順で当然にそうである、といった流れを築きたいことこの上ないものではありましたが。
     何も為せずに時間切れ、ほど賢明からほど遠いものありません故に」

     拙速と取られても仕方ないかもしれない、というアクションはラーダ神官として奥歯を噛まざるをえませんが。
     未熟はしかと受け止め、学び活かさんと思います。

     と、

    「昨夜、私はラーダ神殿へ足を向けました。
     直接お会いすることは叶いませんでしたが、司祭代行様の帰還と彼の人からの幾つかの言葉を知りました」

     付け加えるように告げる。

    「前司祭様の行動も、司祭代行様の行動も。
     しかし、及ばずだったとはさせたくありません」

    ―――――――――――――――
    PLクタナキ
     とりあえずこんな感じで。

     なお、フランシスカ個人で言うのなら武装解除や幾らかの拘束ぐらいなら面会の条件として受け入れる模様。
     虚弱体質・単体での戦闘能力不足が逆に警戒する相手への安心材料になるなら利用するじょ。
       
    ■ダイス
    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 3 + 4 + 4 + 5 + 2 + 3 = 21 (03/21-22:51:09)
    クタナキ@フランシスカ : 指定ダイス 2D6 → 4 + 3 = 7 (03/21-22:50:59)
     

    #586
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「とりあえず、3手に分かれましょう。
    > マーファ神殿に説得、太守の館に挨拶、チャ・ザ神殿への依頼受注にそれぞれ回る感じでどうでしょう?
    > マーファ神殿は無駄足になるかもしれないので、最悪一組が館に駐留して対策してもいいですが・・・」

    >「説得方法は調査依頼と代行からの情報を種に引き延ばしをお願いする形で、
    > 必要なら信仰や情状に訴える方法で行きましょう。
    > 他にも各自調査に行きたい場合は行ってもらえれば調整しましょう。」

    >「割り振りですがチャ・ザス神殿には一人、
    > 二人を館に配置、残りの二人を説得もしくは調査に出向く形で行きましょう。
    > 昼に一度館に集合して昼食と午後の行動のすり合わせを。
    > 自分は館の駐留か説得にあたろうと思いますが・・・・」

    「では私は太守館へ向かうとしましょうか。
     どうか、我らに加護ぞありますように……」

     提示された分担に頷いて答える。
     この行く先に迷妄が在らぬよう、ラーダ様へ祈りも捧げつつ……。

    ――――――
    PLクタナキ
     とりあえず必須ポイントを埋めに行くぞーということで太守館へ行きます。
     菓子折りも持ったしね()!

    フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 4 + 6 + 3 + 5 + 2 + 2 = 22 (03/19-21:48:57

     

    #575
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「それでは、マーファ・パルメラ神殿の奴らには、マイリ―神殿の使いの俺達が、交渉してみるから、思い留めてくれないか。
    > ってのも、無駄かな・・・
    > 今の現状の現太守の戦力をでたらめでも教えて、今のあんた達の実力では負けてしまう。だから、俺達が交渉に出てみる。>マイリ―神殿の後ろ盾もある俺達では駄目か、ではいけないかな・・・

    >「現状、彼女たちは自分たちの視点でしか動いていないので別の視点を提示してあげることも必要じゃないですかね?
    > マイリー神殿の調査依頼を受けたという話を伝えるのも無駄ではないでしょう。
    > 直訴然り、処断然り何らかの手札は欲しいでしょうから最悪待ってくれという理由付けくらいにはなるのではと?
    > 特にマーファは不自然の相手でなければ専守防衛の教義がありますからそのあたりを攻めるのも手ですかね?」

    「ふむ……」

    >確かにマーファ司祭は、しきりに『自然ならざるものを許さない』と繰り返していた。
    >マーファの教義を頑なに守ろうとしているように見えた。頭の固さは相当だろう。

    「確かに、聞く様子からして特に信仰心厚い方たちのようです。
     教義に沿う形での説得が効果高そうに思えます。
     なればこそ、現状持ち得る限りの非戦に傾く材料――マイリー神殿の依頼を受けて調査中、司祭代行どのの単騎太守館突入のその結果等――をぶつけてみるしかないですかね……。
     中止でなくとも延期して頂ければまだ、幾らか手を挟む猶予も生まれるのですが」

    ―――――――――――――
    PLクタナキ

     頑張って厭戦気分を煽るしかないかなー。

    「ファリス神殿が後程動く予定を伝えて、そちらと歩調を合わせてみるように勧めてみますか?
     お互いの目的から見て手を組むに支障はないでしょうし、戦力的な不安もなくなるでしょう。
     また、ファリス神官がいればその特殊神聖魔法から“太守が不自然な存在の類”かの判断も確実に行えますよ……。
     と、そんな感じで日延べすることにメリットが生まれることをアピールする形で。
     ……ファリス神殿の方は先代司祭の功徳からラーダ神殿への信頼があるようでしたし、司祭代行様が太守の正邪を報告にくるのを待っていました。
     司祭代行様のお話を聞いてくれる余地はあるように思えましたので、なんとかなるものと……」 

     とか考えましたが、最悪ファリス神殿がマーファ神殿の予定に合わせてソッコ討ち入りじゃー!になる可能性がコワイのでとりあえずボツで。
     手詰まった時のイチバチ?

     敵戦力の誇大報告はバレた時がコワイかな。
     元々の太守戦力をこちらが知らない所から不自然にならない程度に盛りつつ、マーファ神殿が暴走しないよう不安を煽りすぎない塩梅ってのが難しそうかなと。
     
     行動は分担に一票かな。
     とにもかくにも司祭代行から一刻も早くお話が聞きたい。
     あとは太守館前でマイリ―司祭出待ちして(朝の時間帯に来るかわからんけど)、討ち入りなんか起きたら調査とか言ってる場合じゃねぇ!と太守への相談の協力仰ぐとか?

     と、忘れていた本日のインスピレーションの装填。
     問題なく成功。

    フランシスカ : インスピレーション装填 2D6 → 3 + 4 = 7 (03/17-21:57:09)

    #569
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「ああ!忘れていました!お帰りになった時に、皆さんの事を話しましたら、
    > 描くものを持って来いとおっしゃられて、皆さんに渡す様に言付かっています。」

    「ふむ?」

     流石に不躾なお願いだったか、司祭代行様の様子を見ることは叶わなかったものの。
     その彼からもたらされた情報が記されたメモが差し出される。

    「……むぅ」

     覗き込んだそれに記された内容は断片的ながら指針を示すようなソレ。
     ひとつひとつ頭に整理しながら刻み込み――

    「――ほう、ファラリス司祭」

     その内の一つに目を細める。

    「邪教の司祭の企みが、この事件の裏にあると。
     本を蝕む紙魚の如く、世の中の賢明を脅かす害悪が蔓延っていると」

     ――これはヤル気も滾るというモノ。

    「んんっ、それでは多々失礼をいたしました。
     夜分遅くの親切な対応に感謝を。
     それでは、何はともあれ戸締り用心ご注意の上でお休みを」

     気を取り直して、詫びを残してお暇とする。
     さてさて……。

    * * *

    >「それにしても・・・少し冷えるか?」
    >「フランちゃん、男物で悪いけどこれは貸しておくよ。」

     その帰り道。
     うっかり思案に耽りそうになるのを自制しながら歩いているとそんな言葉。
     そしてふわりとかけられるこの華奢の身には大きすぎるコート。

    「確かに、少々冷えますね……。
     だからこそ、どうぞお気遣いなくご自身で着込んでくださ――」

     前提の言葉に同感を抱き、それ故に続くアクションに反射的な遠慮を返そうとして――

    「はっ。
     いや、このシチュエーションでそのような返しはいっそ無粋となりますか?
     スマートな気遣いは素直に感謝して受け取るのが男子に恥をかかせない女子でしょうか」
     
     思案が走る。
     それを言葉にして、考え直す。

     おとがいに指を添えつつうん、とひとつ頷いて。
     その勢いでずりおちそうになるコートを慌てて両手でつかみながら

    「ありがたく、お借りいたします」

     上目を使うような位置関係にあるベーリさんにしっかり目を合わせて。
     感謝の言葉を告げるのでした。 

    * * *

     さて。
     夜が明けまして。

    「さて、依頼も受けましたし、司祭代行のメモにも記されておりましたこともあり。
     まずは今日のマーファ・バルメラ神殿の行動を鎮めるのが方針で間違いありませんよね」

     朝の作戦会議が始まります。

    「……闇雲に「やめろ」と言うだけでは納得も難しいでしょうね。
     さて、説得材料は何があるでしょうか」
    「ラーダ司祭代行様の帰還を伝え太守様への疑念を薄める、その上で穏当な話し合いの為に仲介を申し出る……信頼度的に少々無理がありますか」
    「太守様と相談……マイリ―司祭の便宜願いの後だとすると……うーん、時間が間に合いませんか?」

     ぶつぶつと悩みを重ねる。 

    「説得要員と別にラーダ神殿へ人員を派遣して、リアルタイムで司祭代行から情報をファミリアを通して説得要員へ伝達……あ、いやファミリアには距離制限がありましたか?」
    「えーとえーと、私たちの手札、あと何がありましたか」

     むむむ、と呻きながら思案を回します。

    ――――――――――――――――
    PLクタナキ
     キャー紳士ー。寒いって言ってる人から上着を借りるなんて悪いよね!
     と断る寸前で「いや、これそうじゃない」と気づけたフランシスカちゃん(笑)。

     さて、それはそれとしてどうしましょうか(頭から煙だしつつ)
     マーファ神殿からは依頼を受けるなら朝には神殿へきてください、って言われていた以上時間の余裕はない感じ。

     GM、ダメ元で聞きますが、ラーダの神殿からマーファ神殿までは使い魔電話(一方通行)の距離(1Km)に収まりませんか?
     あと、50ガメルぐらいで菓子折り用意しておけますか(有言実行。ターン消費が必要なら流石に後に回しますが)?

    ・予備ダイス 
    フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 6 + 2 + 2 + 1 + 4 + 3 = 18 (03/16-02:10:04)

    #557
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「ああ、あなた方は。」

    >「日中は、見苦しい所をお見せしました。
    > 幸いにも司祭代行様は無事にお戻りになりまして、
    > かなりお疲れになったようで既にお休みになっておられますよ。」

    「夜分遅くに失礼いたします。
     いえ、誰かの心配をする姿を見苦しいなどとは言わないかと。
     ……と、無事お戻り? それは幸いです」

     こちらとしてもお力添えできなかったことは心苦しいこと。
     無事の期間が果たされていたのなら、嬉しいものなのですが。
     ……さて、此度の案件は疑心暗鬼がはかどって困りますね。  

    >「それでどうしました?こんな夜に。」

     しかし、代行様はダウン中、起こすなとのこと……ふむ。

    「現状、一触即発の状況であることを把握してる司祭代行様が、そのような言付けを残すのならばええ、それはひどく深いものなのでしょう。
     ……司祭代行様は、此度の事件の黒幕からすれば邪魔なことこの上ない方でしょう。
     もしかすると、いつの間にか、誰かしらが、何かした、という可能性もありえなくはないと考えます。
     司祭代行様ご自身も知識はありましょうが、そも体調不良ともなれば自己診断も信頼性が落ちることでしょう。
     ……医者の身ではありませんが、違和や不穏への鼻の利きでは冒険者も本業です。
     よろしければ様子見だけでもさせて頂きたいのですが。侍祭様の心労を削ぐ一助にもなれば幸いですし」

     自分達だけの事情なら、待つことも可能なれど、相手のいる事態のまだ最中。
     ……明朝から他神殿の動きがある以上、此処で話をしておきたいのですが。

    「ああ、代行様から此度の行動により得られた情報や指示などは伝えられていませんか?
     見当違いをこちらが為さぬためにも、それがあるならお教え頂ければ……」

    ―――――――――――――
    PLクタナキ
     不安を煽っておいて、その不安を排除するための手伝いをさせてくれと言っていく。
     明朝までにはマーファ神殿になにかしら言えるような情報を入手しておきたいものです。
     司祭代行が本物で、会話できるような状態ならそれを伝えて協力を願いたいですが。

    ■予備ダイス
    フランシスカ : 予備ダイス 6D6 → 4 + 3 + 3 + 3 + 1 + 5 = 19 (03/14-10:11:16)

    #498
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「ゾイさんにヴェーナー、ジュノーさんにマイリーに行ってもらうとして。
    > 俺はベーリさん、フランシスカさんと共にラーダに行っても良いっすか。
    >ただ、提案なんっすけど、それぞれ別の道を通って例の悪魔の情報収集しつつラーダに向かうっす。ラーダに3人揃わなかったら>
    >何かあったということで来なかった人を探しに行くってのはどうっすか。」

    >「なるほど、確かに、もう少し早い時間ならそれもよかったかもしれないですね。
    > ですがこの時間では人もまばらでしょうし、事件のせいで人通りも少ないのではないかと?
    > なにより聞いた通りの能力、僕は全速力で逃げることも可能ですが、
    > フランちゃんとドーピーの旦那はいざという時逃げ切れない可能性がある。
    > それに魔神も一体でないかもしれないですからここは慎重に固まっていきましょう。」

    >「俺は、ヴェーナー神殿に行くが・・・
    > ラーダ神殿側はどうだ?
    > 大丈夫か?
    > ドーピーその案は、止めといた方がいいぜ。
    > 3人で一緒の方がいいぜ。」

    「そうですね……。
     私もその“なにかあった”が起きてしまった場合から取り返しがつかなくなるリスクがコワイと思います」

    ————————————————————————————————
    PLクタナキ
     ラーダ組:三人一緒に行動へ一票ー。
     なにかあった時、一人でしのぐのはどうにも難しそうゆえ。

    #486
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    「失敬。
     確かに言われてみれば考えが不足でしたか。
     お手数おかけしました」

     謝罪の言葉を残して、領主館から離れる。
     言われたことは正論、賢明ではないと言われたなら反省して学習するしかない。

     まぁ、この場ですぐに争いとならなかったのはよかったことか。
     言われた通り、必要ならば出直すとしましょうか。

    * * *

     さて、これからの行動を考えねばならない。
     
    >「とりあえず、ヴェーナーの司祭に会って、依頼を受ける事にしていいか?
    > 協力してもらうよう、書簡を書いてもらう事にして、チャ・ザ、マイリーの神殿の依頼も受けるか?
    > マイリーの依頼は、後、二日と考えていい。
    > 平行的に進めるとすると、最短で急を要するのは、マイリーとなるか。
    > ヴェーナー、チャ・ザの依頼に関しては、現太守の弟君の暴走を止めれば何とかなる。
    > マイリーの依頼を蹴るか?
    > 俺達は、時間を浪費したみたいだ。」 

     ゾイさんからの提案はヴェーナー神殿からの依頼受諾へ動くというもの。

    「依頼を受けた場合、まず対処することになるのは明朝のマーファ神殿による直訴でしょうか」

     明日には対処しなければいけないイベントが起こる以上、ヴェーナーの依頼を受けるにもこのタイミングしかないか。

     すでに夜のとばりが下りてきている。

    「この時間です。
     安全の為に全員で動きますか?
     依頼を受けなければ、以後の行動の信用性が取れないと実感した以上他の神殿の依頼を受けるにも早めの方が良いでしょう。
     別神殿の依頼を受けるなら別行動を図るしかないでしょうが。

     もしくは事件現場の調査にも人手を割きますか?
     夜ということもあって、探索に支障はでますでしょうが、犯行時刻と同じ時間ということもあって逆にはかどるものもあるかもしれません」

    ―――――――――――――――――――――――
    PLクタナキです

     明日以降に依頼を受けようとしても、朝にはもう揉め事が起きてしまっていることになる以上ヴェーナー依頼を受けるなら、このタイミングで行くしかないかなと思います。

     本日分のインスピレーションは抱え落ちかなー。

    フランシスカ : 6D6 → 6 + 4 + 5 + 4 + 6 + 4 = 29 (03/09-10:19:44)
    フランシスカ : 予備ダイス (03/09-10:19:40)

    ※追記
     ↓フランシスカはベーリの振り分けで構わないです(フランシスカはベーリ組で)

    #475
    クタナキ
    参加者

    PC:フランシスカ

    >「全身真っ黒で耳まで裂けた赤い口が特徴……該当するのは魔神のダブラブルグ。
    > 外見や口調や仕草まで完全に模倣する能力を持っているとか。
    > 技能や記憶までは及ばないので、
    > そのあたりから太守の叔父が姪の入れ替わりを見抜いたのかも」

    >「仮に濡れ衣ならば、何者かがダブラブルグを操っていると考えられます。
    > まず自然発生的に出現するような存在ではありませんし」

    「ははぁ、なるほど……勉強になります」

     流石と言うべきでしょうか、断片から推測し披露される怪物知識に感嘆のため息を吐く。
     ベーリさんの補足も込みで話を聞けば、確かにこの事件に陰謀色の深まりが見えてきました。

     * * *

     さて、やってきました太守館前、ですが。

    >「そこで止まれ!それ以上近付くなら太守に対する叛意ありとみなす!
    > お前たちは何者だ!?何しに来た!?」

     門番からかけられたのは鋭い静止の要請。

    「はい、止まります」

     止まれと言われたので止まります。
     両手も挙げましょうか。ばんざい。

    「太守様へ叛意があるわけではございません」

     討つべきと考えている殺人犯はどういった真実にせよ太守と呼べる存在ではないでしょうし。

    「私達は冒険者です」

     何者と問われればこう答えましょう。

    「突然の訪問失礼。少々、お伺いしたいことがありましてお伺いさせて頂きました。
     あ、私はラーダ様に信仰を捧ぐ一介の神官、フランシスカ・ジャイルズと申します。
     どうぞよろしくお願いします」

     ぺこりとお辞儀を付けて礼をする。 
     さて、尋ねられたことにはお答えしましたし――

    >「街に来た冒険者だね。あちこち神殿周りで忙しかったようだが、
    > ようやくどこぞの依頼を受けて我が主人を害しに来たという所か?」

     と、門番さんとのやりとりをしている間に登場人物が追加です。
     そちらにもお辞儀をいたしまして、

    「どうも、冒険者です。
     この度はお騒がせして申し訳ありません。
     ええ、前半はお察しの通りですが、後半の野蛮な目論見に関しては否定を返させていただきます」

     昼頃の相談で自分が吐いたセリフは忘れていませんが、反省して学習して方針転換済のことなのでそう言い切ることに躊躇いはありません。
     さて、

    >「主君の身を案じるのは臣下の務め、警戒するお気持ちは察します。
    > 要件としましたは、今しがた番兵の方にも説明していたところですが、ラーダの司祭代行殿をお迎えに上がりました。
    > もし、すでにおいでにならないのでしたら、何時頃そちらを出られたかをお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?」

    >「太守殿も、お若いのに重責を背負われて何かとご苦労があるかと思います。
    > 自分たちは暫くこちらの町に滞在しようと考えているので、
    > その経過で太守殿の潔白を証明できるようなお話があればこちらにもお持ちしましょう。
    > 各神殿にも、短慮を起こさないようにと釘を刺しに行くつもりですが、
    > 潔白の証明のためお二方や太守殿にもご協力を願うことがあるかもしれません。
    > その時は何卒よろしくお願いします。
    > では、何か御用がありましたら冒険者の店にご連絡ください。」 

    「――と、いうことです」

     はい、伝えるべき事項はベーリさんが語ってくれました。

    「どうぞ、思考の果ての賢明な判断を下されますよう」

     先入観からくる思い込みはコワイですので、落ち着いて処理対応しましょうと実感込めて私は言います。
     ……あ。

    「そういえばご挨拶の菓子折り、準備できなかったんでした……。
     ご無礼失礼。次の機会にはお持ちしますので」

     むぅ……!と唸りながら不覚を呟き、謝罪を投げます。
     ぺこり。

    ―――――――――――――――――
    PLクタナキより
     うーむピリピリ。
     とりあえず天然風味に穏便に済まそうと毒気を殺しにいくスタンス。
     
     最初の太守直撃系神殿イベントは翌日:マーファ神殿だったか。
     太守白の可能性が見えてきた以上、思いとどまるよう説得する為の材料とか太守様との交渉で欲しかったがさてさて。

    ■予備ダイス
    クタナキ@フランシスカ : 予備ダイス 8D6 → 6 + 1 + 2 + 2 + 4 + 5 + 6 + 4 = 30 (03/06-01:29:09)
    System : クタナキ@フランシスカさんが入室しました。 (03/06-01:28:56)

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