【終了】白夜【3/1~5/28】

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    トピック
  • #2866
    ロビン
    参加者

    参加PC──────

    “英雄の足跡” ハウリー・マード 寿さん
    ファイター6/プリースト(ラーダ)5/シャーマン5/レンジャー3/ソーサラー1/セージ1
    能力値も技能も、もはや名実ともに超英雄。びっくりした。

    “英雄の足跡” ジョシュア ツナツナさん
    シーフ2/シャーマン3/セージ2
    性格悪い悪党さんなのだそうですよ。GM興味津々。

    メルフィー 定俊さん
    レンジャー4/セージ4/ソーサラー4
    物理遠距離攻撃が得意な魔術師おねえさん。癒されたい。

     
    NPC──────

    依頼人 フロル・マイヤ
    ハーフエルフ 女性 25歳
    セージ2/シャーマン1/事務(一般技能)3
    学者の卵 おっとりしているが、丈夫で健康そう
     

    「白夜」会議室

15件の返信を表示中 - 91 - 105件目 (全146件中)
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  • #3250

    ビル・サイファー。
    この村の初代代表者だという。
    ある意味創始者かもしれないな。

    ライアン・ブレンは村から失踪したとあるがオランへ帰っていない。
    10年前にこのホルガ村へ移住したとあるのが最後のラーダ神殿での記録のようだ。

    > そうなると、王都からこの村に来る間か、この村でフリューゲルのことを知ったと考えるのが自然。
    > 村の人には狩猟用兼ペットって紹介したけど、見る人が見れば使い魔だってことはわかっちゃうから
    > 彼は魔術師かも」

    あ。

    >「……そうかも、しれません。
    > わたしがあの人と会ったのも、学院でしたし……」

    確かフロルとメルフィーは元々、ある教授の知り合い同士だった。
    ビルはなぜ、学院に立ち寄ったのだろう。

    しかし。
    フロルにホルガ村を紹介しても、メルフィーが護衛につくとは確信しないはずだ。

    ・・・。見られているのかもしれないな。

    「わかった。行こう」

    ————————————————-
    PL

    朝の4時にメルフィーが起きて集まった場所は村からジョシュアが目測で来れたのと、水辺もそこから何時間も離れてはいないと思うので、まだお昼にもなってないんじゃないかなというイメージでした。

    行きますかあ!

    森の奥へ行きます。

    >ジョシュアメルフィーフロルは村に帰って、
    >一応、皆で向かう案を提案しますが、ジョシュアメルフィーが村に戻るならまあそれもいいかと。
    こちらは村へ戻るとは言ってないですよ~、逆、逆!
    会議室できちんと意向を示したし、寿さんも読まれたはずなのですがっ。
    今度からもっともっと明確に書きますね。

    09:05:30 ツナツナ@ジョシュア 予備 6d6 Dice:6D6[5,6,3,5,4,1]=24

    #3251
    メルフィー
    参加者

    フロルさんが決意したようで、ルビンちゃんが指し示したほうへ進むことになった。

    >「そして善悪の判断が付かない幼児であるのを良い事に、
    > ルビンの力を悪用している邪悪な存在が村に居る事。
    > 許せませんな。我らで保護してオランに連れて帰る事も視野に入れるべきかもしれません。」

    「そうなると、どうしてフロルさんの学術調査を受け入れたのかが気になるところ。
     秘密が漏れることを恐れているなら、最初から拒絶すればいいわけだし……」

    どうしても部外者を祝祭の時期に招き入れる必要があったとしたら、どんな理由なんだろ?

    ———————————————–
    PL

    フロルの決意に賛同してついていきます。

    16:58:14 定俊@メルフィー 予備 6d6 Dice:6D6[5,3,1,6,5,1]=21

    HP:15/15 MP:17/17

    #3253
    ロビン
    参加者

     

     
      ────火曜日 [15] 

     

     話を終えたルビンは、その場ですやすやと眠りについた。
     背負われて運ばれている最中も、体から力は抜けきり意識も完全に手放していて、ぐんにゃりとされるがままだ。
     ──ちゃんと息をしているのか不安になるほどだが、体はあたたかく、表情も穏やかだ。

     

     そのルビンの指した方、さらに森の奥へ奥へ。
     小さな水の流れを道標に、たどりついたところ。
     

     そこは、しんと静かだった。
     大きな山のような岩と鬱蒼と繁る樹木が、あの太陽の光をさえぎり、影を作っている。
     大岩のもとに、底の見えない深淵のような澄んだ泉がある。
     この場所の空気全体が、ひんやりと湿っている────
     

     精霊使いは、感じることができる。
     この場所だけ、精霊のバランスが違う。
     ドライアードは黙し、ウィスプとシェイドは調和し、ウンディーネがただそこにあり。
     そして。
     不死の精霊力が、確かに、存在している。

     

     大岩の影の中、深淵のほとりに、老いた男の亡霊がうずくまっている。
     男は陰鬱に時折すすり泣きながら、なにかをぶつぶつとくりかえし呟き続けている──
     それは泉の水のようにとどまることなく湧き上がり、冷たくこの場を満たしていた。

     

       〈 ラーダよ…… 〉

            〈 ……我らを救いたまえ…… 〉

     
     
     祈りの言葉と、神の名。
     そして、このような姿に成り果てた哀れな自分の、身の上だった。

     

     自分は、ライアン・ブレン。ラーダの神官であった。
     調査団のひとりとして、王都より〈この地〉にやってきた。
     そして、この地を守る人々を愛し、ひとり残った。
     ──だが。

     

    〈 この幸せな地に、やつが、やってきた………… 〉
     

           〈  ビル・サイファー  〉
     

      〈 やつは、邪教徒だ 〉
     
     

    〈 真実を知った私は、ここから逃れようとしたが、

           やつに撃ち抜かれ、  この深淵に沈んだ   〉

      

     その瞬間に水面に深い波紋が浮かび────そして音もなく、消えていった。

     

      〈 汚らわしき邪教徒、憎きビル・サイファー、やつを、止めてくれ 〉
     

          〈 ラーダよ、我らを救いたまえ…… 〉

     

     

    ────────
    ロビン@GM

    森の中を全員で移動です。
    ルビンを背負って、また30分くらい歩き、水源である泉につきました。
    ルビンは深く眠っています。

    泉にいたのは、ホーントのファントム(233p)です。
    知らない人は知名度(14)判定をどうぞ。
    (フロル/2d6+4 Dice:2D6[4,3]+4=11 失敗)
    亡霊ライアンはとりあえず一方的に、
    「自分の身の上」と「自分の願い」をたれながしてきます。
    アクションをどうぞ。
    (ちなみにフロルは、怪物判定にも失敗してますし、
     現物を目の前に、さすがにおろおろしていますね|ω・`)
     

    この泉の周辺は、いままでホルガ村で感じたような、
    ドライアードの異様な活性化や、ウィスプとシェイドのバランスの悪さは、感じられません。
    その点は、ちょっとほっとします。(勝手にしゃべってる亡霊なんかいますけれど。)
    特にラーダ神官であるハウリーは、なんとなく、
    「ラーダの加護で守られているような感じ」「神殿にいるみたい」と思います(笑)。
    泉の水も澄んでいて、飲めます。

     

    補足。
    > この村の初代代表者だという。
    > ある意味創始者かもしれないな。
    いいえ……。ドミが言った内容(月曜5 #3014)は
    「10年前の村長はビル」「自分の先代にあたる」でございます。

    #3254
    削除
    参加者

    「メルフィー嬢、念の為です。使い魔を飛ばして、何者かが追ってこないか、
    後方の哨戒をお願いします。」

    「万が一、仮に不審者を発見したとしても、知らぬ振りをして引き付けましょう。」

    「いたな・・・やはりホーントとなっていたか。
    フロル嬢、あれはファントムです。
    怨念が場所に縛られた存在ですが憑依される事もありますので気を付けて下さい。
    彼は、まだ理性を保っていて危険はなさそうですが。」

    既知の存在で助かった。皆と情報を共有しておこう。

    「ライアン・ブレン神官。私はハウリー・マード。ラーダの司祭だ。
    オランのラーダ大神殿から、ホルガ村の祝祭を調査するために派遣されてきた。
    リサ神官を覚えているか?彼女はあなたを懐かしがっていたよ。
    あなたの消息を訪ねる様に頼まれてきた。このような対面になって残念だ。」

    相手がライアン・ブレンなら、話をするのは今度は私の番だな。

    「神に仕える身でありながらホーントになるとは、貴方の身に一体何があった?
    ライアン・ブレン神官。
    我々は、村について、祝祭について、ルビンについて、ビル・サイファーについて、
    知らない事が多すぎる。我らに真実を教えてくれ。」

    この問答で、謎が解ければいいのだが・・・

    「我らをここに誘ったのはビョルンだ。ビョルンがルビンに願った。
    “我らにしらせて、ほしい”と。一体、何を我らに知らせたいのだ?」

    「先程、邪教徒のビル・サイファーに殺されたと言っていたな。
    ビル・サイファーが村に来てから、あなたが殺されるまでに何があったのだ!?」

    【以下、質問】
    1、《我らを救いたまえ》の《我ら》とは誰の事?
    2、ビルが邪教徒だとなぜわかった?
    3、ビルはどの邪神の信者?能力値や技能を分かる限り教えて。
    4、ビルが、我らをホルガ村に来て祝祭に参加するように仕向けた理由はなに?
    5、ライアンが知った真実とは何?
    6、アンドレア、ビョルンとは家族ぐるみの付き合いだと聞いている。
      なぜ相談しなかった?
    7、ビルに撃ち抜かれたとは、具体的にどうやって殺された?
    8、何年前に殺された?
    9、この場所は、村と違い白夜の範囲から外れているようだ。
      ラーダの加護で守られている様な気がするのはなぜだ?
    10、ルビンとはいつどこで会った?
    11、ルビンの誕生と共に祝祭が変容していったと聞いたが、どういう事か?
    12、ルビンの親は誰?奇跡の巫女の役割とは何?
    13、村人が干からびたビョルンとアンドレアを燃やしているのを目撃した。
       あれは一体何だ?
    14、ビルには、人間をミイラにしてしまう力があるのか?
       だとしたらその力の正体は一体何だ?
    15、干からびたビョルンの事を、ルビンに聞いたら“順番”だと言った。
       それはどういう意味だ?
    16、村人たちが言う“ミッドサマー”とは一体何者だ?
    17、“ミッドサマーは”祝祭の夜にやってくるという。具体的に何が起こる?

    >〈 汚らわしき邪教徒、憎きビル・サイファー、やつを、止めてくれ 〉

    「しかと承った!!安心して任せるがいい!!
    ラーダの神官戦士ハウリー・マードが
    邪教徒ビル・サイファーに必ずや正義の鉄槌を下して見せよう!!」 

    寿@PLより________________________________

    もしかしてビル・サイファーはシーフかソーサラー持ちで、
    アンドレアに変装してる?
    本物のアンドレアとビョルンはミイラにされて殺された?

    【行動宣言】
    一応、ここに来るまでの間、三回くらい後方を振りむいて注意深く確認します。
    尾行とかついてきて無いか、樹々の間とか茂みの中に潜んでないかとか、
    聞き耳とインフラビジョンも併用して、熱源がないか探します。
    一回につき一分くらいかけて後方を観察するだけだけど、捜索になるのかな?

    メルフィーにも頼んで、フリューゲルで後方を哨戒して貰います。

    ハウリーはファントム既知なので、みんなと情報共有します。

    ライアンが相手ならハウリーが窓口かなという事で、質問します。
    これまでのダイジェストを、全部話してくれると手間が省けるんですけどw
    もしダメな場合に備えて、具体的な質問も列挙しておきますね。

    進行促進の為に、これまでの疑問やなぞもまとめてぶつけてみます。
    若干、関係ない質問が混ざるかもしれないw ライアンが知ってるといいなw

    返答がどうであろうと、最後の頼みには無条件で承知します。
    ホーントの無念を晴らして成仏させるのも司祭の大事な仕事ですからね。

    【ダイス】

    補正は+3じゃなく+5でした。捜索の達成値は15,11,12です。
    23:06:55 寿@ハウリー 捜索1 2d6+3 Dice:2D6[4,6]+3=13
    23:07:04 寿@ハウリー 捜索2 2d6+3 Dice:2D6[1,5]+3=9
    23:07:13 寿@ハウリー 捜索3 2d6+3 Dice:2D6[1,6]+3=10

    23:08:05 寿@ハウリー 聞き耳1 2d6+5 Dice:2D6[6,6]+5=17
    23:08:15 寿@ハウリー 聞き耳2 2d6+5 Dice:2D6[2,4]+5=11
    23:08:24 寿@ハウリー 聞き耳3 2d6+5 Dice:2D6[2,2]+5=9

    23:08:33 寿@ハウリー 予備 6d6 Dice:6D6[3,1,2,1,5,4]=16

    【ステータス】
    HP:24/24 MP:6/18

    【覚書】
    インスピレーション
    コンスピ:シルフ
    1ゾロ2回
    前金300ガメル
     
    途中から覚え書きのコピペ間違ってた(テヘペロ) 

    #3255
    メルフィー
    参加者

    >「メルフィー嬢、念の為です。使い魔を飛ばして、何者かが追ってこないか、
    > 後方の哨戒をお願いします。」

    警戒は必要だけど、高く飛ばせばこちらのいる場所を探られてしまうので……

    「それじゃあフリューゲル、気付かれないよう飛びながら警戒お願い」

    この子は小柄で小回りが利くから、そんなに難しくないはず。

     ――――※――――

    ルビンちゃんが指し示した森の奥へ進むと、ひとつの泉のたどり着いた。

    >「いたな・・・やはりホーントとなっていたか。
    > フロル嬢、あれはファントムです。
    > 怨念が場所に縛られた存在ですが憑依される事もありますので気を付けて下さい。
    > 彼は、まだ理性を保っていて危険はなさそうですが。」

    泉のそばには、嘆き悲しむ男性の……亡霊が。
    ハウリーさんが正体を知っていて助かった。
    どうやらライアン・ブレンさんの魂だけが現世に縛り付けられているみたい。
    彼はビル・サイファーさんを糾弾する言葉を吐き続け、そしてラーダの名を呼んでいた。
    ラーダの神官繋がりということがあるので、やり取りはハウリーさんに任せたほうがいいかな。

    ———————————————–
    PL

    木の高さを超えないように気を付けながら後ろの警戒を。

    11:40:55 定俊@メルフィー 怪物判定 対象:ファントム 2d6+6 Dice:2D6[3,1]+6=10

    泉の周りを調べる感じで。

    11:58:33 定俊@メルフィー 聞き耳 2d6+6 Dice:2D6[1,2]+6=9
    11:58:18 定俊@メルフィー 捜索 2d6+6 Dice:2D6[2,3]+6=11
    11:41:22 定俊@メルフィー 予備 6d6 Dice:6D6[2,1,2,4,2,1]=12

    HP:15/15 MP:17/17

    #3256
    ロビン
    参加者

      

      ────火曜日 [16] 

     
     
     早朝に森に入ってから、もうずいぶんの時間村を空けている。フロルたちが食事の時間にも戻らないことに、ドミも異変を感じているに違いない。そして、ルビンも(すべては彼女の自由意思による行動の結果であるが)、ここですやすやと眠り込んでいる。
     自分たちを探し、追い、あるいは身を潜めているものが、あるかもしれない。
     移動の間、ハウリーはときおり気を配り、フリューゲルも哨戒にあたるが、不審だと感じられるものはなにもない。
     森はいたって静かで、侵入者といえるのは、自分たちだけのようだ──。

     
      *  *  *
     

     泉の亡霊は、外界にはほとんど目を向けておらず、突然の訪問者たちに対しても目立った反応を示していなかった──注意深い観察ののちに、ハウリーが一歩踏み出し、静かに名乗りをあげるまでは。

    >「ライアン・ブレン神官。私はハウリー・マード。ラーダの司祭だ。
    > オランのラーダ大神殿から、ホルガ村の祝祭を調査するために派遣されてきた。

     暗澹たる嘆きの声はぴたりと止まり、亡霊は顔を上げる──
     

    > リサ神官を覚えているか?彼女はあなたを懐かしがっていたよ。
    > あなたの消息を訪ねる様に頼まれてきた。このような対面になって残念だ。」
     

      〈 ……リサ…………覚えている…………  〉
     
     

    >「しかと承った!!安心して任せるがいい!!
    > ラーダの神官戦士ハウリー・マードが
    > 邪教徒ビル・サイファーに必ずや正義の鉄槌を下して見せよう!!」 
     

     ハウリーは見た。まっすぐに自分に向けられた亡霊の顔、その目。
     なにも映さぬ暗い穴そのものだった亡霊の目が、ハウリーの聖なる宣誓によって、まるで命を取り戻したかのようにみるみると燃え出したのを。
     
     
      〈  ……司祭……ハウリー・マード司祭………… 〉

     
     ファントムは、自分がもうすでに肉体もなにも持たないのを忘れたような重々しい足取りで、這うようにハウリーの足元にやってくると、そのままうずくまって地に伏し、頭を垂れた。

     
    〈 ……おお…………ラーダは……我らを、見放しはしなかった……〉

          〈 我らを、救いたまえ………… 〉
     

     亡霊は、ほんのしばしの間、感極まって泣いていたが、すぐに顔をあげる。
     その姿は、もはやぼんやりとした幻ではない。
     爛爛と目を光らせた土気色の死人が、まるで目の前にほんとうにいるようだ。

     自分の死後から現在までどれほどの時間が経ったのかを、死んだライアン・ブレンが正しく認識することは不可能だった。だが、亡霊となってしてきたことは、自分がこの村にやってきてからの年月とその間に起こった出来事を、ただ永遠にくりかえし嘆き続けることだけだったのだ。

     ハウリーにうながされ、亡霊ライアンは、語りだした────

     
      *  *  *
     

     ライアン・ブレンの話は、彼が王都の調査団としてホルガ村を訪れた年から始まる。季節は夏から秋。リサ神官も一緒だった。
     そしてその調査のあと、その年の冬。自分ひとりこの地に移住することを決心した。王都の大神殿での修行の日々よりも、この村でのより人間らしい生活を、自分で選んだのだ。
     そんな彼の選択を、仲間たちは許し、村人たちは受け入れた。
     彼はとても幸せだった。この村は確かに、彼にとって、ひとつの理想郷だったのだ。

     そして、次の年の春がやってきた。祝祭の季節だ。
     その頃ホルガ村に、新しい男がひとりやってきた。リサたち調査団の王都での報告に触れる機会があり、この集落を知ったという。
     男は、ビル・サイファーと名乗った。

     そして、その同じ年の春に、ライアンとビルは初めて、この村の祝祭を体験した。
     この地に白夜が訪れ、空から消えた星々の叡智を、自分の内部に感じる──それは、貴重な体験だった。
     ビルは目を輝かせ、天啓を得たと言い、彼もすぐにこの村に移り住む決意をした。

     ビルは、穏やかで知性的な男だった。ライアンも含め村人は、彼のことも新しい住人として喜んで受け入れた。──だがビルの方が、いくらか村人たちとは距離をとっているような、不可思議なところもあった。
     

     そして、それから、3年後。それがひとつの異変の始まりだった。
     村に、奇妙な赤ん坊が生まれたのだ。
     白い肌、白い髪、そして瞳を持たない真っ白の目。
     ──そして、その赤ん坊の父親が、ビル・サイファーだった。

     それから続けて、ある出来事が起こる。赤ん坊を産んで数日後に、その母親が、子どもと夫を残して村から消えたのだ。
     残されたビルは言った、自分の産んだ子どもから逃げ出したのだろう、と。その弱さもまた人間の証だと、あっさりと言った。

     こんな体で、母に捨てられ、この子はきっと育たずに死んでしまう、だれもがそう思った。
     だが、赤ん坊──ルビンは、強い生命力を持っていた。

     ルビンは、母親の代わりに村の女たちが面倒をみる形で、すくすくと育っていった。
     村のほかのどの子どもより丈夫で、みるみる大きくなって、どこにでも入り込んで、村中にかわいがられ──同時に、見えない目でものを見、だれにも理解できない言葉を話す、どこまでも奇妙な子どもだった。
     ビルは相変わらずだった。娘のルビンのことはほかの者たちに任せ、よく村を留守にした。──妻の行方を探しているのかも、と言う者もいた。
     

     ……そして。ルビンが3歳になったころ──

     
     〈 ビル・サイファーは、ついに、その本性をあらわし始めた 〉

       〈 私だけがそれを知り、助けを求めるために村を出ることを試みたが、かなわなかった 〉
     

     〈 私はここでやつに殺され、 〉
     

     〈 ホルガ村と祝祭は、ビル・サイファーに乗っ取られたのだ 〉
     

         〈 すべては、やつの、計画だった 〉

     

     
    ────────
    ロビン@GM

    すいません、ライアンの話はまだ続きますが、ここでいったん区切ります(^_^;

    >移動中の警戒、ハウリー&メルフィー&フリューゲル低空飛行
    すべて、とくになにも感じません。

    >泉の周り捜索、メルフィー
    とくになにも見つかりません。

     

    ライアンは自分が死んでからの時間を正しく認識できていませんので、
    「いまから○年前」という説明方法はできませんが、
    「10年前を起点に、その○年後」かは、はっきり話せます。
    「いまから○年前」にまとめ直すと、こうなります。

    10年前夏〜秋 調査団滞在
    10年前冬 ライアン移住
    9年前春 ビル移住
    6年前 ルビン生まれる ルビン母(ビル妻)行方不明
    3年前(ルビン3歳) ライアン殺害

     
    また、亡霊ライアンは、ラーダ司祭ハウリーのおかげで
    一時的に生気と正気を取り戻した状態ではありますが、
    やはり亡霊であるがゆえに、
    ときに同じことを何度もくり返したり、
    この件に関係のないことまで延々としゃべったり、
    うまく説明できなくて堂々巡りをしたり、と
    聞きたいことを全部聞き出すまでに、非常に時間がかかります。
    とりあえずここまでで、15時くらいにはなった感じです。
    もうちょっと続くので、もうちょっとかかるでしょう!

     
    ちなみに、みなさん早朝に起きてから食事をとっていませんが、
    ここには泉の水はありますし、
    1日くらい食事抜きでもペナルティ等はなしとします。
     

    ルビンの様子
    ルビンは、いまだすやすやと眠っています。
    シャーマンは、この場所が、村とは違って、
    ルビンに深くかかわる「ドライアードの活性化」が起こっていないために、
    ルビンの休息により時間がかかっているのかもしれない、と感じます。

     

    【重要】シナリオ延長のお願い
    当セッションの終了予定日は、5月1日です。
    みなさんのご協力のおかげでだいぶ進みまして、
    次のつづきの進行で全貌も解明し、
    そこからいよいよ悪党本人も登場し、のこり2週間で決着するのではないかと……
    (すいません、延長ルールがどこに書いてあるのか今見つけられてないのですが、
    【2週間延長】でよいのですよね?)
     

    2週間の見通し報告

    作中ではまだ【火曜日夕方】ではありますが、
    GM的には、あのタイムテーブルはとっくの昔に見切ってます。うははは!
    水曜朝に最後の夜が明けたのちに、白昼のクライマックス、の予定です。

    ここまでストーリーと会話メインで来たのと同様、
    今後の決着も、ダイス処理による通常戦闘は、ありません

    という感じなので、参加者のみなさまに、
    シナリオの2週間の延長を、なにとぞお願いいたしますm(_ _)m

     

    #3258

    ついた場所は泉、陰と陽の間だった。
    腐った匂いがするも・・・ドス黒いものじゃない。

    (不思議だな)

    しんとした葛藤が静かにそこにある。

    >  〈 汚らわしき邪教徒、憎きビル・サイファー、やつを、止めてくれ 〉
    >      〈 ラーダよ、我らを救いたまえ…… 〉

    >「いたな・・・やはりホーントとなっていたか。
    >フロル嬢、あれはファントムです。
    >怨念が場所に縛られた存在ですが憑依される事もありますので気を付けて下さい。
    >彼は、まだ理性を保っていて危険はなさそうですが。」

     
     .

    話を聞く。

    >──そして、その赤ん坊の父親が、ビル・サイファーだった。

    ああ・・・。

    一瞬、ルビンの”瞳”がビルなんじゃないかって思ったよ。
    でも違う要素に賭けてかき消した。かき消したから、ルビンをここへ連れてきた。

    > 〈 ホルガ村と祝祭は、ビル・サイファーに乗っ取られたのだ 〉
    >     〈 すべては、やつの、計画だった 〉

    それは3年前だという。
    ルビンが3歳のとき。

    ルビンは・・・花を咲かせる・・・。
    ドライアード・・・いなくなった母・・・。
    ビルは暗黒神を信奉している・・・。ルビンは呪いによってできた子どもなのだろうか。
    ドライアードに呪いをかけて人の子を孕む?そんなまさか。

    ・・・。

    確かなことは、ビルはフロルを誘ってここへ招き入れたということだ。
    今年の祭りでルビンは花を咲かせる。
    ドミも今回の祭りで階梯が上がることを予感している。
    階梯を上げるために必要な素材としてビルはフロルを招いたと考えても、警戒し過ぎには当たらないだろう。
    むしろただ目撃者がほしいためだったとしても十分フロルは犠牲者だ。

    だが、待てよ。

    もう少し話を聞こう。

    —————————————
    PL

    >> この村の初代代表者だという。
    >> ある意味創始者かもしれないな。
    >いいえ……。ドミが言った内容(月曜5 #3014)は
    >「10年前の村長はビル」「自分の先代にあたる」でございます。

    なるほど了解です。
    文中にあるように、ライアンが来てからビルがなったのですね。
    時系列ありがとうございます。

    フロルのSAN値が下がらないようにアクションを入れておきたいところだけど・・・!
    まだ気をそらす場面ではないかな(チキンレース)

    延長もちろんOKです。

    #3260
    メルフィー
    参加者

    ライアンさんから語られるルビンちゃん誕生と成長の経緯を聞くと、偶然生まれ落ちたとは思えなくなった。
    とはいえ、どんな方法を用いれば、これほど特殊な存在が誕生するのかわからない。
    彼がラーダの加護を受けているというからには、まったくのでたらめなんてことはないだろうけど。

    ———————————————–
    PL

    聞いたことを整理している感じで。
    延長OKです。

    #3261
    ロビン
    参加者

     

      ────火曜日 [17] 

     

     
     村にルビンが生まれてから、次にやってきた祝祭から、不思議なことが起こりはじめた。
     驚くほど多くの者が、祝祭の瞑想の中で、よく似たビジョンを共有したのだ。

     それは、いまだ開いていない花──蕾、だった。
     白夜の村を包む、どこまでも明るい昼の光の中で、伸びゆくその蕾。
     
     それは翌年にも続き、そのビジョンはいっそう鮮明に明確になっていった。
     多くの者がそこに、輝かしい予兆と予感を感じ取っていた。
     

     だが。
     ライアン・ブレンは違っていた。2年続けて、彼はまったく違う種類のビジョンを見ていたのだ。
     自分の得た神秘は、自分自身で解かねば意味がない。その体験について、彼はだれにも言わずにいた。
     

     そして、ルビンが生まれてから3度目の祝祭が近づく夜──すでに真夜中なのに、祝祭前の最後の夜はまだ訪れない、そんな時間。
     村は、3度目の蕾のビジョンへの期待でもちきりで、広場からは人の声は絶えない。その喧騒から少し距離を置いた静かな森の間近で、ライアン・ブレンはひとりの仲間と語り合っていた────

     そのとき初めてライアンは、自分だけが見たビジョンについて、他人に向けて口に出したのだ。
     この2年、〈これ〉の解釈について、ずっと考えていたこと。そして、自分がどうすべきなのかを。

     それは、最初の年はとてもぼんやりとしたものだった。だが、次の年は違った。
     ──もしもこれが、ほかの村人の言うように、未来の〈兆し〉であるのならば。
     自分の見たそれは、〈凶兆〉に違いないのだ、と。
     もしもこれが、ラーダによる天啓であり未来への警告であるならば──神官である自分は動かねばならない。

     

      〈 青い空と、咲き誇る一輪の美しい花と、狂喜する精霊たちと、2本の樹と────

         祝祭の柱の周りで輪になって、踊り狂う人々────

      生命の力は渦を巻き、人々を飲み込み──人々は、枯れ果ててなお、踊り続けるのだ……  〉
     

     〈 そこには、恐怖も怒りも悲しみもなく、あるのは確かに、陶酔と恍惚、果てしない幸福だった。

          ──だが、違う。それは、ラーダの叡智とはかけ離れたものだ。

           もしもこれが予言であるならば、これは、成就させてはならない………… 〉

     

     もしも、今年の祝祭で自分が、さらにはっきりと〈予言〉を見るならば。
     このことを村のみなにも話し、自分は王都の大神殿に報告に行くつもりだ。
     その決心を、ライアンは、友であり仲間であることを微塵も疑っていなかった相手──ビル・サイファーに、告げたのだ。
     

     結果として、それが、ライアン・ブレンの人生の最大の〈失敗〉だった。
     

     そして。それに反して、ビル・サイファーは、〈正しく〉、〈間違えなかった〉。なにも迷わなかった。

     

     ……ライアンは、はっと顔を上げた。
     いままで感じたことのない、感覚があった。
     ────初めての感覚のはずなのに、〈それ〉に操られて、自分の身体が動き出していた。

     それは、目の前で微笑しているビルから、どうしようもなくにじみだしている、〈殺気〉というものだ────

     

    〈 私はその場から必死で森に逃げ込み、身を潜めた。
       だがビルは、まっすぐに私を追ってきた。猟犬のように。
        ビルの隠し持つ能力か、魔術かなにかだったのだろうが、私にはわからない 〉

     

     〈 ビルは、こう言った──── 〉

     

      ──私は、とても長い年月をかけた──その願いが、もうじき、かなうというのに。
      ライアン、この喜びを、友である君と分かち合えないのは、とても残念だ。
     

      ルビンはどんどん大きくなる。もうじき、花が開く────
      あの花を、だれよりも早く、君はビジョンとして見ていたのだな。
      そして、その代わりに、枯れゆく者たちのことも。

      だが、それは仕方がないのだよ。
      ルビンの力は強大だ。あれは、この物質界に存在しうる領域を超えている。素晴らしいだろう?
      だからあの子が存在を続けるためには、他者のエネルギーをわけてもらう必要があるんだ。

      あの子の母親は、それを知って、喜んで自分を差し出した。
      そしてこれからは、みんなが順番にそうするさ。
      ──それは、君が解釈したような、忌まわしいことじゃないんだ。
      

      予言の叡智など、君のような者の手にはとても負えやしないのに。
      君は、いたずらに悩み苦しんだ結果、解釈を誤って、こうして墓穴まで掘るはめになった。
      ラーダも、むごいことをするものだ。
      君もみなのように、なにも知らなければ、こんなことにはならなかったのに。
      みなと同じようにここで、この上なく幸福で満ち足りた暮らしを続けていけたのに。
     

      最期に教えてやろう、ライアン・ブレン。
     

      次の祝祭で、この村の神は、新しい名を得て、生まれ変わる。

     

        その名は ────  【  MIDSOMMAR  】  ──────

     

     

     〈 ビル・サイファーが【ミッドサマー】と呼ぶ、その神こそが、邪神 〉

           〈 正体は、わからない 〉

     

     〈  ……いまのホルガ村がどうなっているのかも、
        この場所に縛られ嘆くだけの無力な私には、わからない……   〉
     

    〈 だが、あの年の祝祭を境に、
          あの村は、ビル・サイファーと邪神の意思に支配されたのだろう──── 〉

     

     

      〈   そしてまた、白夜が、やってくる ──────  くりかえし、くりかえし  〉

     

        〈  ミッドサマーのさらなる新しい願いを叶えるためだけに、すべてが捧げられる、祝祭が  〉

     

     

    ────────
    ロビン@GM

    うう、時間かかってすいません……
    (あらぬ方向に熱が入りすぎて途中で我に返り、
     どう書けば簡潔になるのか迷走してました。アホか自分。
     結局5000字くらいボツにしてすっきり! ちなみにこの決定稿で2000字)

    ライアンは祝祭で「予知」のようなものを見ました。
    けれど、結果として、正しく対処することができませんでした。
    ライアンは逃げることもできず殺され、
    その自責と後悔が大きな未練となり、亡霊になりました。

    というところでまた切ります!!
    次は質疑応答編で。できるだけ簡潔に。

    #3262
    ロビン
    参加者

     

      ────火曜日 [18] 

     
     

     〈 この村の祝祭は、瞑想の儀式だ。
        ──いいやそれは、儀式と呼ぶほどのものですらない……ルビンが生まれるまでは 〉
     

    〈 白夜に、みなが一斉に天の星を思い、深い瞑想に没入することで、おのおのの精神が、開く。
       そこに、ルビンによる精神感応が発生してしまうのだ──
         それはあの子の意思ですらなく、ただあの子が存在するというだけで 〉

     

       〈 ビル・サイファーは、それに気が付き────それを、利用しているのだろう 〉

     
     
      *  *  *
     

     ビョルンは、移住当初からの、村の代表だ。ライアンが知る限りずっとだ。
     彼は高潔な人物であり、ライアンは彼を心から尊敬していた。
     干からびた「指」を見て、ライアンはビョルンの死を悟り、──ビョルンがルビンを通してハウリーたちになにかを伝えようとしたことを知り、むせび泣いた。
     そして、ビョルンは自らの精神力で、ビル・サイファーの支配にわずかながらに抵抗しつづけていたのだろう、と言った。
     

     一方、ドミという名を聞けば、ライアンは顔をゆがめる。
     それは、自分の死の直前に、新しい住人としてビルが王都から連れてきた女だという。
     それがいまの代表であるなら、その女は住人でもなんでもない、ただのビル・サイファーの傀儡なのだろう。
     その女が話したことで、ライアンの話と食い違う部分があるのならば、おそらくそれは女がとっさに答えたでまかせだ。

     

    ────────
    ロビン@GM

    延長期間に突入しようというところで、
    前回分に時間がかかってしまったことを、深く反省しました。
    こんなただの設定説明部分の描写に凝っている場合じゃありませんよ……

    以下、ライアンの予測も含めつつの、
    ぶっちゃけ方向強めの、まとめとなります。
     

    10年前夏〜秋 調査団滞在
    10年前冬 ライアン移住
    9年前春 ビル移住
    6年前 ルビン生まれる ルビン母(ビル妻)行方不明
    5年前(ルビン1歳) 「蕾」ビジョン
    4年前(2歳) 同上
    3年前(3歳) 祝祭直前、ライアンはビルに予言を話し、殺害される
    ※この【3年前の祝祭】を境に、ビルによる村人の支配が始まる

    祝祭、まとめ
    基本的には、みんな一緒に深く瞑想し、天啓っぽいものを各自で得る、という行事。
    が、ルビンが生まれて以降、「大勢が同じビジョンを共有する」ということが起こります。
    【祝祭での瞑想により、村人各人の精神チャンネルが大きく開放される
     →そこに、ルビンの精神感応が深く影響を与える】という仕組みです。
    ルビンの成長とともに、その影響はより強くなるでしょう。

    村人は基本的に、ビルに「認識書き換え」されています
    祝祭で自動発動する「ルビンシステム(仮称)」を、ビルは悪用しています。
    【村人の認識を、ビルの思い通りに書き換えている】のです。
    それは、【3年前の祝祭】で、始まりました。
    つねに操られているわけではないので、普段は村人の精神に異常は感じられません。
    また、ルビンが小さかった最初のうちは、作用も小さなものだったでしょう。

     

    さらに、ここまでで触れられなかった質疑応答分

    1、《我らを救いたまえ》の《我ら》とは誰の事?
    ホルガ村の村人(成仏したい自分含む)です。

    3、ビルはどの邪神の信者?能力値や技能を分かる限り教えて。
    神の正体と、ビルの能力値や技能は、ライアンには不明です。

    4、ビルが、我らをホルガ村に来て祝祭に参加するように仕向けた理由はなに?
    それは、ライアンにはわかりませんが……
    「養分」にするだけなら、外部の人間でもいいのでは?
    あるいは、成長したルビンは、完全な洗脳が可能になった? その実験?

    6、アンドレア、ビョルンとは家族ぐるみの付き合いだと聞いている。
      なぜ相談しなかった?
    自分が特に親しかったのは、ビルとその家族だ、とライアンは答えます。

    7、ビルに撃ち抜かれたとは、具体的にどうやって殺された?
    雷のような魔法で撃たれた、とライアンは答えます。

    9、この場所は、村と違い白夜の範囲から外れているようだ。
      ラーダの加護で守られている様な気がするのはなぜだ?
    この場所がいろんなよくないものから守られているのは、
    ラーダが、ライアンの祈りに応えているからでしょう。
    白夜自体は、ここでも起こります。

     

    さて。
    ライアンからの説明は足りましたでしょうか。
    回答もれがあったらご指摘ください。追加もどうぞ。

    現在時刻は、17:00くらいになりました。まだ明るいです。
    フロルは、メモを取りながら必死で話を聞き、かなりヘトヘトの様子です。
    ルビンは、まだ眠っています。(11:00に寝たので6時間経過)

    この火曜日は、このあと、真夜中を過ぎても暗くなりません。
    水曜の02:00-03:00の1時間だけ暗くなり、
    その夜が明けたら、祝祭の翌日(金曜)の夜が来るまで暗くならない、
    とライアンが教えてくれます。

    なお、ハウリーとジョシュアは火曜02:00に起床したので、
    【水曜02:00】までに1時間以上の睡眠をとらない場合、
    その時刻以降、全ての判定に-1のペナルティがつきます。
    フロルは【03:00】、メルフィーは【04:00】です。

    村は、ここから森の中を歩いて1時間くらいの距離です。
    泉の周囲の森は、いま現在は、とても静かです。
     
     

    【重要】延長の決定と御礼
    みなさん、延長了承、まことにありがとうございます。
    シナリオ終了予定日は【5月14日】となります。

    #3263
    削除
    参加者

    「我々が会ったアンドレアこそが魔法で変装したビルだったのかもしれません。。
    ビョルンがビルの魔法に抵抗したため、死んだ事にして家に監禁し、
    ビルがアンドレアに化けて見張っていた、という所でしょうか・・・」

    「そして本物のアンドレアとビョルンは、ルビンの養分にされて燃やされた・・・」

    「ビルは、最低でも3レベル以上のソーサラーである可能性が高いですね。
    その上、ダークプリーストでもある。その邪神はおそらくは・・・」

    「メルフィー嬢、フリューゲルに周囲の哨戒をお願いします。
    今度は探すのは人間ではありません。
    フクロウ、カラス、猫など、あるいはインプ。使い魔の可能性のある物で
    こちらに意識を向けて居る物を探してください。」

    「私も周囲を良く見てみます。
    見つけたら即座に攻撃そして報告をお願いします。」

    「なぜビルはフロル嬢を村に呼び寄せたのか?
    生贄にするため?
    なぜビルはフリューゲルを落とさせたのか?
    我らをおびき寄せるため?何の為に?」

    「我らを村から離して、その間に村で何かよからぬ事をしている?
    それとも逆に、我らをこの場所に導きたかった?
    しかし使い魔だけで囮は十分なのに、
    祝祭に欠かせないはずの奇跡の巫女ルビンまで
    囮にしてしまっているのがあまりにも不可解だったのですが・・・」

    「やっと納得しました。疑問を考える事自体が無意味なのでしょう。
    ライアンの話を聞いて、色々と不可解な事の理由が分かりました。
    恐らくは理由などないのでしょう。ただただ狂気のなせる業。」

    「星界にいて人々に熱狂と陶酔をもたらす存在。
    論理に依らず、不条理に狂った閃きを与える存在。
    一晩じゅう踊り狂って人々に狂気を植え付ける邪教徒。
    思いつく邪神は一つだけです。
    即ち、名もなき狂気の神!
    ルナティック・ダンスを使うのならば、ビルは最低でもダークプリースト5レベル。」

    「恐らくはドミも信者なのでしょう。
    思い返せば、ドミも偽アンドレアも、あまりにも話のつじつまが合わなすぎた。
    村人に聞けばすぐ綻びが出たであろう、嘘というには稚拙すぎるデタラメだった。
    何故そんな事をするのか?不合理すぎて返って意図を計りかねていましたが、
    狂気を信条とする邪教徒だったならば、説明がつきます。
    深い意図など始めから無かったのでしょう。」

    「さて今後について私の考えを提案します。皆さんの意見を聞かせて下さい。」

    「敵は二人。ビル・サイファーとドミ。
    ビルは推定名もなき狂気の神の司祭5レベル以上かつソーサラー3レベル以上。」

    「フロル嬢、ライアン・ブレンによって祝祭の真実が判明しました。
    もはやラーダの祝祭ではなく、ビル・サイファーによって歪められ、
    名もなき狂気の神の祭りと化してしまっています。
    これ以上のレポートは無意味。村に滞在する必要もなくなりました。
    ここから先は、学究の徒の領分ではなく、邪教徒を成敗する冒険者の領分です。」

    「幸いな事に、ここは王都からたった一日の距離です。
    警護対象であるフロル嬢の安全を確保するため、
    ビルによるルビンの悪用を阻止するため、今すぐオランに戻りましょう。」

    「これがファラリスならば、逃がさないように強襲をかける所ですが・・・
    不幸中の幸いにして、敵は名もなき狂気の神の邪教徒。まともな論理は無意味。
    祝祭も近づいている以上、逃げ出す事はしないでしょう。」

    「戻ったら、官憲とファリス神殿に、ホルガ村が邪教徒に占領され、
    村人たちが狂気の種を植え付けられている事、祝祭の事を全て報告します。
    そしてルビンを奪い返されないように、ルビンが周囲の人を養分にしないように、
    魔術師ギルドで厳重に保護して貰いましょう。
    フロル嬢、あなたにルビンの事をお願いしたい。」

    「それらの手配が終わったら、
    私はビルと決着を付けるため、ライアンを成仏させるため、
    ホルガ村に急ぎ戻ります。その時に置いてきた荷物もすべて回収してきます。
    二人には出来れば手伝って頂けると有り難いですが、
    フロル嬢をオランまで送れば依頼は終了。その後の行動は任せます。」

    寿@PLより________________________________

    【行動宣言】
    名もなき狂気の神なら、使い魔で見張りとかもしてなさそうだけど、念のため。
    もう一度、聞き耳とインフラビジョンと捜索で、周囲の警戒。
    今度は人間でなく使い魔を探します。
    もし攻撃範囲に怪しいのを見つけたら即射撃します。
    使い魔じゃなくても食料ゲットできて一石二鳥。でも人間だったら攻撃しないですw

    オランに戻るのが良いかどうかは、ぶっちゃけ確信ないけど、
    フロルの安全確保と、何より祝祭にルビンを参加させない為には、
    ベターじゃないかなと思うこの頃。

    もしも使い魔が見つかって、撃墜できたら
    その勢いで村に行っちゃってもいいかもしれない・・・かもしれないw

    ルビンが生きるために人の養分が要るなら最後は死んじゃうのかな?
    魔術師ギルドで解決出来ればいいけど・・・
    それともPCが処する、という鬱展開だったりして・・・

    あるいはオランに戻るチームと、村に戻るチームで手分けするのもアリかな?
    いやでもオランに戻って取って返して最短でも二日かかるから終わってるかな?

    その場合は、ハウリーは村行きチームで。
    メルフィーよりもハウリーのMPが重要だったかもしれない。
    サニティ―かけまくる必要があるかも・・・GMに引っ掛けられたかw 

    【ダイス】
    21:53:40 寿@ハウリー 聞き耳 2d6+5 Dice:2D6[4,4]+5=13
    21:53:49 寿@ハウリー 捜索 2d6+5 Dice:2D6[6,3]+5=14
    21:54:03 寿@ハウリー 予備 10d6 Dice:10D6[6,4,3,2,6,2,4,5,3,3]=38

    【ステータス】
    HP:24/24 MP:6/18

    【覚書】
    インスピレーション
    コンスピ:シルフ
    1ゾロ2回
    前金300ガメル

    #3264
    ロビン
    参加者

      

      ────火曜日 [19] 

     
     
     必死の形相で亡霊の話を聞き取っていたフロルの、ペンを握る手はとっくに動きを止めていた。

    > これ以上のレポートは無意味。村に滞在する必要もなくなりました。
    > ここから先は、学究の徒の領分ではなく、邪教徒を成敗する冒険者の領分です。」

    「……はい……わかっています……」

     こうなっては自分は護衛の対象でもあり最大の『お荷物』であることを痛感し、フロルはぎゅうっと身を縮こませ、ハウリーの言葉にうなずいた。

    「わたしは、みなさんの指示に従います」
     

      *  *  *
     

    >「幸いな事に、ここは王都からたった一日の距離です。
    > 警護対象であるフロル嬢の安全を確保するため、
    > ビルによるルビンの悪用を阻止するため、今すぐオランに戻りましょう。」

     ハウリーのその提案を聞き──
     フロルは、不安そうな顔をし、迷ったあげく、おそるおそるこう口をはさんだ。
     

    「……ルビンちゃんをこのまま、わたしたちが王都まで連れていく、ということですよね……?」

     
     ──ルビンは、湿っておらずできるだけ柔らかそうな地面に寝かされ、まだすやすやと寝息を立てている。そちらにちらりと顔を向け、少女に気取られることを怖れるように、フロルは出来る限り声をひそめた。

     
    「……でも、ルビンちゃんは、あの村を故郷だと思い、村人の願いを叶えることを喜びとしている……ルビンちゃんは、あの村を、愛しているんですよね……?
     いま眠っているルビンちゃんを、わたしたちの判断で、村から引き離し連れ去ったら、彼女が目を覚ましたとき、どう思うでしょうか……?」
     

    「彼女は、まだ、幼い……わたしたちが必死で真実を話をしたところで、全部を理解してくれるでしょうか……?
     彼女が生まれていままで信じていたものが、〈邪悪〉だったから、なんていうことを……?」
     

     フロルの声は、それを言葉にするにつれてどんどん大きくなってゆく不安を抑えきれず、震えた。
     

    「……もし……もしも、あれほどの力を持つ精霊使いであるルビンちゃんが、心から動揺したり、……一時的にでも、わたしたちに敵意を持ったり、したら…………?」
     

     そしてそのささやきは、着地点もなくそのままかすれて消えた。

     

      *  *  *
     

     ハウリーの周囲警戒に、ひっかかるものはなにもない。
     明るい森は、異様なほど、静かだ。

     

     ルビンが、少し身じろいで、寝息まじりののどかな声を、小さくもらした。

     起こせば目を覚ますか、あるいは、放っておいてもじきに自分で目を覚ますかもしれない。

     

     
    ────────
    ロビン@GM

    はい、説明パートが一段落したところで、
    あらためて、NPCや周囲の描写など書きました。
    あと現在出ている案への、NPCからの反応です。

    フリューゲルの使い魔哨戒については、
    メルフィーが宣言をした時点で、実行したとします。
     

    寿さん、素早い反応と次への具体的行動案をありがとうございますm(_ _)m
    「PCたちがこれからどうするか」を、
    みなさんで決めていただくことになります。
    その話し合いだけで延長期間半分くらい軽くなくなりそうなので、
    僭越ながら、GMも、意見の取りまとめに参加させていただきたく……
    これは、残り期間を考えた上での、苦肉の策ということでm(_ _)m
     

    現在出ているハウリー案

    1.眠っているルビンを連れ、ここから全員で王都に帰還する
    2.王都帰還組と村に戻る組に分かれる
      (王都帰還組=フロル&ルビン?+他 村組=ハウリー+他)
    3.(使い魔が見つかって、撃墜できたら)全員で村
    4.その他 行動案大募集中!
     

    この森の中から、ホルガ村を避けながら王都に向かうには、
    最低1人レンジャー技能所持者が必要、とします。
    いない場合、確実に道に迷います。
    (なおライアンはファントムなので基本的にはこの場から移動はできません)

     

    最終進行(火曜18)の48時間後は、【5月1日(土)17:30】です。(目安として提示)
    さすがに強制進行はしませんが、
    活発な意見交換がされ、みんな納得の行動宣言がスムースに決まるよう、
    なにとぞご協力をよろしくお願いします。

     
    【追記】4/30 15:20
    追記です。
    延長期間に入らざるをえなくなり、みなさんにも焦りを感じさせてしまっていると思います。
    どうもすいません……。ひとえに、わたしの力不足です。
    このシーンで突然放り出された形で、難しい決断だろうなあ、と思っています。

    ですので、もし、
    【もうちょっと、行動選択の指針とか、見通しとか、判断のヒントが、ほしい!】
    ということであれば、言ってください。
    (これは、みなさんの総意でなく、だれかが言えば発動する、という感じでー)
    正直ヒントになるかわかりませんが、GMから、なにか出ます(笑)。

     

    #3265
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    参加者

    >「彼女は、まだ、幼い……わたしたちが必死で真実を話をしたところで、
    >全部を理解してくれるでしょうか……?
    >彼女が生まれていままで信じていたものが、
    >〈邪悪〉だったから、なんていうことを……?」

    「確かにフロル嬢の懸念はもっともです。
    最大の脅威はルビンかもしれません。ビルはルビンの力を悪用していただけで、
    実はダークプリーストとしての力は、大した事がないという可能性もありますね。」

    「それにルビンは、まともな教育は受けていないようですし、
    善悪の判断も出来ず、邪神の誤った価値観を植え付けられている。
    フロル嬢が恐れるのは当然です。」

    「ですがその本性は決して邪悪ではないはず。
    ルビンはフリューゲルを殺したくないと言った、それこそが彼女の真実。
    ここで休憩してルビンの目が覚めたら話してみましょう。」

    「善悪や村について論じても理解できないと私も思います。
    ならば、ルビンに真摯に“お願い”してみましょう。
    我らと一緒にオランまで来て欲しいと。
    この私がフロル嬢とルビンと共にオランまで参ります。」

    「ライアン、教えてくれ。君はビルと家族ぐるみの付き合いだった。
    つまりルビンの事も出生から三歳まで毎日成長を見守ってきたのだろう?
    ルビンにとってはとても親しい叔父ともいえる存在だ。
    子守や、遊び相手、あるいは先生として接してきたはずだ。」

    「ライアン、ルビンは村を救う為に協力してくれるだろうか?
    ルビンの協力を得るためには、どうすればいい?何が必要だろうか?
    ルビンの目が覚めたら、君からも話をしてくれないか?」

    寿@PLより________________________________

    更に案として、
    1、ルビン、フロル、ハウリーがオランまで行く。
    2、全員で、村に戻る。

    邪教徒であると判明した以上は、
    ビルとドミをフルボッコした方が早いと思わないでもないんですがw
    だってこの世界、暗黒神陣営には生存権はないしw
    ビルの首をライアンに見せれば、成仏するでしょうしw

    ていうかビルとドミならルビンの養分にしてもいいかもしれないw
    養分って、多分生命力か精霊力だよね。
    だとすると動物や植物、魔物でもたぶんOKだと思うので、
    わりとルビンが生きていくのに困らないかも・・・
    ルビンの養分について、もっと情報が欲しい所。起きたら効くカナ。

    GMが戦闘は無いとぶっちゃけているので、
    戦闘以外の解決策を見つけるのがベストルートなのだなと。

    その場合、戦闘以外の解決策とは何だろう?と考えた場合、
    ルビンをオランまで連れて帰って、祝祭に参加させない事かな?とか。

    今から思うとオランまで一日という近距離も、この解決策に導く伏線だったんじゃ?
    というメタ予想をしてみたり。

    しかし逆に、ルビンを味方に付けた上で、
    祝祭に参加させて村人を正気に戻すのが解決策かもしれない・・・

    ライアンがやろうとしたように、村人たちが正気なら真実を話せば、
    風向きが変わるかもしれない・・・

    でも、村人は普段正気だというけど、
    PCが留守にしてる間に、ビルに正気を奪われちゃったかもしれない・・・

    行動を決めるには、確かにまだ情報不足かな、という所で、
    情報源のライアンにまだ聞いてない事があったなと、
    取りあえず、ライアンへの追加質問と要請。

    ルビンの脅威を取り除くためのお願い案
    1、一緒にオランまで来て欲しい。
    2、魔法を掛けるから抵抗しないで受け入れて欲しい。
     (候補はチャームかスリープかな。)
    というのはどうだろう。

    今は火曜日の夕方前なので、オランにつく頃には、前夜祭が始まる前くらい?
    急いで取って返しても、村に着くのは祝祭が始まっている頃かな?

    チーム分けしないと、前夜祭で、全員正気無くしてるような気がする・・・
    でも肝心のルビンが、こっちに居るから、逆に何も出来ないかもしれない。分からんね。

    #3266

    ライアン・ブレンの語りでおれはひとつの疑似体験をした。
    ホーントだからだろうか。直感がよく働く。

    >    その名は ────  【  MIDSOMMAR  】  ──────

    おれは、これからおれが取る選択の行動が脳裏に浮かんだ。

    ルビンに深く刃を突き立てる想像だ。
    屠れ。首の皮一枚繋いでいてはいけない。

     .

    「ハウリー。おれはルビンをここで殺したほうがいいと思う。
     これは・・・命を持った魔具だ。
     闇の司祭が創った強力な魔具なんだろう」

    わかるだろうか。わかってほしい。一人の人間としての子供、なんて存在じゃないということを。

    「ルビンをオランに連れて行って、誰に何と言って預ける?
     噂は漏れる。邪教信者の間で噂されるぞ。そしてその邪教信者の間でまた巫女と呼ばれ、奪還試合が始まりそうじゃないか。
     ルビンは今の時点で、邪教信者垂涎の魔具だ・・・」

    ルビンに罪はなくとも、害があるのだ。周りを滅ぼすほどの強大な力を持っているという害。

    「ビル・サイファーと共にルビンも葬ったほうがいいと・・・おれは思う。
     ルビンはミッドサマーの声を聞き、その願いを受け入れるんだぞ。
     ミッドサマーは世に姿を表していないだけ、どこからでも見ている。
     オランで今後過ごすルビンがミッドサマーの声を聞かなくなるなんて考えられない」

    「未知数な能力を実験台にするため、学院に納めるという未来のための行動なら、オラン行きも納得するが」

    ひとつの邪教徒の村から強大な魔具を持ち出すんだ。
    覚悟がなきゃ始まらない。
    何なら村に火だってつけてやるさ。
    もう夢を見るのは終わりなんだ。

    —————————————
    PL

    うーん!
    ルビンを始末するに1票です。。。
    でもいま寝てるからサクッと、ではなく(そうすると何が起きるかわからないですし(例:村人全員を一斉に敵に回してPCあぼん))順番に仕留めていって祭りを起こさせなくさせ、脅威が最小になった頃にプッスリと。
    しかしルビンはミッドサマーの命令を受信して行動できちゃうんですよね・・・。怖いな。

    ビルがどこに居るのかわからないのも怖い。
    →本祭を待たずして無理やりミッドサマー召喚されちゃう可能性もあるし。

    フロルは帰してもいいと思います。でも、連れて行く余力がない。

    つなっこ案
    1. 眠っているルビンを起こさせなくする(物理的?魔術的?精神抵抗高そうだなあ)
    2. ビルに見つかる前にルビンを処分するorビルと対峙する
    色気がないなあ・・・。というかビルがどこに居るのかわからない。
    アンドレアがビルに化けてる説、いいですね。

    →わかりました。
    もしアンドレアがビルに化けているなら。
    センスマを使ってもらったほうが早いのですが、別の方法として、
    アンドレアにライアンがかつて見た<凶兆>の話をします。
    「以前ここに住んでたライアンって人が見たらしい”今年の祭り”って、やべービジョンなんだってな」と、ジョシュアならものすごくチャラく軽くアホっぽくてイラッとする言い方で言えそう。
    そんでアンドレアが襲ってきたならこれビル・サイファーや。

    ドライアードがルビンの味方なのも厄介。
    村に火をつけちゃおうかな!?(やめろ

    #3267
    ロビン
    参加者

     
      ────火曜日 [20] 

     

     ハウリーの言葉に、ライアンは初めて、眠っているルビンの方に、目を向けた。
     ……いままでは、あえて、目をそらしていたのだ。
     
     

    >「ライアン、ルビンは村を救う為に協力してくれるだろうか?
    > ルビンの協力を得るためには、どうすればいい?何が必要だろうか?

     〈 ……わかりません…………そんなことは、私には、わかるはずがない 〉

     〈 私には、あのビルが企てていたことを見破る力すら、なかったのだから! 〉

     

    > ルビンの目が覚めたら、君からも話をしてくれないか?」

     〈  ……司祭、あなたが、そう言うのならば  〉

     ライアンは重々しくうなずいた。

     〈  だが、私が本当に力になれるかどうかは、私にはわかりません……  〉

     
     
    ────────
    ロビン@GM

    ライアンは、司祭であるハウリーの指示に完全に従います。
    自分はすでに失敗していて、ハウリーにすがっていますので。
     

    > GMが戦闘は無いとぶっちゃけているので、
    > 戦闘以外の解決策を見つけるのがベストルートなのだなと。

    「ダイス処理による通常戦闘はしない」というだけですので、
    「こちらからビルを襲撃する」等の選択肢を否定するものではありません。

    > だってこの世界、暗黒神陣営には生存権はないしw
    これも同意です。

    ……が、いくらハウリーが高レベル司祭でも、なんらかの形での、
    「ビルが邪教徒であるという証拠」的なものは、欲しいところです。

     
    それと、「ベストルート」とかはないです。
    GMは、「模範解答」を用意していて、それを基準に
    みなさんの行動を評価する、というスタンスではありません。
    ここが最後の大きな分岐点なのは確かです。
    みなさんの行動の結果として、物事は、なるようになりますm(_ _)m

     

    みなさん、自由に、そしてパワフルに、
    いろんな行動を考えてくださっていて、たいへん感激しています。
    ヒントとか全然余計なお世話でした(笑)!
    決定まで、黙って見守ります。
    新たな質問等があれば、どんどんどうぞ。

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